DIARY

TITLE : BESPOKE ITEM

5月の大型連休、GWも終わり、仕事においてもプライベートにおいても一段落という方も多いのではないでしょうか。個人的にもやっと5月の中旬を終わりを迎えた今週、やっと仕事においては一息入れられそうです。GW中に関しては、全国の一斉発売となった別注アイテムが非常に印象に残った連休だったと思います。年3回のコレクションでアイテムをリリースしていた去年から一新し、今期から年2回のコレクションにブランドとして変更し、今期に関しても、それに合わせた別注アイテムを数多くリリースしています。そういったラインナップも常にスタッフ各自がアンテナを張り、何か新鮮な物を探し求めた探究心から生まれているものです。また、そういった所で、個々に思い入れがあったりするものです。ただ、そこまでに辿り着くためにも、マーケットのリサーチ、セールス、その中にバッティングがないかなど様々な企業連携から生まれるものである事は行ってみると良くわかります。
先日リリースされた海外のアウトドアブランドCLASS5のバックパックをベースにCALEEの別注としてリリースしたバックパック、そして老舗ブーツメーカーDANNERとのコラボで実現したレザーサンダル、どちらもCALEEならではのオリジナルのマテリアルがあり、その中に別注ならではの拘りが詰まっています。また、スポーツテイストやストリートスタイルにトレンド感がある今、そこにもフューチャーしたアイテムは年齢問わず、アウトドアからスポーツシーンまでしっかり抑えれるのでないでしょうか。また、そういったアイテムをリリースし続ける事がブランドとしての使命だと感じます。時代に取り残されず、常に目指す矛先はファッションの先端にあるようなそんなブランドでありたいと思った5月の週末でした。

Kenrtaro Motoki / Staff

TITLE : 温故知新

温故知新。
勉強が苦手な自分でも知っている四字熟語です。学生の頃から知っていた言葉でしたが、すぐに自分の人生に当てはめたわけではなく、少しづつ自分の中には入ってきた言葉でした。
特に、昔から存在するものからインスパイアーされ新しいものを生み出す様な、今就いている仕事をしているからこそ、この言葉がとても重く感じます。
また、自分も歳を重ね、自分と比べると、一回り以上も年齢が離れているお客様と接していると、新しきを知るといった事に関しては、かなり敏感な方も多いのですが、古きを温ねるといった癖がないというか、その行為自体をしないような方が多いような気がします。勿論それはダメな事ではないですし、実際新しいものは進化しているものなので、最先端のものを知っていれば良いですし、わざわざ古いものを調べたりする時間は必要ではないとする考えも分かります。
まぁ単刀直入に言いますと、面白いか面白くないかという事で、あとはどこまで好きになるかという事だと思っています。人間関係と同じで、表面上だけしか知らないと、何か引っかかって面白くないし、心から相手を好きになれないと思います。相手を探り深く知っていく事によって、その人の本当の面白さだったり人柄が分かり、本当の意味で信頼出来る人になっていくと思うのです。
CALEEでリリースしているアイテムも、何かコアな部分が隠されています。ベースになっているモデルだったり、シルエット。更にもっと深く突き詰めれば、製作した経緯だったり、製作に携わった人々など、アイテムの見た目からだけでは分からない根っこの部分です。
別に気にならないと言われたらそれまでですが、自分らが皆さまに提供している洋服は、それらも含めて一つのアイテムなのです。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : widen possibility

5月、GW真っ最中で個人的にも4、5日で金沢のCALEE取扱店、KOMPLETEに来ております。普段は東京のお店に立たせて頂いておりますが、この2日間はKOMPLETEでお客様と接する機会を頂き、普段とは違う刺激をもらい、とても貴重な経験をさせて頂きました。その中で個人的に感じた事は、自分のスタイルを確立している方が多いと言う事と、それに囚われ、自分の可能性を狭めている印象を受けました。
試着する前にそのアイテムは似合わない、試した事がないと言う、所謂、食わず嫌いなアイテムが多いという事です。自分の中でスタイルが確立している分、固定概念に囚われ、チャレンジする前にその可能性をシャットアウトする方が個人的には残念と言うか、勿体なく感じてしまったのが正直な気持ちです。アイテム個々での着用の仕方、合わせ方、そこを間違わなければ、自分のスタイルに新しいスタイルをプラス出来ると思うのですが、自分の中で似合わない、このアイテムは難しいとチャレンジすらしない、そこが非常に残念に感じました。ただ、2日間でお話させて頂いた方に関しては良い意味で、その固定概念を壊す事が出来た様に思います。ファッションに関しては自分の中だけでなく、第三者からの意見も重要な事で、自分が似合わないと思っているアイテムでも第三者から見れば似合っているケースもある様に、自分で決めつけず、様々なアイテムにチャレンジして欲しいと思っています。それがスタイルの幅にも繋がりますし、ファッションやスタイリングの楽しさも変わって来るのではないでしょうか。

