DIARY

TITLE : OSAKA LIMITED

2018年の初売り、大阪店限定での商品リリースは、今回が初めての試みとなりました。大阪で繋がった仲間から広がりをみせ、形になったアイテムです。CALEEは東京で発信しているブランドではありますが、大阪らしさをCALEEのフィルターを通して表現する事が出来たのではないでしょうか。
大阪に住んで約三年半ですが、土地が違えば地域性や言葉の伝え方、感じ取り方など細かなニュアンスなど、大きく言うと文化の違いを感じます。高校を卒業して東北から関東へ出た時も同じ様な感覚に陥りましたが、まだ年齢的にも若かったので、良い意味で吸収しやすく、馴染むまでそう時間は掛かりませんでした。関東から関西に拠点を移したのは、年齢で言うと30を過ぎてからで、年を重ねてからの環境の変化は、凝り固まってしまっている部分もあり、正直なかなか馴染みきれていない部分もあると思います。ただ、逆に年を重ねている今だからこその馴染み方、人との接し方、時間の過ごし方もあると思っています。
とは言うものの、まだまだ知らない事ばかりですが、今後も面白いと思う事を企画し、様々なジャンルの方々と共有していければと思っています。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Japanese culture

明けましておめでとうございます。
2018年が幕を明け、既に2週間が経とうとしております。
さて、年末年始でCALEEのBLOGやインスタグラム等で目にした方も多いとは思いますが、初売りにて暖簾や門松の設置、樽酒による振る舞い酒と日本の文化を打ち出し、新しいスタートを切りました。今季のメインアイテムでもあるOLD JAPAN VELVET COATは勿論のこと、今季のラインナップでは和をテーマにしたアイテムを数多くリリース予定となっております。アメリカンカジュアルという枠組みに和をエッセンスとして加えた今季のコレクション。アメカジをベースにどれだけ和を融合出来るか、または和を基本としたアイテムにどれだけアメリカンなテイストをプラス出来るか。
アメリカの文化も日本で馴染み深くなり、日本の文化が古臭いなどと薄れて行く世の中ではありますが、日本には日本の良さがあり、アメリカにはアメリカの良さがあり、良いとこどりが出来れば生活していく上でもアイテムを作る上でも、より良くなっていくのではないでしょうか。
あくまで日本人として日本の良さを後世に伝えて行くのも重要なことだと思います。
そんな当たり前のことを考えながら、日本の良さを再認識した初売りでした。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : Good Old Japan

2018年の帳が開きました。いつだって新年は気持ちが引き締まるものです。今年はどんな一年になるのか今から楽しみですね。さて、今年度STEWARDS LANEでリリースしたLIMITED ITEMは"OLD JAPAN VELVET COAT"。日本古来より防寒着として親しまれてきたアイテムをスクラップ&ビルドにより再構築。鈍色の光沢を持つヴェルヴェットに家紋を想起させる刺繍をあしらった粋な一着に仕立てました。仲間内で羽織ってみればチーム感を演出すると共に、コートでトレンド感もしっかりとスタイルに落とし込むことが出来ますね。先人達が生き残るために産み出した知恵とCALEEのファッション性がしっかりと中心でクロスオーバーしたアイテム。と言うよりは作品と呼べるものではないでしょうか。
日本に今なお息づく染めの技法や、縫製技術、刺繍技術は何世紀も前に編み出されたものの上に成り立っているに過ぎません。今の技術は5を6や7、8にしているに過ぎず、0から1を産み出した先人の知恵には遠く及ばないものと想像出来ます。そんな先達にリスペクトを捧げつつ、現代にアップデートしていくという試みを行っているCALEEのOLD JAPAN COLECTION。古き良き日本の伝統にアメカジのエッセンスを加えたアイテム群のリリースが楽しみでなりません。2018年。今年もCALEEから目が離せない一年となりそうです。
遅ればせながら皆様明けましておめでとうございます。今年も昨年と変わらぬご愛顧を頂戴いただければ幸いです。

