DIARY

TITLE : Necessarily

今年もすっかり秋晴れの心地よい季節が訪れました。ブランドとしてもこの時期になると秋のメインアウター出揃い始めており、大勢のお客様にお披露目する事が出来、オンタイムでの着用も楽しんで頂いているのではないでしょうか。ブランドブックの配布も開始され手元に届いた方に関してもまず第一に着目するのはアウター類かと思われます。私自身もCALEEを愛用し始めた頃からその考えは変わりません。
しかし、CALEEの一員として店頭に立たして頂いてから何より今まで以上に足元に気を配るようになりました。他人の目線は人間の先端に集中すると言われており、特に足元は頭の次に目線が集中します。CALEEでは毎シーズンのようにリリースし続けているレザーブーツはブランドが貫き通し続けているアメリカンカジュアルなスタイリングには必要不可欠な存在だと言えます。今シーズン新たにリリースされたワークブーツでは、定番カラーとして絶対的なブラックを廃止し、個々の存在感を圧倒的に味わえる事のできるカラーリングで仕上げております。
「渋カジ時代」皆が挙って着用していたREDWINGのアイリッシュセッターを連想させるBurgundy。今季CALEEが新たに挑戦し、ブラックレザーの概念を覆したインディゴレザーコレクションとニアリーイコールで結びつくであろうNavy。ブランドとしては初の試みであり、原点とも言えるミリタリーテイストには欠かせないGreen。
自らと共にエイジングして愛用し続ける事の出来る一足にもう一度目を向けてみるのも必然ではないでしょうか。
今の季節だからこそ、今の時代だからこそ足元はワークブーツで。

Koushi Sangawa / Staff

TITLE : belief

朝晩が冷え込み、徐々に秋の気配を感じる気候になりましたね。CALEEからも続々と秋物がリリースされており、店頭でご覧になられている方も多いのではないでしょうか。また、先週末には 2018 Autumn Winter Collectionのカタログも配布開始となり、これから入荷してくるアイテムへの興味をより一層駆り立てているかと思います。
個人的にカタログはブランドの想いを一番わかりやすく感じて頂けるツールだと感じており、洋服の魅せ方、今季のテーマなどが詰まった一冊となっております。自分も撮影に参加させて頂いており、毎度の事ながらスタイリスト、ヘアメイク、カメラマンなど関わって下さる皆様のCALEEに対する想いなどを現場では感じる事が出来、またそういった想いが込められているからこそ毎回の事ながら過去最高の仕上がりだと感じてしまう事でしょう。この感覚は中々皆様には伝わり辛いかとは思いますが、こういった部分を店頭に立つ自分としてはもっと今以上に伝えていかなければと感じております。これまでのカタログなどを見返して頂くとわかると思いますが、ブランド創設から14年という年月が経ち、歩みを止めることなく常に変わり続けている進化を感じて頂けるかと思います。ただ、変わり続ける中でブランドとしての軸はブレる事はありません。そういった軸があるからこそ長く皆様がブランドを愛して下さっている事だと自分自身は感じております。ブランド設立時には小学生だった自分と同じ様に今の若い方が大人になった時に同じ様な感覚、気持ちを持って貰える様にブランドの想いは常に発信していきたいと思います。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : 流行は繰り返す 〜不変的と可変的〜

