DIARY

TITLE : Favorite season coat

身を切る風が痛みを伴うほどの冷たさになり、今にも雪が降り落ちそうな時期となりました。
そう、この時期はファッショニスタが思い思いのファッションを楽しめる時期でもあります。
個人的には、やはりコートが気になる所ではあります。毎年コートトレンドはありますが、今年はいわゆる正統派コートが旬のようですね。クラシック回帰が追い風となり、ステンカラー、チェスター、トラベラーコートと言った定番のコンサバコートがトレンドとなるようです。しかし、こういったコンサバコートはオーセンティックな分、着こなすのにも少し肩肘を張ってしまうのも事実あります。レイヤードで着こなすならば、カジュアルライクな作りのコートが一着は欲しくなってしまいます。
今季リリースのウールボーダーコートは、ドビー織機で織り上げボーダー柄を一枚パネルで仕立てた。ボーダー柄のウールコートは、40年代のハドソンベイ社のものが有名ですが、それに勝るとも劣らないデザイン性となっているのではないでしょうか。プレーンのタートルネックやクルーネックのニットをインナーにロングマフラーを垂らしてみれば映画ブリットのスティーブマックイーンのような着こなしも出来たりもしますしね。

雪が舞う中、カフェから出てきた男女がお互い二度と邂逅することは無いと思い、最後に吐き出したサヨナラ。先ほどまでの温もりを名残惜しむかのように女が見つめる男の背中。うつむき加減に煙草を燻らせながら歩いていく男。そんな場面に似合うのはやはりコート。タイトサイジングのカジュアルコートで雪とのコントラストを演出したいなと想像するのもまた楽しみの一つ。
今年の冬はやっぱりドビーボーダーのウールコートで決まりだな。

Naoto Monma / Writer

TITLE : また一年…

11月に入り、秋も深まり気温も冬の気配を感じる季節となってきましたね。ちょうど1年前の11月から大阪を離れて東京の地に拠点を置き、新たな環境での勤務となりました。思い返してみると今までの生涯で一番早い一年だったなと感じさせられます。大阪では店頭での勤務がメインでしたが、東京ではプレスの仕事や生産の仕事など事務所での勤務となり今まで見えていなかった裏側の部分の仕事を目の当たりにする事が出来ました。個人的にはその部分がとてもいい経験をさせて頂いているなと感じており、そういった経験を大阪での勤務では感じる機会が少なく難しかった様に感じます。また、その中で業者の方々やスタイリストの方、またモデルの方などの出会いも非常に大切な部分だと感じております。そういった方々の仕事を見る事でも自分にない部分などを改めて気付く事もまだまだ未熟ながらもこの1年は経験値を今までの人生の中で一番上げられた様に思います。
これからももっともっと自分自身のクオリティーを上げていく事も今まで以上に意識していき、先輩方の感覚に更に近付き、この一年は今年よりももっと充実した生活を送りたいと思っております。また今まで以上にこの日本の首都として最先端の東京ならでの感覚を吸収していき、最終的には地元の大阪に恩返しを出来ればと思っております。

Hirotaka Ando / staff

TITLE : PARK RAT

先日、STEWARDS LANEのブログの方でも個人的に綴った内容が自分の中でももっと深く掘り下げたく、今パソコンに向かっています。昔から、収集癖が強い人間で、様々なモノやコトに自分の中に拘りを持って生きてきました。それは他人から見たらガラクタだと比喩されてしまったり、何の役に立つの?と言われてしまったら、正直返す事が見当たりません。少し前になりますが、ロスにカタログ撮影に訪れた際、日本ではなかなか見る事が出来ないアンティークホビーに沢山出会いました。中でもその時に購入したのがアンティークのLAMBRETTAを彷彿とさせるオルゴールでした。少し値段も張る物でしたが、自分の中では買うという選択肢しかなかったモノのひとつです。衝動買いというよりも出会うべくして出会ったモノとしか自分の中で感じなかったからだと思います。
そういった感覚や価値観は人それぞれで自分の中にある感覚は間違いないと思うのは大事な事だと思います。誰に何を言われようが自分のスタンスを貫き通す、それは洋服に対する価値観やセンスとも同じではないでしょうか。現在様々なスタイルが右往左往するメンズファッション、荒波に呑まれてしまうのかそうじゃないのかも自分次第だと思います。僕らが言える事はこのスタイルが間違いないなと感じたら、それを常に貫いて欲しいと思っています。それが言葉を置き換えると、僕らが10年以上の月日を掛けて目指してきたブランドのカラーだからです。モノを集める事のモノの中には洋服も入っています。誰に何と言われようと自分の拘りを持ったモノ=洋服を是非選んで頂けたらと思っています。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : 色々な視点から…

