DIARY

TITLE : TO PERUSE

秋物のリリースも増え、今週末17A/Wのブランドブックのリリースを控えた週末前に少しDIARYを開いてみました。店頭でもやはり秋口になると夏ヘビーローテーションで着用していたスニーカーより、足下はブーツが落ち着いて来ます。何でかと問われても難し問題で、答えはより明確なのかもしれません。CALEEというブランドにおいても、またアメリカンカジュアルという部分にとってもワークブーツという代名詞はなくてはならない存在だからという答えのみにつきます。ブランドとして毎シーズンリリースし続ける新作のブーツ、そこにはトップスやボトムス同様にJAPANというプライドを掛けた物作りがブーツにも表現されています。質実剛健な、そして日本人が考えるワークウェアとしてのブーツ、そして履く人独自のエンジングが楽しめる、そんな点がやはりスニーカーとは違った楽しみではないでしょうか。個人的には数年前にリリースされたこのレースアップのブーツが非常に気に入って良く履いています。秋になると、何故が自然とブーツが履きたくなる、それはCALEEのスタイルという中でも普遍的なものなのかもしれません。
僕らがブーツに拘る理由はそんな所から垣間見る事が出来ます。またスニーカーという物があるからこそのブーツである事は皆が思っている事です。スニーカーというスタイルとブーツというスタイルどっちがという答えは愚問であって、スニーカーを知った上で、ブーツに辿り着いているというプロセスは根源にあります。現行のアイテム以外にもヴィンテージのスニーカー、または老舗ワークブーツブランドのブーツまで様々な物に足を通し、自分たちがそこから気づいた事や学んだ事、それがCALEEのブーツでは表現されていると感じています。そんな事を考えているとこらからの秋冬のブーツの楽しみ方がひとつもふたつも増えて来るような気がします。

Kentaro Motoki /Staff

TITLE : PRO-Keds

自分がPRO-Kedsのスニーカーと出会ったのは、確か小学生の頃だったと思います。当時、僕は部活動でバスケットボールにのめり込んでいてて、NBAのVHSや雑誌などの資料を買い漁っていました。好きなプレーヤーのプレイスタイルからどんなバスケットボールシューズを履いているかをチェックし、友人とあーでもないこーでもないと話すのが楽しみでした。そんな時、バスケットボールのヒストリー的な本に出会い、それに出ていたのがバスケットボールシューズのPRO-Kedsでした。その頃は、NIKEのバスケットボールシューズが主流だった事もあり、「そんなスニーカーがあるんだ」的な感じでしか気に留めていませんでしたが、中学校に進学し、ファッションに気を使うようになると、自分がかっこいいと思った先輩の足元を見るとPRO-Kedsを履いていたのがきっかけで購入したのを覚えています。その頃は渋カジ全盛期の頃で、ファッション雑誌を見ても、PRO-Kedsを履いている人は多かったと思います。
その後、CONVERSEやVANSなどが流行り始め、それらに移行してしまった為、それから履く事がなくなってしまっていたのですが、3年前にCALEEがコラボレートしリリースしたモデルは、一足はボロボロになるまで履き潰してしまう程、履き込みました。
そして先日リリースとなったのが、今シーズンのコラボレートモデル。今回はROYALのハイカットをベースに、クロコダイルの型押しレザーを使用するなど、ブランドらしさを注入した渾身の一足に仕上がっています。
秋になるとブーツが履きたくなりますが、今年はこいつにもかなりお世話になりそうです。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Bikers Mind

9月も中盤に差し掛かろうとしており、本来であればバイク通勤が気持ちの良い時期になって
来たのではないでしょうか。個人的に今まで跨っていた愛車を後輩に譲り、新しいバイクの到着を待っている状況です。仕事仲間のバイクでの通勤やツーリング仲間のインスタなどの情報で自分のバイクの到着を今か今かと心待ちにしています。
個人的にCALEEやアメカジを好きになったきっかけがモーターサイクルで、アメリカンのバイクは格好良いなと言う部分から単純にスタートし、モーターサイクルカルチャーに通ずるファッションや歴史等に興味を持ったのがきっかけです。大型のハーレーに跨るのは思春期の憧れ的な部分でもありましたが、自分が大人になり、初めてハーレーを所有した時の事を閃名に覚えており、自転車を覚えた少年の様に、何もなくてもバイクに跨ってブラついたり、事あるごとにバイクに乗って出かけていきました。
今、バイクを手放し、新たなバイクの到着を待つ気分もその時に似た心境なのかなとも思います。良い意味でバイクの無い期間がバイクへの情熱を高めてくれている様な気がします。バイクが到着したら、初心に帰り、時間を作って遠出でもしたいですね。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : ROOTS REVIVAL