様々なアイテムにチャレンジし、自分の可能性をどんどん広げて行ってもらいたいと感じた、充実したGWとなったように思います。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : JAPANESE D.N.A

2011より、JAPAN PRIDEをブランドテーマに掲げてから日本の"強さ"を"誇り"を根底に持つアイテムを毎シーズン作製してきました。そして、昨年日本の重要無形文化財にして日本三大絣の一つでもある久留米絣とのコラボレートを完成させる事ができました。業界各所や皆さんから大きな反響をいただくと同時に、CALEEとしての進化をしっかりと見せることが出来たのは、ブランドサイドとしても充実したシーズンとなりました。そして、今季は"和"や"日本の誇り"を作り上げてきたブランドとしての集大成を見せれればという想いをアイテムに反映させたコレクションラインナップとなり、中でも昨年に続き日本三大絣の一つである備後絣とのコラボレートアイテムは唯一無二のアイテムに仕上がったのではないでしょうか。
この備後絣は、藍色の濃淡により柄を表現し奥深い絣の味わいを楽しむ事の出来る柄模様の絣を作製し、日本古来から神事に羽織られてきた半被とショーツに仕立てました。久留米絣よりも少し肉厚の生地が体に抜群のフィット感を生み出し、絣故の清涼感も相まって夏時期の羽織りものとしては最適ではないでしょうか。先日無事リリースとなり、実物を皆さんの手元に届けることが出来ました。日本の格式美を感じさせてくれるスタイリングなども提案していきたいなと思っております。これから続々と夏アイテムがリリースされます。どのアイテムも"和"をベースに考え抜いて作製したアイテムとなりJAPAN BLUEをテーマカラーとしているので夏らしい装い、カラーリングをしっかりと提案出来ると自負しております。前々から進行していたプロジェクトもようやく実を結び、CALEEとして新たな一歩を踏み出せるのではと感じております。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : Our watch

腕時計とは少し大げさに言ってしまえば、人類の英知が詰まった 人口の小宇宙のようなものである。腕にはまるほどのサイズであり ながら、その機構は複雑そのもの。世界に多数のコレクターが存在 するのもうなずける。 今では、ファッション業界においても市民権を得て、大人の身だしなみの 一つとして腕時計は欠かせない位置にいると言っていい。 CALEEでも腕時計はスタイリングに欠かせないアイテムと考えている。 中でもブランドイメージとしてその腕にスタッフが選ぶのはアンティーク ROLEXのスポーツウォッチであるGMTマスター。 程よいゴツさと、エレガントな佇まいを同居させたそのモデルは、 カジュアルからトラッド、ミリタリーに至るまでスタイルを選ばずに 身に着けられるユーティリティー性も兼ね備えたモデルだ。 回転ベゼルは季節によて付け替えて、夏には赤青のツートン、秋冬は シックにブラックベゼルに変えてみるのも良い。
そして改めて今季のカタログを見てほしい。 今季CALEE初となるコラボレートウォッチをリリース。 モデルは軍サブと呼ばれるミリタリーベースのスポーツウォッチだ。 文字盤、ベゼルをブラックで統一した精悍なブラックフェイスの腕時計 は、アメカジのスタイルにもよく馴染む。 いつだって我々アメカジ好きを魅了してくれる腕時計。

好きになって詳しくなればなれるほどに、その奥深い世界感に感銘を 受ける。先人たちにとって腕時計とはファッションでは無くギアだった。 そこには、グッドデザインもデザインファーストも存在しない。 ただただ今よりもより良いモノを作るという職人の想いは、使う人々の 生活が今よりも良いモノになればという願いに昇華したのだろう。 今季リリースのコラボレートウォッチはデザインファーストで作製した。 しかし、そこにはしっかりとCALEEの想いが込められていることを覚えて いてほしい。