CALEEが不変的に掲げている事、渋谷カジュアル通称「渋カジ」。今季は特にそういった原点に返るラインナップだと感じています。実際80年代後半90年代、僕はその時代のファッションをこの目で見た訳ではなく、話でしか聞いた事がありません。ただ、東京裏原ファッションにおいても、この時代がなかったら、ただの若者ファッション文化として片付けられていただろうと思います。僕が好きだった10代後半から20代前半の必死になってアルバイトをし、原宿渋谷の街に繰り出したその情熱はきっと生まれなかっただろうと…。
ファッションのトレンドは良く10年周期で繰り返すと言われています。要するに「リバイバル」というものです。特にここから派生したのが、僕らの根源でもある、バイカー寄りのハードアメカジではないでしょうか。フライトジャケットやレザージャケットを羽織ったオイル臭いスタイルがCALEEの原点だと思います。僕もCALEEを10年以上自分の目で見て来て、創設当初と違う事は肌で感じます。ただ、不変的な部分がわかっているからこそ、そこに新たな光が差し込むような気がします。ANTIQUE ROLEX、MOTOR CYCLE、RED WING、VANSON、MILITARY、様々ありますが、CALEEが軸として持っているもの、そこに格好良さを感じた気がします。
ただ、時代の変化は不変的なものではありません。何も変わらないファッションスタイルは人間誰も飽きてしまいます。僕は個人的に変わらない物と変わって行く物は「≒」だと思っています。変わらないものや信念のどこにスパイスを加えて料理するか、そこからまた新たな光を差し込ませる事が出来るのではないかと。
何か面白い事を頭の中で構想する事が楽しいように、僕たちもそんな事を考えながら、古き良きものにスパイスを加えています。変わらない物、「不変」と変えていく物、「可変」の科学反応がどれだけ強力な物か、そして誰もが思いつかないような事を自分たちがどれだけ出来るのか、そこが今後も楽しみのひとつです。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : To have confidence

残暑が厳しく、まだまだ秋は遠そうな9月上旬。ブランドとしても秋冬の立ち上がりを迎え、慌ただしい毎日となっております。CALEEでは毎シーズン、新作のアイテムをリリースしていますが、入念な打ち合わせを行い、オリジナル生地の開発、ディテール、シルエットも細部にまで拘って作製しております。いわゆる、自信作になるわけです。ブランドとして拘り、作製しているものばかりで、納得が行くまで打ち合わせを行い、生地、ディテール、シルエットと決定していきます。世の中に有りそうで無いものをオリジナルにて作製し、リリースしております。入念な打ち合わせは前準備になるわけで、その前準備が何事にも大事になってくるのではないでしょうか。
アパレルに限らず、準備をしっかりと行うことで自信を持って臨める。前準備が疎かになっていれば、不安に陥り、良い仕事は出来ないと思います。自信を持つことの大切さ、それは説得力にも繋がりますし、自信を持って仕事をする方が仕事も楽しめるのではないでしょうか。
仕事は勿論、プライベートも自信に満ち溢れている方が男らしく、格好良く見えるように、仕事はプライベートにも直結するように思います。良い仕事をすれば、良いプライベートが過ごせると個人的には感じており、どちらかが欠けてもバランスが悪く、思うような時間は過ごせないのではないでしょうか。その為にも前準備をしっかりとし、自信を持って仕事に臨む、その事が良いプライベート過ごす、良い人生を過ごす上で、最大の近道なのかもしれません。個人的にも自信を持った男になれるように日々、精進しています。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : その先にある価値

CALEEにとってレザーとは、シーズンコレクションにおけるアクセサリーと言う一般論とは明らかに一線を画します。CALEEのブランドネームを広く一般層まで浸透させてくれた立役者であり、アイデンティティでもあるからです。上質な革を使用し妥協のない職人の技によって生み出される品質は正しく極み。それでもふと思い返してみれば、色に対しての拘りはどうであっただろうか。単発で幾度かはカラーレザーをリリースしてきましたが、それもブラックやブラウンと言うど真ん中のカラーがあってのリリースでした。レザーブラック。この思い込み固定概念を持っていたのは確かでした。人の成長を妨げるのは思い込みや固定概念、そんなことは重々承知していたはずが、ブランドとしても縛られていたのでは?と思う部分もあります。そんな世間一般の固定概念を払拭したく、今季リリースしたインディゴレザーコレクション。
インディゴ混で染められたレザーは味わい深い高級感のあるレザーとなりました。ゴールドの付属との相性も抜群です。"レザーはブラック"昔からそうだとか、殆どの人がそうだからと、誰が決めたでもない通念とやらに囚われていないで、その先にある可能性に楽しみを見出してみようではありませんか。ブランドとしてもその先にある可能性に価値を見出して挑戦し続けたいと思っております。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : ユメノオワリ ユメノハジマリ