10月後半、今年も残すところ2ヶ月余りとなりました。地域によって違うと思いますが、今年は例年よりも残暑が短く、久々に秋という季節を長く感じられている年ではないでしょうか。9月の上旬にクローゼットの中から秋服を引っ張り出し、衣替えを行ったのはここ数年で初めてだったように思います。
さて、そんな秋冬コレクションですが、ブランドが発信しているWEBやSNS、ブランドブックでの表現以外にも、様々な雑誌媒体でブランドイメージを伝えています。
近年のインターネットの普及によって、雑誌の部数が減っている中、なぜそこに時間や労力を費やすかというと、やはり雑誌には雑誌の魅力があるからです。それぞれの雑誌によって、同じ洋服でも見せ方、見え方、いわゆる視点が違うと思っています。もちろん最終決定はブランド側にあるのですが、一ページを構成する為に、スタイリスト、カメラマン、ライターなど、様々なプロフェッショナルな人達が関わっているからこそ、様々な感覚が混じり合い、面白みが増す。そこから成る一ページは、ブランドブックで作り上げる一ページとはまた違った雰囲気を纏っているのではないでしょうか。

CALEE 2017 AUTUMN/WINTER COLLECTIONのデリバリーも佳境に差し掛かっています。WEBやINSTAGRAM、ブランドブックは勿論ですが、雑誌媒体からもコレクションのディテールを感じて頂ければと思います。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Same directionality

昨日までのCALEE展示会3日間を通して、まずは無事に終えることが出来、ホッとした心境が先にきます。ただ、展示会で、様々なディーラーさんとお話をさせて頂き、現状の状況やブランドとしての在り方、様々な視点でディスカッションすることが出来、内容も濃い展示会になったと思います。その中でも特に感じたのが、やはり地方ショップとブランドサイドの連携が大事なんだと改めて感じることが出来ました。
世の中的には不景気の煽りを受け、ファストファッションに移行する方も多い現状があり、オリジナルでアイテムを作る意味やブランドとしての提案がどこまで消費者に伝えて行けるかが大事になってくるのではないでしょうか。オリジナルの良さ、付加価値等、ブランドサイドが伝えたいことを地方のお客様にも伝えていくことが大事なポイントにもなっていくように思います。その中でもお互いが同じ方向を向き、力を合わせていくことが、より重要になってくると改めて感じた展示会でもありました。密なコミケーションによる状況確認、展示会時だけではなく、出張に出向き顔を突き合わせて話すことで連携もより強固なものになっていくのではないでしょうか。同じ方向性で目指す所をお互いに定めることで、思い描いた方向へ向かうことが出来るのではないかなと個人的には思っています。CALEEのスタッフとして東京だけではなく様々な場所に出向き、地方も活性化出来るように頑張っていこうと思える展示会でした。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : Oriental mix

春夏の展示会があと3日と迫っており、続々とサンプルが到着してきております。企画段階から参加している自分にとって机上の上だった物が実物として届くと感慨深いものがあります。その中でも特に今回は一つのテーマとして”和"と”アメカジ”の融合が掲げておりました。今となっては毎シーズンのことですが、現地に足を運び地元の職人達と打合せを重ね、意見交換を行っての生地や縫製、染め、加工までを細かくジョイントさせていきます。今回は静岡県浜松市に足を運び、予てから考えていた"枷染"の生地を使っての物作りをすることが出来ました。"枷染"とは東海地方の伝統的な藍染の技法として古くから親しまれてきた技術で、染めては乾かしを何度も繰り返し染めていくので、色落ちが少なく、長く着ることが出来、また合成インディゴ等に比べ独特な色落ちを楽しむことが出来ます。その"枷染"の生地を使用し、前回テーマ”Roots revival”からの流れもあり、アメカジと言うカテゴリーの中でも王道と呼ばれるアイテムにて作製を考えておりました。
昨日、手元に無事サンプルが届きました。届くまでは少しの不安がありましたが、実物を見てみると思った以上の出来栄えとなっております。他にも今回、同じテーマにて作製された物があり、どれも個人的に面白い物が出来ていると思っております。お客様には年を跨いでお待ち頂くことになりますが、是非、楽しみにして頂ければと思います。
このような時代だからこそ、守りに入るのではなく、ブランドとしても攻めの姿勢でどんどん色んなこと挑んで行きたいと思っております。では。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 未来は僕らの手の中