Naoto Monma / Writer

TITLE : QUALITY FIRST

四月も中旬に差し掛かり、満開だった桜も少しずつ散り始め季節の移り変わりの早さに驚かされます。今年は例年に比べて気温の上昇のペースが遅いですが、先週辺りから春らしい気温となってきました。これから一気に夏がやって来るのかと思いますが、来週には17AWシーズンの展示会が行われます。これからが夏という時期に秋冬のアイテムの展示会というのは、一般の感覚的には非常に早く感じるのではないでしょうか。これまでは、大阪店勤務という事で先-前日に出来上がったサンプルを見る事が出来るという流れでしたが、今回は東京への転勤で事務所勤務も増え製作の打ち合わせなど製作の過程から見る事が出来る様になりました。オリジナルの生地が形を変え、洋服に仕上がってきた感覚はブランドで働く人間でしか味わえない醍醐味でそういった製作過程をみて仕上がった洋服には一つ一つ思い入れが詰まったアイテムとなります。

また、その思い入れが詰まったアイテムを展示会で各ディーラー様に伝え、それが全国各地に広がっていくというのは改めて考えるととても凄い事だと感じます。前回から年2回のコレクションとなり、アイテムのボリュームや幅もこれまで以上に増したラインナップとなり洋服をメインに普段の生活の中でも使用出来るアイテムも増え、皆様には新しいCALEEのスタイルを感じて頂けているのではないでしょうか。
これからもブランドとして、日本人としての誇りを様々な方に感じて頂ける様に新たな視点で提案していければと感じております。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : HARD WORKING PERSONS

日本人は勤勉で仕事熱心だと他国との違いを良く比喩される事があります。特にアジア圏の中でも日本はヨーロッパの諸国やアメリカに比べると圧倒的に有給取得日数が少ないようで、またそこに対して不満を持つ日本人も少ないそうです。有給取得の話はひとつの例えではありますが、勤勉で仕事熱心な日本人は他国から圧倒的な信頼を勝ち取って来た背景は語らずにはいられません。例えば、国産車という文化も先日、民放のドラマでちょうど同じようなテーマが放送されていましたが、海外の車文化が発展していく中、自家用車という部分を視野に入れ、あくまで一般の人々が乗れる乗用車を製作し、車の市民権を獲得したのも日本人の仕事への拘りの集大成だと感じます。日本人が拘りを貫き、妥協を許さず、まず、大切にして来た事、仕事において物作りという分野ではないでしょうか。
日本人がまず昔から大切にして来た事、物作りへの拘りは現在MADE IN JAPANというブランドネームとして世界から様々な物が評価されています。それは洋服におていも同じ事が言えます。そして、私たちも同じようにブランドとして拘りを貫いている部分はそこにあります。近年、和をテーマとしたアイテムは流行色が強く、CALEEでリリースしているオリエンタル柄のアロハシャツもそのひとつです。ハイビスカスやヤシの木などヴィンテージアロハシャツでは良く見られる柄はアロハシャツの王道ですが、日本人の物作りへの拘りが表現するために和を全面に押し出した今季のアロハシャツ、それは正しく、ブランドと様々な職人がしっかりと手を結んだ時にようやく表現出来るアイテムです。勿論、スタッフ各々にそういった物作るに関わる、拘りの覚悟があるからこと、イメージを具現化出来ると私も常に思っています。MADE IN JAPANという他国から長年の信頼から勝ち取った旗はまだまだ私たちはすべてを知った気になってはいけません。勿論終わりがないと思います。そこと常に向き合う為にも今季のオリエンタル柄のアロハシャツはここからまだ先に行くために、そして原点を忘れないためにも、心に刻んで置きたいアイテムのひとつだと私は思います。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : The beginning or trigger

とあるテレビ番組でこういったやりとりを耳にしました。
A「高校生のアルバイトの子に、店先を掃いておいてと言ったのですが、ただほうきで掃いただけでちりとりで集めてゴミ箱に捨てる行為をしないんですけど、どう思います?普通そこまで考えてやりません?」
B「それを全部教えてあげなければいけないの?ほうきで掃いてちりとりで集めてゴミ箱に捨てるんだよまで言わなければいけないの?普通それぐらいわかるでしょ!!」
C「こっちが当たり前の事は相手に対しても当たり前っていう考え方自体が上の人のエゴであって、知らない子は知らないよ。知るきっかけが今までなかった子もいるんだから、そこまで教えてあげるきっかけを作ってあげないと。それが教えると言う事なんじゃない?」
皆さんはこのA,B,Cのやりとりを聞いてどう思いますか?世代で思う事は違うと思います。

