DIARY

TITLE : 粗だが野にして卑にあらず

師走が急ぎ足でやってこようとしているこの時期は、柄にも無く自己回顧録なんてものを書き上げてしまいたくなるものです。
CALEEに入社して約6年。小学校入学からもう間もなく卒業を迎える位なんだなと思いました。こうして書いてみると膨大な時間のように思えてしまうものですが、体感時間はあっという間と言ったところでしょうか。
友人に誘われてCALEEの門を叩いた約6年前。今まで洋服屋として培ってきたものが活かされ、形となる事がこれほど充実感を得られるとは思いもせず、洋服屋なんてものは自己顕示欲が肥大した人間であるべきなので、時にはぶつかり、時にはへし折られ、それでも美味い肴と酒の前では、腹を抱えて笑う事もしばしば。そんな濃密な時間を過ごせたのは、代表のおかげであり、仕事を教えてくれた直属の上司のおかげであり、肩を叩いて鼓舞してくれた隣に座る親友のおかげであると言う認識は、他者から見てもさほどズレた認識では無いと思っています。
洋服屋としての知識は入社以前に大概の事は掴めたと思っていました。しかし、入社して一番教わった事は、大げさに言ってしまえば人生の処世術でしょうか。特に代表、直属の上司は自分よりも、刺のついた門松を多くくぐってきている分、様々な場面で教わる事の多い事数えきれず。時には言い訳の仕方から、電話対応における語尾投句まで教えられたものです。
仕事の話しをする時は、借り物の言葉ではなく自分の言葉で話せ。それが前提で初めて耳を傾けてくれる。
仕事の話しをする時は、嘘をつくな。すぐにバレる。
仕事の話しをする時は、知ったかぶりをするな。後が続かなくなる。
こんな当たり前の事ですが、以外と出来ていないものです。そんな当たり前の事を大人になって改めて教えてくれる会社も、指折り数えたところで両の指で足りるだろうなと思います。
CALEEにいるスタッフは、自分を含め世の中で言う既得損益権のエリート然としたものや血統証の付いた人間ではありません。しかし、パソコンに羅列され た数字を見て世界を知った気になっている人間ではおよそ見当もつかないであろうクリエイティブが生まれる瞬間があるのもまた事実。

粗だが野にして卑にあらず。

CALEEを体現する言葉でこれほど相応しい言葉もまた中々思い浮かびません。自分も、粗だが野にして卑にあらず。を地で行く事を目標にしたいなと思った11月の暮れでした。

Naoto Monma / Production

TITLE : 仲間たちとの….

先週展示会を終え、今週は各取引先バイヤーとの入念な打ち合わせを再度電話にて行っております。展示会準備で毎日深夜まで作業をした事も今となっては懐かしい気にさせられます。特に、展示会最終日の前夜祭という名目でスタッフ全員とバイヤーさんで夜通し騒いだ事で、展示会準備で溜まっていたものが発散させられたような気もします。年に何回もこういった全員が揃う事は大阪店がある以上、機会が少ない分いつも以上に楽しい時間を共有出来ました。
 今年も残り僅かですが、年末まで駆け足となりそうなので年末時にはまた忘年会という名目で全員が集まれればいいなと思います。

ただお酒を飲むだけではなく、仕事の話も膨らむ時間というのは貴重であり、仲間というものを再認識されられる良い時間に出来れば良いなと思います。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : NEW LIFE.