2017年秋冬のテーマには”ROOTS REVIVAL"掲げました。

ブランド設立13年目の秋冬を迎え、今一度原点に立ち返り物作りや、世界観を見直すことにしました。アメカジも落ち着きつつあり、日本全体のファッションも同じように飽和状態になっているように感じます。ライフスタイルに重きを置き、洋服に対するプライオリティーが低くなっているのが現状の様に思われます。それに対して、7年前アメカジが広く浸透した時には洋服を格好良く着こなし、都会に繰り出すライフスタイルが一般にまで波及していたように思われます。その時に立ち返ってみれば、今はライフスタイルの為の洋服ではなく、数字を追いかける為の商売になり過ぎているブランドが多いのではないでしょか。やはり洋服が持つ根本は仕事をする為の活力やライフスタイルをさらに充実する為のギアではないでしょうか。だからこそ今回のコレクションやカタログは根本に立ち返り、洋服が本来持つ楽しさや、手にした時の喜び、生活に根付いた物作りを意識しました。今回のカタログ撮影でもメキシコまで足を伸ばし、いつもの様に根を詰めるのではなく楽しみながら撮影を行っております。それが滲み出るようなカタログになっております。
秋物コレクションも徐々に入荷し出し、9月末にはブランドブックもリリースとなります。今回の"ROOTS REVIVAL"はキャリーの原点 が垣間見えるコレクションとなっております。また、スタッフ個々のライフスタイルにもその思いが詰め込まれております。是非、秋冬コレクションお楽しみに。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : INDIGO BLUE

ここ最近読んだ本の中で、こんな文章の一文がありました。

深く濃く染められた縦糸の青と横糸の未染の白は 何度も何度も綾を重ねながらゆっくりと時を刻み 交じり合ってひとつになるふたりが織り成す深い絆は決して色あせず永遠を誓う

とても良い文章だなという印象を持ちました。それまで構築された物語と感情移入も相まってグッとくる文章に仕上がっていました。それでも、最初に気づいたのは、この文章は綾織り。取り分けインディゴ染されたデニムを表しているのだと思いました。
デニムを男女に・・・とりわけ夫婦に例えるとしたら 縦糸のブルーが夫。横糸の白が妻でしょうか。 じっくりと時間をかけ、ジーンズマニアが思わず喉を鳴らすほど、艶やかなインディゴ・ブルーを演出するには、それなりの人生を生きてこそのことなのでしょう。

いわゆるヴィンテージ・ジーンズに見られる独特の風合は、ある種夫婦間の縮図のようにさえ思えてきます。 人生とはときに波乱に満ち、およそ平凡といえる人生を送ることは、よほどでもない限り不可能。むしろデコボコとした日々のリアルライフの中にこそ、ひと時の悦びを感じえる瞬間があるというものではないでしょうか。

私自身、人生の岐路を向かえ、これからの人生をいかに生きるかの矢面に立たされていると感じています。 願わくば残りの人生をINDIGO BLUEの艶めいた輝きのごとく、味のある時間にできたらと願ってやみません。

