DIARY

TITLE : roots

先週は満開だった桜もすっかりと新緑が芽吹き、明るい緑色が目立ってきましたね。事務所でも再来週には秋冬シーズンの展示会も控えており、少しづつ慌ただしさが増してきた日常となっております。展示会前という時期はいつもとは違う独特な空気が流れ、いい緊張感をもって仕事に取り組めます。これから展示会までは忙しい日々が続きそうですが、是非皆様に喜んで頂けるよう無事に乗り越えていければと感じております。その中で今季は皆様もご存知のように「Good Old Japan」をシーズンのメインタイトルとしてアイテムのリリースを行っております。先日はデニム地で作製された半被を日本では古くから使用されている技法の柿渋染めで染め上げたアイテムがリリースされました。
個人的にはこのアイテムにはなにか惹かれるものがあり、リリースを待ち望んでいた一着となります。法被は、日本の伝統衣装として古くから着用されておりますが、皆様にはあまり馴染みがないアイテムではないでしょうか。また、ファッションとして法被を着用するのはここ最近の洋服の流れのような気がします。個人的には生まれ育った地元で古くから行われている祭りがあり、その祭の際に物心つく前から法被を着用していました。ただ、年に一度の特別な日にしか着用する事のない衣装という印象を強く感じ、法被という衣装には何か言葉には表現できないカッコよさを感じていたものです。
時は流れ、祭の衣装ではなく、ファッションの一部としてのまた当時とは違った特別な感覚を覚え、やはり日本人として昔から特別な衣装としてもイメージがあり、このアイテムには親近感を感じさせられます。

地元の伝統衣装としてではなく、ファッションアイテムとして着用出来る事を誇らしく思い。また日本人、日本らしさという部分を改めて考えさせられたアイテムです。

Hirotaka Ando / staff

TITLE : 桜の下で何を思う…

関東では桜も満開を過ぎ、葉桜になり始めた先週末、やっと今年も花見をする事が出来ました。満開の桜に比べ、少し色の鮮やかさは劣りますが、個人的には好きな桜です。また、ここからもっと花が散り、葉で青々としてくると、夏の風物詩となっていきます。夏の俳句の季語でも使われる様に与謝蕪村の俳句「葉桜や奈良に二日の泊り客」でも蕪村の喉かな奈良観光を歌っています。桜を見ながら、今季のコレクションについてもいろいろ考えさせられる所が多く、自然と日本人らしいモノ作りという分野を個人的にも考えるようになりました。
今季のコレクションの中では、日本伝統衣装である法被をイメージしたアイテムが多く、その中でもロング丈の法被風コートを個人的には気に入って普段から着ています。一般的な法被と言われるものは腰丈または膝丈の物が多く、今回リリースしているような膝上まで丈のある物は極稀です。そこにCALEEならではの軸としているアメリカンカジュアルと日本の伝統衣装の融合だと考えます。

日本古来の伝統を引き継ぎながら、ジャガード織りで製作したネイティブパターンを表現したコートはまさに今季のテーマを象徴とするアイテムです。これからの時期もカットソーの上に羽織り、まだまだ活躍してくれそうです。