11月に入り、気温も冬らしくなってきましたね。今週はCALEEの展示会が行われました。事務所も準備や展示会などで忙しくあっという間に過ぎ去った一週間となりました。また、個人的にも11月から大阪の地を離れて、東京へ転勤となり、店頭や事務所勤務など今までとは違った環境での一週間となり、展示会特有の雰囲気と慣れない土地での生活に今までに体験した以上の疲労感となりました。しかし、そういった状況の中にも新鮮さを感じる事が出来たので満足感も感じる事が出来、とても充実して仕事に取り組めた時間でした。
今までずっと大阪に住んでいたのですが、東京に来て第一に感じた事としては、やはり日本の首都であり、様々な事で規模の大きさを感じます。大阪にいる時にも東京には足を運んでいたのですが、そういった事は今までそこまで感じたことがありませんでした。いざ、住んでみるとなると小さな街でも人が非常に多く毎日驚かされております。また仕事の部分でもこれまでは大阪にいたという事もあり、事務所での作業などは殆ど把握していない状況でした。東京勤務になり、事務所で作業をする日もあるのですが、大阪にいる頃にはメインが店舗運営だった事もあり、現状では慣れない作業で他のスタッフの方に色々な作業を教えて頂いております。東京でも店頭をメインに働かせて頂きます。まだ数回しか店頭には立っていないのですが、大阪のお客様とは違ったスタイリングやお話が聞ける事でとても楽しい時間を過ごせているなと改めて感じさせられます。また、月に一度は大阪に戻る機会があるので、東京のお客様のお話などを話せれば良いなと思っております。また、場所は違えど同じSTEWARDS LANEのお客様ですので、大阪と東京を繋げられるパイプ役にもなりたいなと考えております。東京勤務になる事で、雑誌媒体の情報や洋服のトレンドが大阪 にいた時よりも早く伝える事が出来る様になると思いますので、そういった部分にも意識していき、東京、大阪を共に盛り上げて行きたいと考えております。
CALEEの展示会が終わり、少し一段落したので、お店や事務所での作業にも早く慣れて皆様の期待に応えられる様に東京の地で頑張って行きたいと思います。

Hirotaka Ando / staff

TITLE : Youth

CALEEというブランドに携わり、今年の11月で丸4年の月日が経ちました。自分の中ではそこまで意識はなかったのですが、早い物で20代後半だった自分も気が付けば30歳を越えているのには少し驚きます。本当に時間とは経つのが早いもので、こういった自分にとって節目の時期には何かと昔の事を思い出てしまいます。今から11年前、自分はCALEEというブランドに出会い、今に至る訳ですが…。
まだ、当時はヤングカジュアルの中心は裏原ブランドのイメージが強く、ストリートブランドという言葉も世の中では少しずつ店着した2000年代初頭、様々なブランドもいろいろな角度に方向転換をしていき、綺麗めに着こなすストリート系から、ボトムスは極太のデニムで合わせたオーバーサイジングなスケーターファッションまで、いろいろ派生していった時代でした。その中でもストリートアメカジという言葉が世に出始めたのもこの頃だった思います。俗にいう西海岸のスケーターファッションのノリから派生した西海岸のアメリカンカジュアル、スケートなどのカルチャー以外にもバイクやカーなどのモーターサイクルカルチャーをバックボーンに背負い、どことなくルーズなボトムスにアメリカの土臭さを感じさせるファッションが流行り始めていた時代でした。CALEEとしても産声を上げた頃は、そんなストリート色を感じさせ、ストリートアメカジという言葉の世の中に定着した時代だったと思います。そんな時代にCALEEに出会い、自分の視点を通して様々なアイテムを見てきた自分の目は顧客という角度からの切り口として自分にとっては今一番の財産だと感じます。また、ブランドの人間としても物事やアイテムを客観的に見る事も時には必要であって、自分にとってはその経験や時間が自分だけのスペックのようなに感じています。12年という世の中的には短い時間かもしれませんが、この12年間にはたくさんの拘りや思い、携わってきた人間の人間性が詰まっています。
そんな事をこういった節目には思い出し、自分の中で原点に返り、自分がまた動き出す良い原動力になるものです。少し特殊かもしれませんが、すべてにおいて同じ事が言えると思います。昔や原点を振り返る事ですべてが解決する訳ではないですが、今の時代を生きる何かヒントにはなるのではないでしょうか。

Kentaro Motoki / Staff

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