DIARY

TITLE : Tradition

普段大阪店の店頭に立っており、販売員という立場でお客様と接しておりますが、自分とは全く違う環境、価値観の方がほとんどです。今まで自分が目を向けてこなかった事に対しても、好きな洋服という共通点によって繋がった人とコミュニケーションを取る事で、違う観点から物事を捉える事が出来、見方が変わる事もあります。
特に今の時期は、新学生、新社会人で大阪に拠点を移した方々が、お客様として来店されるシーズンです。自分と年齢が一回り以上も違うお客様と話すのは自分としても大変新鮮に感じております。その感性や価値観は、小さい頃からインターネットやSNSなどの情報に囲まれ生活してきた中で、磨かれた賜物なのではないでしょうか。
ただ、情報が多い中で生活してきた世代の方々は、情報の幅はあるものの、一つの事に対しての情報量は少ない様な気がします。それらが悪い事ではないと思いますが、せっかく好きで得た情報なのだから、ある程度深くまで知りたいと思ってもらいたのです。
自分達はインターネットが普及していない世代に生まれ、情報が少ない中で如何に面白いものを引っ張り出し楽しむかを考えてきたわけで、そういった部分を踏まえると、そこから見いだした感性もまだまだ捨てたもんじゃないなと思うのです。
好きな洋服という同じ共通点で繋がったからこそ、自分が感じてきたもの、これから感じていくものや知識を伝えていければと思っております。

今シーズンCALEEより、伝統工芸である久留米絣に別注し製作したシャツがリリースとなりました。
素晴らしいと思う日本の伝統技術を、世代を越えて伝承する事もまた一つです。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Follow our lead

ーFollow our leadー

東京にヘッドショップを出すと決めた時にサブタイトルとして掲げた言葉です。意味としては僕らについて来てください。という意味合いが強く、僕らが提案するスタイルやファッション、ブランドとしての世界観など様々な部分に共感しついて来て欲しいという願いや希望を込めて掲げたサブタイトルになります。本店の出店が決まり、今いるスタッフで何が出来るか、朝方まで話し合い、店舗での在り方という部分を深く考えさせられた瞬間でもあり、接客という実質答えのないことと向き合うことで、少しでもお客様の為にという接客、サービスという部分の初心に戻れたような気がします。STEWARDS LANE TOKYO、STEWARDS LANE OSAKAにいた時間、いる時間だけではなく、購入して頂いたアイテムで少しでも幸せを感じ、明日への活力、モチベーションにして頂けるよう、店頭に立つスタッフとして一番優先する所と考えております。スタッフ個々で時には意見を出し合い、向上に努めており、正解がない接客という部分と向き合うことでお互いを高めていければと考えております。店舗スタッフとは現場で、お客様と接することで感じることが出来る所であり、現場の声としてお客様を一番近くで感じることが出来、非常に大事なポジションだと自負しております。
本店が出来てから早くも4年が経とうとしています。当時の思いを胸に今も店頭の方で立たせていただいております。少しでも良いアドバイジングが出来るよう、アパレル店員としても人間的にも成長していかなければいけないと感じています。個人の成長がブランドの成長となり、お客様の成長にも繋がって行くと考えており、直接、そういった部分に関われる仕事は多くないと考えています。スタッフもお客様も共に成長出来る現場としてこれからも日々、自分やお客様と向き合い、お客様をリード出来るように精一杯精進していければと思います。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : Summer Pleasure