Kentaro Motoki / Staff



TITLE : GOOD OLD JAPAN

近年のインターネットの普及で、日本国内だけではなく、他国の様々な情報が手に入る様になりました。海外に進出する方、海外から日本に来られる方も増えています。日本の歴史を見ると、鎖国をしていた時期もあり、島国という事で、他国と比べるとまだまだ遅いところもありますが、確実にグローバル化が進んでいます。様々な国の文化が流れ込み、ライフスタイルの幅が格段に増えています。
ただ、そんなグローバル化が進んだ現代だからこそ、日本独自の素晴らしい文化がある事を忘れてはいけないと感じます。そして、それを伝承していかなければ、グローバル化にかき消され、その素晴らしい文化が衰退していってしまう事も、自分たちの世代では感じ取っていかなければいけないと思います。
50年後、100年後を見据えた時に、どういった日本になっているのかを想像してみる事。
どういった日本でありたいかを想像してみる事。
そういった想像から日本の未来が変わってくるのではないでしょうか。
本格的に始動したCALEE 2018 SPRING / SUMMER COLLECTION。すでにリリースされているアイテムやカタログを見て頂いた方はご存知だと思いますが、今シーズンのコレクションは、”和”というものに更にフォーカスをあて、アメリカンカジュアルと組み合わせたアイテムを多数リリースしています。
”GOOD OLD JAPAN”。
様々な国の文化が混在してきている現代の中、日本という国として、そこで生まれ育った日本人として
誇るべきものや、日本人として忘れてはいけない、文化だったり伝統なりを組み込む事で、そういった文化や伝統を知らない世代の人達や海外の方に、発信していければと思っています。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Things that change and those that do not change

3月に突入し、続々と新作がリリースとなっております。各媒体やSNSでご覧になっている方も多いと思いますが、今シーズンは和をテーマに様々なアイテムに和を取り入れてアイテムを作製しております。アメカジをベースにしている以上、ベースを変えずに和をプラスし、日本らしさ、CALEEらしさをアイテムに反映させるべく、アイテムを作製し、皆様にお見せ出来るブランドブックに関しても和の風景をベースにした国内撮影を行ないました。アイテムと相まって和の雰囲気を存分に詰め込んだブランドブックになっており、今シーズンの全てが掲載されております。また、海外撮影ではベニス、サンタモニカ等の撮影に参加し、西海岸での撮影を敢行。中心にアメカジがある以上、ブランドブックの完成には欠かせないピースであり、CALEEの根源になる部分だと自負しております
アイテム作りや撮影等、ベースになるものは変えずに新しいエッセンスをプラスした今シーズン。変えるべきもの変わらないもの、アイテムも撮影も常に進化を求めた結果として今シーズンのブランドブックが完成しました。是非、ご覧になって頂き、今シーズンの全てを感じて頂ければと思います。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : The man who has no imagination has no wings

2018 S.S COLECTIONが満を持してスタートしました。
前シーズンから引き続き「和」と「アメカジ」の融合をテーマに掲げ日本人としては元より、CALEEとして培ってきたものの矜持を持ってスタートしたシーズンとなりました。「和」この言葉から連想するものはなんでしょうか?人によっては着物だったり、刺繍だったり、柄だった、り染だったりするかもしれません。では、産まれ落ちてから今まで「和」というものにどれだけ触れてきましたか?という質問に対して明確に回答できる人は少ないのではないでしょうか。明確に回答できない理由は至ってシンプルで、日本人であるからだと思います。「和」というものが日常に混在し、当たり前の風景の中に溶け込んでいるからこそ、明確に回答できない。要は、触れていて当たり前ということです。
そして「アメカジ」はどうでしょうか。CALEEのブランドベクトルに共感していただける皆様であれば「アメカジ」もまた日常でしょう。
当たり前にある日常と意識して取り込む日常。足し算ではなく掛け算で作り上げた
CALEE 2018 S.S COLECTION。無意識で日常で触れえてるものを具現化するという難題に取り組み、世界の人々にも触れてほしいと願い、幾重にも折り重なったブランドの思いが詰まったコレクションです。