先日、自民党衆議院の解散総選挙が発表されました。アベノミクスと銘打って行った政策もようやく実を結びはじめ、景気も上昇してきた矢先の出来事でした。安倍政権の中で一番景気に直結させた政策はやはりマイナス金利政策でしょう。日銀の黒田総裁とのタッグにより実現したこのマイナス金利政策は、その名の通り金利を抑えて国の国債返済が主な名目ではありましたが、金利が抑えられたことにより不動産投資での銀行借り入れがし易くなったことで土地の地価や国税庁が発表する路線価が上昇したことによる景気上昇が見受けられました。土地を多数所有する土地持ちの人は、相続税の基礎控除額が引き下げられたことと、マイナス金利の影響もあってか、相続税対策に不動産投資を選ぶ人が続出し、一時期は銀行の貸し出し額が何千億という金額をはじき出したことも要因に挙げられるでしょう。自宅を新築購入する場合も金利が1%を切っていたので、土地購入からの新築であっても十分余裕を持って家やマンションを購入する人が増えたのも背景にあったかたと思います。
しかし、ここに来ての解散総選挙は民進党の内部瓦解を足掛かりとした希望の党の新党出現により自民党の足場が脅かされる結果を招き、街頭演説などもお互いの批判を繰り返すのみというのが現状のようです。昔は、与党と野党の連立一大政権も実現しましたが、今となってはそれが良かったのか悪かったのか答えを出すのにもう少し時間を要するでしょう。日本における最高の政治家は誰か?個人的には田中角栄が最高の首相だったのではないかと思います。成立させた法律は200を超え、中国との友好条約の締結、北方領土返還ももうあと一歩の所まで迫り、日本列島改造論は今なお息づく政策ではないでしょうか。選挙ももう間もなくとなっております。このまま自民党が議席数を獲得出来ず、政権交代となれば日本の政治は地に堕ちるような気がしています。選挙は他人事と思っている方も多いでしょう。しかし、自分の子供や孫が生きる世界は今よりも良いものであって欲しいと願うのは恐らく誰もがそうでしょう。それには、政治がどうしても必要なもの。そう考えれば有権者である以上、選挙を真剣に考えなければいけませんね。

Naoto Monma / Writer

TITLE : 2017 AUTUMN / WINTER COLLECTION

先週よりCALEE AUTUMN / WINTER COLLECTION のブランドブックがSTEWARD LANE並びに全国の各ディーラー様で配布開始となりました。今回も非常に素晴らしい仕上がりのブランドブックとなり、是非皆様には手に取ってご覧頂きたい一冊になっております。毎シーズンの事ですが、仕上がった一冊は最高傑作と感じさせられます。FOCAL POINTや海外、国内のイメージカット、FRIENDSページなど見れば見る程、アイテムやCALEEの奥深さを感じて頂けるのではないでしょうか。個人的には国内のイメージカットの撮影、またFRIENDSページの撮影に参加させて頂いております。現場ではロケーション選びから始まり、スタイリストの方の洋服選び、またカメラマンの方が何枚もシャッターを切り、選び抜かれた最高のカットをブランドブックには掲載しております。当たり前の事ですが、全員がプロであり、一切の手抜きをせずに取り組み最高の一冊に仕上げようという、CALEEに対しての想いがこのクオリティーを築け続けれているのではと感じます。自分自身、現場にいたからこそ思い入れが強くなるものなのですが、現場で感じた想いを洋服の提案としてだけではなく、CALEEのスタッフとして皆様にはしっかりと伝えていきたいと考えております。今回の海外撮影では初の試みでロサンゼルスからメキシコに渡って、ストーリー性のあるイメージカットを掲載しており、こちらも圧巻の仕上がりとなっております。海外でのカットでは、やはり日本では表現できない海外ならではの一枚というのを感じて頂けるのではないでしょうか。個人的に今回の海外カットはとても感動したカットが多く、この海外の現場を体感したいととても感じさせられました。ただ、自分はまだ海外撮影の現場に立ち会った事がないのでやはくその空気感を味わいたいものですね。