Naoto Monma / Writer

TITLE : 2018年に向けて

昨日にて事務所は仕事納めとなりました。今年一年を振り返ってみると、昨年よりもさらに時間が経つのが早かったように感じます。ブランドとして春夏は"REAL JAPANESE WEARS BY CRAFTSMAN”をテーマにより職人との繋がりの見えるアイテムラインナップ、それに伴い、ブランドブックや各媒体では”JAPAN BLUE”のカラーリング統一した撮影を多く行いました。様々な反響も多く、海外での取引をする足掛かりとなったシーズンでした。秋冬のテーマには”ROOTS REVIVAL”と掲げ、ブランド設立13年の秋冬に迎えることで、今一度原点にたち返り、物作りや世界観を見直すことにしました。近年、日本の人々が洋服へのプライオリティーが低くなりつつあるのが現状で、それに対し、商売になり過ぎているブランドが多く見受けられ、自分達としては立ち上げ当初の頃に思っていた洋服が本来持つ楽しさや、手にした時の喜び、生活に根付いた物作りを意識しました。海外での撮影も初のメキシコ撮影を行い、いつもの様に根を詰め悩み尽くすのではなく、あくまで楽しむことを意識し、充実した撮影になったこともとても印象強く残っております。自分としてもワークアウトやバイクでのツーリングにのめり込むきっかけとなった様な気がします。
2017年は"踏み出した年"ブランドの展示会サイクルを新たにし、臨界点から一歩踏み出した年だったと思います。
そして2018年は"極める年"踏み出した一歩を極める為に今行っていることを今以上に突き詰めていきたいと思っております。
今年一年皆様におかれましてはご愛顧いただきまして本当にありがとう御座いました。2018年が皆様にとっても良い年になっていただければと、少しばかりの気持ちですがスタッフ一同願っております。2018年も何卒宜しくお願い致します。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 地元を離れて

前回のstaffのBLOGを読んでいてふと思ったのが、自分自身もCALEEに入社してのキャリアの半分を東京で過ごしている事になるという事です。ここ最近は大阪のSTAFFと入れ替えを行っている事もあり、大阪に帰る機会も多いのですが、東京で働きだした頃はその1〜2ヶ月に一度の大阪勤務が楽しみで地元の空気感が東京での勤務のリフレッシュとなっていました。しかしいつからか東京での知り合いも徐々に多くなって、様々なジャンルで活躍している方々にも出会う様になり、そういった方々とお話をさせて頂くうちにこれまでの自分の視野や考え方が以前よりも広くなり、大阪では触れる事のなかった刺激を感じました。
地元にいた時には大阪といえばある程度の都市であり、東京の次の都市というイメージでそこまで大きな差はないだろうと感じていましたが、やはり様々な部分での差は感じます。洋服にしての感度にしてもやはり東京の方がスピード感があり、様々な層の方がCALEEの洋服を着用してくれています。僕自身こういった視野を持てる様になったからこそ、大阪の方々にも東京の流れを伝えていき、逆に地元の大阪からの動きももっとアピールして行ければなと改めて考えさせられております。
2018年はより一層大阪からの発信も多くなってくるかと思いますので、是非皆様には期待して頂ければと思います。
また自分自身、2018年もブランドの流れが一番感じられるこの場所で精一杯仕事に取り組んで更に躍進していきたいと思います。まだ、いつ大阪に戻るかは未定ですがそれまでにはもっともっとこの場所で頑張って大きくなって地元皆様を驚かせて皆様に様々な事を伝えられる様にと感じております。