Good Old Japan

清々しいくらいに真っ直ぐなメインタイトルではないか。

Naoto Monma / Writer

TITLE : JAPAN STYLE

いよいよ2018 spring collectionのアイテムも徐々に店頭に並び始め、新たなシーズンが幕を開けました。また年が明けあっという間に2月に入りましたが、こういったシーズン立ち上げの時期は個人的に気が引き締まる想いが湧いてきます。今季もCALEEならではのアイテムが多数リリース予定となっておりますが、その中でもここ最近のシーズンで力を入れているのは、「日本」を感じて頂けるアイテムではないでしょうか。こういったテーマを基に、ウエア、アクセサリーなどにも様々な形で落とし込んでアイテムをリリースしております。その中で、最近リリースされ個人的にも直様購入したアイテムが「福」の文字をフロント部分に配置したリングになります。少し大きめでインパクトのあるメキシカンリング調のリングですが、この一文字で尚更、日本らしさも十分に感じる事が出来る逸品にではないでしょうか。
ウエアでは和柄や日本に古くから伝わる生地などで日本らしいアイテムがリリースされておりますが、今季はリングやネックレス、レザーアイテムなどでもそういったアイテムがリリースされておりますので、日本人ならではで日本人らしいアイテムを身につけて気持ちを高めてみるのも良いのではないでしょうか。まだまだこれから多数アイテムがリリースされるので個人的にもデリバリーが楽しみです。

Hirotaka Ando / staff

TITLE : CHANGE!!

仕事をする上で、気分転換は大事な事で、気分転換が出来る事により、また新たな可能性やアイデアが浮かんで来たりするものです。クリエイティブな
仕事であればある程、それぞれが個々の可能性を信頼し合い、共有する事でそれがチームとして機能するのではないでしょうか。CALEEというブランドも僕たちが行なっている
チームという事がまず第一前提にあり、そこから各々が派生している事だと思います。汗水流し働いた会社員が、大事な家族の元に家路を急ぐように僕たちには戻る場所があるからこそ、絶えず新しい事に取り組み、可能性を探す事が出来るのかもしれません。
可能性はどこに落ちているか誰にもわからないモノで、それは自分の足下かもしれませんし、時間の経過により見つかるモノもあるかもしれません。ただ、自分はその可能性を時間の経過や因果関係から見つかるのではなく、自分から見つけたいと常に思っています。それが「意図とした変化」ではないでしょうか。勿論自然と良い方向に向く変化は大事ですが、「意図とした変化」には必ず絶対的な裏付けが必要で、そこにもビジネスチャンスが転がっているのではないかと思っています。年を取るという事は変化を嫌うようになる、変化に対応出来なくなるという事だと自分は思っています。そうはなりたくない、自分の可能性を信じ、今年は仕事にもプライベートにも取り組んでいこうと思います。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : Good Old Japan

2018年の帳が開きました。いつだって新年は気持ちが引き締まるものです。今年はどんな一年になるのか今から楽しみですね。さて、今年度STEWARDS LANEでリリースしたLIMITED ITEMは"OLD JAPAN VELVET COAT"。日本古来より防寒着として親しまれてきたアイテムをスクラップ&ビルドにより再構築。鈍色の光沢を持つヴェルヴェットに家紋を想起させる刺繍をあしらった粋な一着に仕立てました。仲間内で羽織ってみればチーム感を演出すると共に、コートでトレンド感もしっかりとスタイルに落とし込むことが出来ますね。先人達が生き残るために産み出した知恵とCALEEのファッション性がしっかりと中心でクロスオーバーしたアイテム。と言うよりは作品と呼べるものではないでしょうか。
日本に今なお息づく染めの技法や、縫製技術、刺繍技術は何世紀も前に編み出されたものの上に成り立っているに過ぎません。今の技術は5を6や7、8にしているに過ぎず、0から1を産み出した先人の知恵には遠く及ばないものと想像出来ます。そんな先達にリスペクトを捧げつつ、現代にアップデートしていくという試みを行っているCALEEのOLD JAPAN COLECTION。古き良き日本の伝統にアメカジのエッセンスを加えたアイテム群のリリースが楽しみでなりません。2018年。今年もCALEEから目が離せない一年となりそうです。
遅ればせながら皆様明けましておめでとうございます。今年も昨年と変わらぬご愛顧を頂戴いただければ幸いです。