2018年8月21日。平成最後にして第100回を迎えた夏の甲子園が終わりを告げた。この大会にきら星の如く現れた主役が、秋田県立金足農業高校だった。平成最後の怪物と称されたエース吉田投手を大黒柱に、バントやスクイズを多用する試合運び、メンバー全員が地元秋田の選手、公立農業高校、試合後に体をのけ反らせて歌う校歌斉唱。その全てが昭和の匂いがするチームだった。
一回戦から二桁奪三振を記録し、逆転ホームランで勝ち上がったかと思えば、史上初のサヨナラツーランスクイズで劇的な勝利をもぎ取るなど、魅力に溢れたチームだった。秋田から飛び火した金農応援は列島を飲み込み、いつしか旋風となって甲子園を包み込んだ。秋田県民ですらここまでの活躍は予想外であり、決勝に進むなど誰が予想しただろうか。勝ち進むにつれて応援の声は大きくなり、期待が希望になり、それはいつしか願いへと変わる。秋田県のみではなく、東北6県にとっての悲願。深紅の大優勝旗の白河の関越えである。
公立高校、地元選手、103年ぶりの決勝、100回記念大会での悲願達成。全ての要素を持ち合わせて決勝の舞台で待っていたのは、王者大阪桐蔭。私立高校、エリート集団、春夏連覇、と金足農業とは対極の要素を持った高校である。チームとしての総合力は大阪桐蔭が圧倒的に上。しかし、甲子園の魔物とやらも、103年も居座ってりゃ、100回記念大会位は忖度してくれるのではないか?そんな想いすらも甲子園で投じた881球に体が先に悲鳴を上げた。終わってみれば大会前の予想通り、大阪桐蔭の春夏連覇。またしても東北の悲願は、打ち砕かれた。

平成最後の百姓一揆と言われ、県民に夢を与え、全国の公立高校に希望を与え、
東北の悲願を乗せた金足農業高校。

この夏の主役は県民の贔屓を差し引いても、間違いなくこのチームだった。昭和の匂いに誘われた高校野球ファンを飲み込んで、最後に彼等が見せた涙に送られた万雷の拍手が、この甲子園に刻んだ、彼らの物語の終焉を告げていた。

ー夢の終わりは夢の始まりへ。

ありがとう金足農業高校。

甲子園に吹いた一陣の爽やかな風に当てられて、一夏の眩い夢を見させてもらった。

Naoto Monma / Writer

TITLE : SUMMER GIFT

猛暑の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。来週には8月に入り、あっと言う間の夏の訪れから過ぎ去って行くスピードは非常に早く、ついていくのにも必死になってしまいます。先日、東京の旗艦店ではアイスの販売イベントを行ったりと、夏らしいイベントやアイテムを考えながら、最近もデスクワークについています。東京と大阪という言わば日本の二大都市に直営店を構えるブランドである以上、直営店のあり方という部分はブランドの人間として常に考えています。店舗のヴィジュアル、ディスプレイ、また店頭でのサービスなど様々な角度からブランドの旗を掲げる以上、そこには妥協は許されないと常に思っています。また、それがすべてカスタマーサティスファクションに繫がる事であると常に信じています。洋服をビジネスとして行なっているからこそ、そこには僕らも期待に応える義務があると感じます。
最近では、夏のイベントの他に旗艦店限定のアイテムをリリース等も行なっている事は皆様もご存知ではないでしょうか。時には大阪のショップのみの限定アイテムをリリースしたり、またある時は東京限定であったりと直営店のあり方を最近問われているような気がします。CALEEの旗艦店として僕も店頭の方には立つ機会も勿論あり、そこにどんなモノやコトを繋げていけるかを常に考えています。僕たちから常に新しい事を発信して行く事がお客様の満足に繫がるのではないでしょうか。これからもSTEWARDS LANEは常に進化をしていきます。そこにお客様の喜ぶ顔や笑顔を見れる事を期待して…。

Please accept our best greetings for the hot season !