先週より配布が始まり、まだご覧になられていない方も多いかと思います。是非、想いが詰まった一冊をご覧頂ければ嬉しい限りです。

Hirotaka Ando /Staff

TITLE : TO PERUSE

秋物のリリースも増え、今週末17A/Wのブランドブックのリリースを控えた週末前に少しDIARYを開いてみました。店頭でもやはり秋口になると夏ヘビーローテーションで着用していたスニーカーより、足下はブーツが落ち着いて来ます。何でかと問われても難し問題で、答えはより明確なのかもしれません。CALEEというブランドにおいても、またアメリカンカジュアルという部分にとってもワークブーツという代名詞はなくてはならない存在だからという答えのみにつきます。ブランドとして毎シーズンリリースし続ける新作のブーツ、そこにはトップスやボトムス同様にJAPANというプライドを掛けた物作りがブーツにも表現されています。質実剛健な、そして日本人が考えるワークウェアとしてのブーツ、そして履く人独自のエンジングが楽しめる、そんな点がやはりスニーカーとは違った楽しみではないでしょうか。個人的には数年前にリリースされたこのレースアップのブーツが非常に気に入って良く履いています。秋になると、何故が自然とブーツが履きたくなる、それはCALEEのスタイルという中でも普遍的なものなのかもしれません。
僕らがブーツに拘る理由はそんな所から垣間見る事が出来ます。またスニーカーという物があるからこそのブーツである事は皆が思っている事です。スニーカーというスタイルとブーツというスタイルどっちがという答えは愚問であって、スニーカーを知った上で、ブーツに辿り着いているというプロセスは根源にあります。現行のアイテム以外にもヴィンテージのスニーカー、または老舗ワークブーツブランドのブーツまで様々な物に足を通し、自分たちがそこから気づいた事や学んだ事、それがCALEEのブーツでは表現されていると感じています。そんな事を考えているとこらからの秋冬のブーツの楽しみ方がひとつもふたつも増えて来るような気がします。

Kentaro Motoki /Staff

TITLE : PRO-Keds

自分がPRO-Kedsのスニーカーと出会ったのは、確か小学生の頃だったと思います。当時、僕は部活動でバスケットボールにのめり込んでいてて、NBAのVHSや雑誌などの資料を買い漁っていました。好きなプレーヤーのプレイスタイルからどんなバスケットボールシューズを履いているかをチェックし、友人とあーでもないこーでもないと話すのが楽しみでした。そんな時、バスケットボールのヒストリー的な本に出会い、それに出ていたのがバスケットボールシューズのPRO-Kedsでした。その頃は、NIKEのバスケットボールシューズが主流だった事もあり、「そんなスニーカーがあるんだ」的な感じでしか気に留めていませんでしたが、中学校に進学し、ファッションに気を使うようになると、自分がかっこいいと思った先輩の足元を見るとPRO-Kedsを履いていたのがきっかけで購入したのを覚えています。その頃は渋カジ全盛期の頃で、ファッション雑誌を見ても、PRO-Kedsを履いている人は多かったと思います。
その後、CONVERSEやVANSなどが流行り始め、それらに移行してしまった為、それから履く事がなくなってしまっていたのですが、3年前にCALEEがコラボレートしリリースしたモデルは、一足はボロボロになるまで履き潰してしまう程、履き込みました。
そして先日リリースとなったのが、今シーズンのコラボレートモデル。今回はROYALのハイカットをベースに、クロコダイルの型押しレザーを使用するなど、ブランドらしさを注入した渾身の一足に仕上がっています。
秋になるとブーツが履きたくなりますが、今年はこいつにもかなりお世話になりそうです。

Masayuki Hayashi / Staff