Naoto Monma / Writer

TITLE : 2018年に向けて

昨日にて事務所は仕事納めとなりました。今年一年を振り返ってみると、昨年よりもさらに時間が経つのが早かったように感じます。ブランドとして春夏は"REAL JAPANESE WEARS BY CRAFTSMAN”をテーマにより職人との繋がりの見えるアイテムラインナップ、それに伴い、ブランドブックや各媒体では”JAPAN BLUE”のカラーリング統一した撮影を多く行いました。様々な反響も多く、海外での取引をする足掛かりとなったシーズンでした。秋冬のテーマには”ROOTS REVIVAL”と掲げ、ブランド設立13年の秋冬に迎えることで、今一度原点にたち返り、物作りや世界観を見直すことにしました。近年、日本の人々が洋服へのプライオリティーが低くなりつつあるのが現状で、それに対し、商売になり過ぎているブランドが多く見受けられ、自分達としては立ち上げ当初の頃に思っていた洋服が本来持つ楽しさや、手にした時の喜び、生活に根付いた物作りを意識しました。海外での撮影も初のメキシコ撮影を行い、いつもの様に根を詰め悩み尽くすのではなく、あくまで楽しむことを意識し、充実した撮影になったこともとても印象強く残っております。自分としてもワークアウトやバイクでのツーリングにのめり込むきっかけとなった様な気がします。
2017年は"踏み出した年"ブランドの展示会サイクルを新たにし、臨界点から一歩踏み出した年だったと思います。
そして2018年は"極める年"踏み出した一歩を極める為に今行っていることを今以上に突き詰めていきたいと思っております。
今年一年皆様におかれましてはご愛顧いただきまして本当にありがとう御座いました。2018年が皆様にとっても良い年になっていただければと、少しばかりの気持ちですがスタッフ一同願っております。2018年も何卒宜しくお願い致します。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 忙中閑あり

1年とは本当早いもので、先日、新年を迎えたと思っていたら、もう師走も下旬に差し掛かる所、、、早いものです。今年1年、何か自分にとって飛躍があったかというと首を縦に振る事は出来るのだろうか。そんな事を考えながら、diaryを開いています。今年はブランドとして年2回のコレクションに変更、そして初参加したカタログの海外撮影と非常に内容の濃い、1年だったと思います。時代と共に変化するブランドでありながら、軸は決してブレないブランドであるためにも様々な所から発信し、受信を繰り返し、アンテナを張り続ける仕事というのはどんな仕事においても同じかもしれません。ただ、その時代の中で、地位を確立するというか、梶を自ずと取れるかという事は、どんな事においても課題であるのではないでしょうか。
僕は常に心の中で、大事にしている言葉があります。昔からことわざで「忙中閑あり」という言葉があります。意味としては難しい意味合いではなく、どんなに多忙な生活の中でも、わずかな暇は必ずと言ってあるという意味です。この言葉は僕が仕事と向き合う上で、大切にしています。1年を通してこの言葉に問い掛けてみた時、仕事に余裕は持てていたのだろうか。また、その余裕をどういう風に自分へのステップアップに繋げる事が出来たのだろうか。自分の中で、暇=仕事において僅かに垣間見れる余裕だと考えています。また、常にその余裕があるからこそ、仕事のクオリティーが上がると思います。自論を語ってしまう場になってしまいましたが、この一年間はその余裕が自分の中でも把握できる事が出来、自分の中で満足の行く仕事が出来た一年だと思います。また来年を考えた場合、その余裕を時間として残す事が出来、自分の趣味や違った人との繋がりにも向ける事が出来ればと思います。そう思うと、来年を迎えるのが楽しくなってきます。一年を振り返り、何を思うのか、思い返す事が大事であって、そこに絶対的な達成感はいらないと思います。達成や満足感ではなく、フィードバックに残りの時間を費やしたいと思います。

kentaro  Motoki / Staff

1234