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : identity

CALEEのブランドアイデンティティーの一つでもあるモーターサイクルカルチャー。
自分がモーターサイクルというジャンルに興味を持ったのはいつだろうと考えてみると、中学生の頃に遡ります。当時時間があれば遊んでいた友人5つくらい離れているお兄さん、自分からすれば先輩が乗っているのを見たのがきっかけだったと思います。中学生後半から高校生にかけて自分らの中でバンドブームがあり、友達の家に集まってレコードを聴いたりVHSを見たり、ギターを弾いたりするのが学校が終わってからの楽しみだったのですが、その友人の家で遊んでいると、その先輩がバイクに乗って帰ってくるのです。そうすると自分らは騒ぐのをやめて、バイクを見に駐車場へ向かい、そのバイクを眺めるという、いかにもティーンエイジャー的なルーティーン。ただそれが無性に楽しかった。それがあったから今があると言うくらい、自分の人間形成に大きく関わっていたと感じます。
年明けからカスタムをお願いしていたバイクが納車されました。
東京のカスタムショップにお願いしていたので、東京〜大阪間をツーリングと慣らし運転を兼ねて自走しました。走り出した当初は緊張していましたが、最高の時間を過ごす事が出来ました。

乗り物離れが進んでいるそうですが、楽しさを伝える人が身近に少なくなってきてしまっているのもあるのではと感じます。自分が学生の頃は近くにそういった先輩方がいた様に、これからは自分らが若い世代にリアルに楽しいと思う事やモノを見せていく事で、自ずとアイデンティティーが生まれ、受け継がれていくのではないでしょうか。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : 正常進化の答え

ここ数年メンズファッションシーンを賑わす夏の風物詩がハワイアンテイストの総柄シャツ。常夏の島ハワイならリゾート地の解放感から浮かれついでに着られるが、湿度の高い日本の夏にハワイアンシャツ特有のレーヨンの質感はお世辞にも相性が良いとは言えない。汗が溜まりやすく、汗を吸った日にはヌルっとした質感に変わってしまう素材だからだ。とは言え、クリーニングしたばかりの、あのサラリとした肌を滑る質感は一度着ると癖になる。手入れの面倒クサさを差し引てもお釣りが来るくらいだ。そうこうする内に、なんだかんだでメリットが勝り今年もまたアロハを新調しようと目論む自分がいる。そんな諸兄も多いことだろう。
ただ、取り回しが便利なら文句もなくパーフェクトなのが正直本音。欲を言えば家で洗濯も出来、シワにもなりにくいなら....。
それを実現したのが、今季のアロハシャツ。タラレバ、ではなくコットン地を採用することで、デフォルトで機能性がもれなく付加されてくる。今ってそんな時代なのだ。あらゆる物が進化する現代で洋服だけが時代遅れ、ってことはありえないんだな。

Naoto Monma / Writer

TITLE : WORK

早いもので2018年も6月に入り、あっと言う間に折り返しの月となりました。また、CALEEの2018 SPRING/SUMMER COLLECTIONも後半に差し掛かっており、リリースアイテムの少しずつ少なくなってきましたね。こういった時期になると、月日の経過は年々早く感じるようになり、時間を無駄にしてはいけないなと常々感じております。24時間の中で最低でも8時間は仕事の時間として費やし、生涯で考えるとその時間は相当なものになります。その中で感じることは、 その人生の三分の一をどう有意義に過ごすかという事です。日本における世の中の20代では好きな事を仕事にしている割合は約25%程のようで、やはり少ない割合となっております。逆に好きな事の為に仕事をしているという方は世の中の殆どの方に当てはまるのではないでしょうか。そういった事を考えているうちに気が付いた事は、その両方を持ち合わせた人こそがその仕事、その道のプロなんだという事です。仕事は遊びではなく、生きていく為にはお金が必要でその為に皆仕事をしています。ただ、そういった考え方ではなく楽しい出来事の中でお金を頂けるという生活を送る事が出来ればよりその仕事のパフォーマンスも上がる様に感じます。ありがたい事に 自分は昔から好き洋服に関わり、また好きだったCALEEというブランドで働かせて頂いております。その中でもっともっと皆様に洋服の素晴らしさを伝えていく事、洋服を通じて人生の楽しさを伝える事も使命だと感じております。
また、最も仕事に対して大事な部分は自分自身の揺るがないポリシーが重要だと思います。その気持ちを大切に今後も精進していこうと思います。

Hirotaka Ando / Staff