Naoto Monma / Writer

TITLE : ROOTS

ちょうど先週の話になるのですが、これまで東北に行く機会も人生で殆どなく、また先輩の故郷を見てみたいという興味もあり、PRESSの高橋の故郷である秋田県の実家にお邪魔させて頂きました。秋田まで道のりは先輩のバイクに乗せて頂き、途中休憩も挟みながら東京から8時間ほどで到着という流れでした。所要時間をみるとすごく長い旅路の様に感じるかと思いますが、実際には疲れはありましたが、思っていたよりはそこまで大変な印象はありませんでした。といってもまだ自分はバイクの免許を所得していないので後ろに乗せて頂いていただけなのですが、やはり自動車とは違い、天候の影響を受けるのですが、それはそれで旅の思い出となったような気がします。その中で自分も免許を取って一緒にツーリングをしながらいければもっと楽しく、バイカーならではの会話やもっと思い出の残ったのだろうなと感じました。この旅をきっかけに自分もバイクに乗ってみたくなり、また自分自身の運転で地元の大阪に帰るというのも今後楽しみになったので近いうちに免許を取ろうという気持ちがより一層強くなったきっかけとなりました。
先輩の実家に到着して、まず始めに趣のある日本家屋に驚かされました。座敷には囲炉裏もあり、まさに誰もが想像する日本の家屋といったイメージでした。そこで思ったのはやはり、こういった環境での生活も日本らしさを考えるCALEEのスタイルに繋がっているのかと感じました。

また普段の仕事の現場とはまた違ったらリラックスした場所では何気ない話も気軽に出来、とても充実した旅となりました。人それぞれ色々なルーツがあり、新しい提案が生まれてくるのかと改めて感じ、またそういった個性が自分の色となりブランドとしてもより一層の幅を出せるのかと思いました。今回の旅は、バイクでの長旅や先輩のルーツを探れたりと自分自身の経験値を上げてくれたとても大事な出来事だと思い、こういった環境で仕事をさせて頂いている事を嬉しく思い改めて今後を担うスタッフとして頑張っていこうと強く思いました。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : 立ち上がりを迎えて…

今週より、2017A/Wコレクションの立ち上がりを迎えました。まだまだ残暑の続く8月ですが、ファッション業界の周期とは早いもので、コレクションに関しては長袖アイテムが8月からスタート、そしてブランドとしては次の春のコレクションに向け、動き出している最中です。個人的にも夏物の気分は終え、長袖アイテムに目が行き始めています。やはり、ファッションに関しては季節をいち早く先取りたいものです。
今週から立ち上がった2017A/Wコレクションもまだお披露目出来ているのは、ほんの一部ですが、これから様々なアイテムがリリースされます。原点回帰と言っては大げさかもしれませんが、そんなアメリカンカジュアルという部分にもう一度しっかりと向き合って製作したアイテム、また新たな試み、ブランドとしての挑戦としてリリースに至ったアイテム、または今までとはまた違った角度、視野から物作りを考えたコラボレーション別注アイテム、今季も沢山のアイテムがお客様には新鮮さ、または王道という部分を感度として伝える事が出来ると思います。
また、このメインとして着用するにはまだ早い季節の中、シーズンの立ち上がりが見られるというのも個人的に毎シーズン楽しみにしている部分です。季節が秋へと移り変わって行くのはまだまだ先の話かもしれません。この時期になると、自分の中で何に新鮮さを感じ、何に興味を示し、何を求めているのかを再認識出来るような気がします。秋冬のスタイルを考える上でも自分にとっても非常に大切な時期、どんなコレクション展開をお客様に魅せる事が出来、感じ取ってもらう事ができるのか、そんな部分もこの時期には楽しみに感じるところです。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : 日本を感じる

ここ数年で、海外から日本に観光に来られる方がかなり増えており、海外の方とコミュニケーションを取る機会が増えております。その際、こちらから特に聞いているわけではないのですが、「こういうところがオススメのスポットだよ」、「こういう食べ物が美味しいからこのお店行ってみて」など、自分の国、自分が住んでいるところをとても説明してくれます。また、カタログ撮影で海外に仕事で行く機会もありますが、その際も同じで、自分の街をアピールしてくれるのです。
果たして、自分はそこまでやれているのだろうか?そもそも生まれ育った街、今住んでいる街を深く知っているだろうか?など、海外の方と話すと毎回そう感じます。
CALEEではスタッフ間で7月から8月にかけてバケーションを取るようにしています。それはリフレッシュという部分もありますが、日常の仕事などでは感じる事が出来ない事を、ゆっくりとした時間の中で考えてみる期間でもあります。自分はちょうど先週くらいに頂いたのですが、海外旅行なども考えた結果、国内旅行に行ってきました。都心では味わう事が出来ない日本の風土、風景美、味等々、海外の方は勿論ですが、その土地に行った事がない日本の方にも伝えたい、日本の素晴らしさを感じる事が出来ました。