Hirotaka Ando / staff

TITLE : 忙中閑あり

1年とは本当早いもので、先日、新年を迎えたと思っていたら、もう師走も下旬に差し掛かる所、、、早いものです。今年1年、何か自分にとって飛躍があったかというと首を縦に振る事は出来るのだろうか。そんな事を考えながら、diaryを開いています。今年はブランドとして年2回のコレクションに変更、そして初参加したカタログの海外撮影と非常に内容の濃い、1年だったと思います。時代と共に変化するブランドでありながら、軸は決してブレないブランドであるためにも様々な所から発信し、受信を繰り返し、アンテナを張り続ける仕事というのはどんな仕事においても同じかもしれません。ただ、その時代の中で、地位を確立するというか、梶を自ずと取れるかという事は、どんな事においても課題であるのではないでしょうか。
僕は常に心の中で、大事にしている言葉があります。昔からことわざで「忙中閑あり」という言葉があります。意味としては難しい意味合いではなく、どんなに多忙な生活の中でも、わずかな暇は必ずと言ってあるという意味です。この言葉は僕が仕事と向き合う上で、大切にしています。1年を通してこの言葉に問い掛けてみた時、仕事に余裕は持てていたのだろうか。また、その余裕をどういう風に自分へのステップアップに繋げる事が出来たのだろうか。自分の中で、暇=仕事において僅かに垣間見れる余裕だと考えています。また、常にその余裕があるからこそ、仕事のクオリティーが上がると思います。自論を語ってしまう場になってしまいましたが、この一年間はその余裕が自分の中でも把握できる事が出来、自分の中で満足の行く仕事が出来た一年だと思います。また来年を考えた場合、その余裕を時間として残す事が出来、自分の趣味や違った人との繋がりにも向ける事が出来ればと思います。そう思うと、来年を迎えるのが楽しくなってきます。一年を振り返り、何を思うのか、思い返す事が大事であって、そこに絶対的な達成感はいらないと思います。達成や満足感ではなく、フィードバックに残りの時間を費やしたいと思います。

kentaro  Motoki / Staff

TITLE : 大阪の地で…

街にイルミネーションが灯り始め、クリスマスを意識する時期に突入しました。個人的にこういった時期になると、クリスマスというよりも年末を意識します。一年の最後の月なので、身が引き締まる思いです。
直営店の2号店として大阪にSTEWARDS LANE OSAKAがオープンし、早いもので3年半の年月が経とうとしています。それと同時に、自分がCALEEに入社してのキャリアの半分の歳月を、大阪で過ごしている事になります。ここ最近では月に一度東京出張などもある為、大阪という土地柄に馴染んでいるようで馴染み切れていないのではと、ふと思う事がありました。ただそういった考えを払拭したのが、大阪で出会った仲間の存在でした。彼らとは大阪で知り合い、大阪の同じ空気を吸ってきた仲間です。そんな仲間達に支えられて今がある事を考えると、感謝の気持ちで溢れます。その反面、自分は彼らに何をお返しが出来るのだろうと、ここ最近強く考えるようになりました。
大阪を拠点に生活しながらも、東京を行き来している自分にしかない感覚。それを周りの仲間にも伝える事が一番良いのかなと。そう刺激しあう事で、自分の存在意義があるのではと感じます。

2018年は大阪でどんどん面白い事を発信していこうと思っています。そんな企画を、仲間を含めた大阪の人達だけではなく、大阪以外に住んでいる人にも楽しんで頂きたいと思っています。お楽しみに。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Year-end

12月に突入し、今年も残り1ヶ月となりました。この時期には毎年思うことがあり、時間の流れの速さにいつも気付かされます。それと同時に今年一年を振り返る、所謂、自分と向き合う時期にもなるのではないでしょうか。12月にはクリスマス商戦や年始の準備等、慌ただしく毎日が過ぎていき、この自分と向き合う時間が中々無いのが現実ではありますが、それを今年中にやるのとやらないのとでは来年に向けた準備としても成立しないように思います。自分の反省点や改善点が見えて来ないと新しい成長も無く、現状維持の自分が新年を迎えるのか、新しい自分で迎えるのかはスタートの段階で大きく差があるように思います。
ブランドとしての課題は勿論ありますが、個々の成長無しに、会社の成長はありません。企業は個々の集まりである以上、会社の成長は個人の成長であると思います。その為にも年末の忙しい時期ではありますが、年末は自分を見つめ直す良い機会だと思います。1月から新しく春のコレクションもスタートします。新たな自分でスタートが切れるように残りの1ヶ月を懸命に悔いの無いように過ごしていければと思います。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : 2018年に向けて