このやりとりのCさんの意見は、自分が販売員をしていて、お客様に対して伝える際のモットーでもあります。
僕らブランドの人間、つまり作り手が当たり前だと思っている事は、必ずしもお客様も同じ感覚で捉えていないし、分からない事が多いと思うのです。当たり前だと思っている事でも、相手側にはそう思っていない事があるので、何度も説明して教えてあげなければ、アイテム一つ一つの良さが伝わらない事もあると思っています。
だからこそ、自分達販売員が店頭で説明をしますし、SNSやBLOGでアイテムの詳細やスタイリングだったりを紹介するのです。
インターネット普及し、情報が簡単に手に入る時代である昨今、パソコンや携帯を開けば勝手に情報が入ってくるので、自分から情報を求めるという動きを、それまでの世代の人達よりもしなくなってきているのは少なからずあると思います。だからこそ、もっと知ろうと思うきっかけだったりもっと深くまで探るきっかけを作ってあげなければと思っています。
ブランドを知ってもらう事もそうですが、それだけではなく洋服を通して、様々な事柄に派生していってもらいたいとも思っています。
CALEE 2017 SS COLLECTIONがスタートして約3か月が経ちました。ブランドブックも配布開始となり、アイテムも続々と入荷しております。ブランドが提案する洋服に袖を通した事が、何かを感じ取る、何かを始める引き金になれればと思っています。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : express a season with clothes

3月も間も無く後半に差し掛かろうとしていますが、まだまだ肌寒い日が続いております。日中は春を感じれるようになってきましたが、最低気温が上がり切らず、まだまだ一日を通して春を感じれるのは、まだ先になりそうですね。ただ、ここ最近で感じるのは、ファッション業界では春物が続々と入荷しておりますが、街を見ても春を先取りする人は減ってきているようにも感じます。個人的に若い頃は人と一緒が嫌な性分で一足早く季節を先取るのがスタイルを組む上でのポイントにしていました。お洒落は我慢と言う言葉が存在するように季節を先取るのは気温にも逆らう事で、寒さや暑さを我慢したスタイリングになるのは必然になってきます。世の中的には気温に合わせるのは当然の事ではありますが、日本には四季がある以上、四季折々のスタイルを楽しめる国だからこそ、その季節ごとのスタイルを楽しんで行きたいと個人的に捉えています。
ただ現状、春が短くなってきたとか四季がなくなってきていると言われており、温暖化の影響で四季のバランスが崩れているのも事実ですが、そんな状況だからこそ、ファッションだけでも四季を表現していくのも仕事と捉え、季節の先取りを推奨していかなければと考えております。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : CALEE BRAND BOOK

本日より全国のディーラーにて”17SS BRAND BOOK"が配布となります。
テーマには今季のテーマ同様”REAL JAPANESE WEARS BY CRAFTSMAN”とし、より職人との繋がりの見えるラインナップは勿論のこと、巻頭特集では、立ち上げからのブランドテーマの一つでもあった”CALIFORNIA”の”今"をお見せしたく、ロサンゼルスにて撮影を行い、前回に比べよりリアリティーを追求したシチュエーションの中でモデル選びを行ないました。特にモデル選びではファッションやストリートで活躍する10代から20代の若者を厳選している分、今のカリフォルニアスタイルが十分に見ることの出来るCALEE特集となっているのではないでしょうか。
巻中では、巻頭とは対称的にアメリカのクラシカルな要素を多く用い、スタイリングだけではなく、当時の面影を思わせるデザインもまた見所の一つではないでしょうか。

特に国内撮影では海外とは違い、限られたシチュエーションの中で撮影場所の手配や撮影に必要な要素を集めるべく強力して下さった関係者、友人達にはとても感謝しております。最後の巻末には今のストリートやファッション等に関わる友人達を35歳以下に限定して集め撮影を行いました。今回のテーマに沿い”JAPAN BLUE”を全てのスタイリングに統一して用いたこれからを担う世代のポートレート特集となります。
他にも”FOCAL POINTS” や全アイテムラインナップが見れるボリューム満点のBRAND BOOKとなっております。是非、ご覧になって見て下さい。

Hiromasa Takahashi / Press