関東も昨年に比べると早々と梅雨入りしました。梅雨が明ければ本格的な夏となり、梅雨入りは夏がすぐそばまで来ているのを実感出来ます。けれど、その夏には実際Tシャツがあれば十分。女性に比べると男性の着る洋服の種類は本当に少ない。可愛いあの子達のようにワンピースも無ければスカートも無い。サルエルなんかも無ければヒールだって無い。Tシャツ、半袖シャツ、ベスト位しか男に許された種類は無い。改めて思い浮かべてみれば、この少なさに逆に清々しさすら覚えたりしますね。種類の少ない男の夏服は可愛いあの子達に比べるとつまらない?いやいや全然そんな事は無いんだな。逆に種類が少ないからこそ、服装術というのが発展して今日のスタイルに昇華したわけであって。特にTシャツ何かは大人になればなるほどに、自分のアティチュードを示す物になってくれるのではないかと思っています。無地のプレーンが好きな人もいれば、プリントが大きく入ったもの、ヴィンテージTシャツからロックTシャツ、中にはVネックしか着ないと言った人もいる始末。それにシャツやベストをレイヤードしたり、Tシャツ一枚で着てみたり。それがアリなのかナシなのかは自分で選ばなきゃ。
お洒落と認識されている誰かさんが言った事を守るのが絶対ではないし、Tシャツの服装術にルールなんか無い。そもそもファッションとは、女にモテることと自己満足を謳歌するするものなので、自由に楽しんだもの勝ちですね。夏のスタイルは秋冬のスタイルに比べると俄然ルール無視で楽しめるのではないでしょうか。これからその思い思いのスタイルを楽しめると思うとワクワクしてきますね。
夏スタイルの余談を話すとすれば、これはおそらく全世界共通の認識であると思っていますが、白の無地Tシャツに少し色落ちしたデニムが似合う男が一番カッコイイ。これが似合わないからあれこれと服装術を持ち出す訳で。これが似合う男になりたいと思うのは男として持つ一つの憧憬のようなものではないでしょうか。それが一番似合っていたのは、後にも先にもジェームス・ディーンだけだと思っています。

Naoto Monma / Production

TITLE : To next exhibition

夏のコレクションアイテムが続々と入荷し始め夏の装いに切り替わり、6月に入りようやく、気分も夏になってきております。そんな夏気分の中、次回の秋冬展示会迄あと一ヶ月と迫って来ており、サンプルの作製もいよいよ大詰めとなって来ております。
プレスとして各メイン媒体でのシーズンビジュアルの撮影も一通り終わり、既に一部は掲載され、これから、”BRAND BOOK”やシーズン特集も掲載予定となります。一部ご覧になられた方はひとしきりイメージは出来上がってきておりますが、今回ではブランドイメージとして”オリエンタル””ウエスタン”スタンダード”をテーマに物作りを構成しております。その中でも”JAPAN PRIDE”と言うメインテーマをベースとし、日本独自のオリエンタルパターンやマテリアルの作製に加え、今回では伝統工芸の久留米絣とのコラボレーションを実現することが出来ております。前年までの”ウエスタン"に加え今季は特に”スタンダード”を強く意識したラインナップやビジュアルも強く意識した世界観となっております。今までに比べ、土臭さを削ぎ、洗練されたスタンダードなアイテム、よりデイリーに適した都会で着れる洋服もまた”スタンダード"と呼べるのではないでしょうか。

今年に入ってから他ブランドでもよくオリエンタルなアイテムを打ち出して来ておりますが、前年の和柄アロハシャツや10周年記念で作製した和柄のN-1もご存知の通りブランドとして日本独自の良さを以前からアイテム作製及び打ち出しをを行って来たおかげで、長年の付き合いのある業者の方々の協力もあり、集大成として無形重要文化財の久留米絣をオリジナルで作製することが出来ました。それ以外にも拘り抜いたアイテム群になっております。これからお披露目になるアイテムも多いので楽しみにしていて下さい。
夏コレクションの流れを受けて、秋冬アイテムも仕込んでいく時期となっております。各業者の方々との打合せもほぼ毎日のように行っており、前年とはまた違い、CALEEとしての進化と真価を問われるシーズンとなるような気がしています。自分たちもこれから上がってくるサンプルに一喜一憂して、秋冬展示会を迎えることとなるでしょう。夏アイテムで打ち出したオリエンタルテイストやスタンダードをしっかりとした軸にしたアイテムラインナップとなる予定です。

兎にも角にも、皆様にはこれからリリースされる夏アイテムや雑誌媒体でのヴィジュアルを存分に楽しんでいただければと思います。

Hiromasa Takahashi / Press
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