つい先月2018 S.S COLLECTIONの展示会が終わったと思ったら、息つく間もなくBRAND BOOKの撮影がスタートしました。今季コレクションラインナップには「和」を想起させるアイテムを多くラインナップに含め、より日本の物作りを突き詰めたアイテム群となっております。このジャパンシリーズは藍染は勿論、枷染で染め上げた生地やデニムパッチワークに刺子を使った物、柿渋染等々日本の伝統的な加工技術を用いて作製したものがメインとなっております。その中でこの日本由来で作製したマテリアルをどのディテールで落とし込むか。ブランドとしては変に凝ったギミックではなく、シンプルにそれこそ91-Bやカバーオールと言ったアメカジの王道とも呼べるアイテムに落とし込みたいと思いました。その狙いは「和とアメカジの融合」それを色濃く反映させるには、武骨で精悍なアイテムにこそ落とし込みたいと思いました。
ジャパンシリーズを持って挑んだBRAND BOOKの撮影は、都内にある日本庭園や恩賜庭園と言った風景でも和を想起出来る場所での撮影となりました。手入れが行き届いた日本庭園の中に、違和感無くかと言って存在感が無いかと問われれば否。日本の伝統とアメカジがクロスオーバーして産み出される唯一無二であるということをしっかりと感じ取れる撮影となりました。「和」を用いて「華」とし、「アメカジ」を取り入れ「武」とする。今季ラインナップのジャパンシリーズは華美でありながら武骨という言葉が似合うアイテムとなっているのではないでしょうか。

これからまだまだ撮影ラッシュとなりそうです。
コレクションラインナップもそうですが、BRAND BOOKも是非楽しみに待っていて下さい。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : Favorite season coat

身を切る風が痛みを伴うほどの冷たさになり、今にも雪が降り落ちそうな時期となりました。
そう、この時期はファッショニスタが思い思いのファッションを楽しめる時期でもあります。
個人的には、やはりコートが気になる所ではあります。毎年コートトレンドはありますが、今年はいわゆる正統派コートが旬のようですね。クラシック回帰が追い風となり、ステンカラー、チェスター、トラベラーコートと言った定番のコンサバコートがトレンドとなるようです。しかし、こういったコンサバコートはオーセンティックな分、着こなすのにも少し肩肘を張ってしまうのも事実あります。レイヤードで着こなすならば、カジュアルライクな作りのコートが一着は欲しくなってしまいます。
今季リリースのウールボーダーコートは、ドビー織機で織り上げボーダー柄を一枚パネルで仕立てた。ボーダー柄のウールコートは、40年代のハドソンベイ社のものが有名ですが、それに勝るとも劣らないデザイン性となっているのではないでしょうか。プレーンのタートルネックやクルーネックのニットをインナーにロングマフラーを垂らしてみれば映画ブリットのスティーブマックイーンのような着こなしも出来たりもしますしね。

雪が舞う中、カフェから出てきた男女がお互い二度と邂逅することは無いと思い、最後に吐き出したサヨナラ。先ほどまでの温もりを名残惜しむかのように女が見つめる男の背中。うつむき加減に煙草を燻らせながら歩いていく男。そんな場面に似合うのはやはりコート。タイトサイジングのカジュアルコートで雪とのコントラストを演出したいなと想像するのもまた楽しみの一つ。
今年の冬はやっぱりドビーボーダーのウールコートで決まりだな。

Naoto Monma / Writer