これはCALEEのモノ作りでも言える事です。ブランドポリシーとして、"JAPAN PRIDE"を掲げている以上、もっともっと他にあまり知られていない、日本の素晴らしい技術や品質を伝えていけたらと思っています。
8月に入りました。まだまだ暑い夏が始まったばかりですが、2018AW COLLECTIONが立ち上がります。皆様にお披露目出来るのが今から楽しみです。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Summer memories

梅雨も明け、本格的な夏を迎え、蝉の鳴き声や身を焦がす照りつける太陽が夏を感じさせてくれます。毎年、本格的な夏になると、決まって思い出すことがあります。それは青春時代を野球に捧げた過去の自分であり、そのときの思い出が、決まってこの時期にフラッシュバックしてしまいます。それは、当時の夏が色濃く自分の人生に影響を与えているからではないでしょうか。あんなにも何かに真剣に、一生懸命になって、打ち込んだのはそれが初めてで、所謂、青春真っ只中に遊ぶこともせず、ひたむきに夢に向かっていた自分を思い出してしまうのは高校野球という日本ではある種、特殊で、アマチュアスポーツなのに全国放送される、その特別感が日常で感じることが出来る環境にあるからこそ、嫌でも情報が耳に入り、そういった青春時代を思い出すのかもしれません。
ただ、個人的に一番青春時代と重ねてしまうのは、CALEEに入社して同じような熱量で、チームとして動いていること。それが当時を思い出してしまう一番の要因の様に思います。ある意味、ポジションがあり、そこで自分の役割を全うするのはスポーツでも仕事でも一緒ではないでしょうか。あの時の熱量で仲間と何かに向かって真剣に、一生懸命何かに打ち込むのは何歳になっても青春と呼べるのではないかと夏になると決まって感じてしまいます。
まだまだ、夏はこれからです。
一生懸命仕事に打ち込み。
一生懸命遊ぶ。
当時に負けない思い出を仕事でも
プライベートでも作って行きたいと思います。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : KAWASAKI BIKE

バイクに乗っていても、纏わりつく風が生温い時期になりましたね。ライフタイムギアとしてバイクに跨っているのでこの時期は風が気持ちいいというより、纏わりつくという表現が良く合います。バイクと言うのは一つ乗ってその良さが分かったらまた違うバイクに乗ってみたくなるもので、あれよこれよと目移りしてしまうのもまた事実。何だか腕時計と似ているなと思ったりもしてしまいます。その中でもつい最近自分の元にやって来たKWASAKI KZ900がお気に入りの一台となっております。ブランドとしてもMADE IN JAPANに強く拘って10数年。本物のMADE IN JAPANを作り出す職人の方々や、MADE IN JAPANに誇りを持った方々と関わる内に、MADE IN JAPANのバイクに乗りたいと思いじっくりと探していた所、先輩から譲っていただける話が舞い込み今に至りました。もし、国産車に乗るのであればKAWASAKIと決めていた部分もあり、譲っていただけるバイクがKZ900と言う事で二つ返事で購入を決めました。
76年代のKZ900Aまたは900SUPERFOR,Z-1B,Z900とも呼ばれ、エンジン周りはブラックアウトし、外装塗装。ブレーキはフロントZ1-Rのデュアルディスク、リヤがZ1-Rのシングルディスク(通称トリプルディスク)、リヤサスにはオーリンズ(車体が重いのには良いのでは)純正ハンドルをカット、テールランプ、ヘッドライトは純正、前のウィンカーがヨーロピアンウィンカー、リヤウィンカーはJMCの角ウィンカー、キャブは純正のファンネル。マフラーがオリジナルのカチアゲマフラー、シートは張り替え済み。高回転までスムーズに回るエンジンとなります。
MADE IN JAPANを身にまとい、
MADE IN JAPANに跨る。
それは自分にとって贅沢な時間。そんな時間を共有できる相棒に跨れば、体に纏わりつく生温い風だって心地いいものです。

Hiromasa Takahashi / Press