Naoto Monma / Writer

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DIARY

TITLE : Our watch

腕時計とは少し大げさに言ってしまえば、人類の英知が詰まった 人口の小宇宙のようなものである。腕にはまるほどのサイズであり ながら、その機構は複雑そのもの。世界に多数のコレクターが存在 するのもうなずける。 今では、ファッション業界においても市民権を得て、大人の身だしなみの 一つとして腕時計は欠かせない位置にいると言っていい。 CALEEでも腕時計はスタイリングに欠かせないアイテムと考えている。 中でもブランドイメージとしてその腕にスタッフが選ぶのはアンティーク ROLEXのスポーツウォッチであるGMTマスター。 程よいゴツさと、エレガントな佇まいを同居させたそのモデルは、 カジュアルからトラッド、ミリタリーに至るまでスタイルを選ばずに 身に着けられるユーティリティー性も兼ね備えたモデルだ。 回転ベゼルは季節によて付け替えて、夏には赤青のツートン、秋冬は シックにブラックベゼルに変えてみるのも良い。
そして改めて今季のカタログを見てほしい。 今季CALEE初となるコラボレートウォッチをリリース。 モデルは軍サブと呼ばれるミリタリーベースのスポーツウォッチだ。 文字盤、ベゼルをブラックで統一した精悍なブラックフェイスの腕時計 は、アメカジのスタイルにもよく馴染む。 いつだって我々アメカジ好きを魅了してくれる腕時計。

好きになって詳しくなればなれるほどに、その奥深い世界感に感銘を 受ける。先人たちにとって腕時計とはファッションでは無くギアだった。 そこには、グッドデザインもデザインファーストも存在しない。 ただただ今よりもより良いモノを作るという職人の想いは、使う人々の 生活が今よりも良いモノになればという願いに昇華したのだろう。 今季リリースのコラボレートウォッチはデザインファーストで作製した。 しかし、そこにはしっかりとCALEEの想いが込められていることを覚えて いてほしい。

Naoto Monma / Writer

TITLE : QUALITY FIRST

四月も中旬に差し掛かり、満開だった桜も少しずつ散り始め季節の移り変わりの早さに驚かされます。今年は例年に比べて気温の上昇のペースが遅いですが、先週辺りから春らしい気温となってきました。これから一気に夏がやって来るのかと思いますが、来週には17AWシーズンの展示会が行われます。これからが夏という時期に秋冬のアイテムの展示会というのは、一般の感覚的には非常に早く感じるのではないでしょうか。これまでは、大阪店勤務という事で先-前日に出来上がったサンプルを見る事が出来るという流れでしたが、今回は東京への転勤で事務所勤務も増え製作の打ち合わせなど製作の過程から見る事が出来る様になりました。オリジナルの生地が形を変え、洋服に仕上がってきた感覚はブランドで働く人間でしか味わえない醍醐味でそういった製作過程をみて仕上がった洋服には一つ一つ思い入れが詰まったアイテムとなります。

また、その思い入れが詰まったアイテムを展示会で各ディーラー様に伝え、それが全国各地に広がっていくというのは改めて考えるととても凄い事だと感じます。前回から年2回のコレクションとなり、アイテムのボリュームや幅もこれまで以上に増したラインナップとなり洋服をメインに普段の生活の中でも使用出来るアイテムも増え、皆様には新しいCALEEのスタイルを感じて頂けているのではないでしょうか。
これからもブランドとして、日本人としての誇りを様々な方に感じて頂ける様に新たな視点で提案していければと感じております。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : HARD WORKING PERSONS

日本人は勤勉で仕事熱心だと他国との違いを良く比喩される事があります。特にアジア圏の中でも日本はヨーロッパの諸国やアメリカに比べると圧倒的に有給取得日数が少ないようで、またそこに対して不満を持つ日本人も少ないそうです。有給取得の話はひとつの例えではありますが、勤勉で仕事熱心な日本人は他国から圧倒的な信頼を勝ち取って来た背景は語らずにはいられません。例えば、国産車という文化も先日、民放のドラマでちょうど同じようなテーマが放送されていましたが、海外の車文化が発展していく中、自家用車という部分を視野に入れ、あくまで一般の人々が乗れる乗用車を製作し、車の市民権を獲得したのも日本人の仕事への拘りの集大成だと感じます。日本人が拘りを貫き、妥協を許さず、まず、大切にして来た事、仕事において物作りという分野ではないでしょうか。
日本人がまず昔から大切にして来た事、物作りへの拘りは現在MADE IN JAPANというブランドネームとして世界から様々な物が評価されています。それは洋服におていも同じ事が言えます。そして、私たちも同じようにブランドとして拘りを貫いている部分はそこにあります。近年、和をテーマとしたアイテムは流行色が強く、CALEEでリリースしているオリエンタル柄のアロハシャツもそのひとつです。ハイビスカスやヤシの木などヴィンテージアロハシャツでは良く見られる柄はアロハシャツの王道ですが、日本人の物作りへの拘りが表現するために和を全面に押し出した今季のアロハシャツ、それは正しく、ブランドと様々な職人がしっかりと手を結んだ時にようやく表現出来るアイテムです。勿論、スタッフ各々にそういった物作るに関わる、拘りの覚悟があるからこと、イメージを具現化出来ると私も常に思っています。MADE IN JAPANという他国から長年の信頼から勝ち取った旗はまだまだ私たちはすべてを知った気になってはいけません。勿論終わりがないと思います。そこと常に向き合う為にも今季のオリエンタル柄のアロハシャツはここからまだ先に行くために、そして原点を忘れないためにも、心に刻んで置きたいアイテムのひとつだと私は思います。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : The beginning or trigger

とあるテレビ番組でこういったやりとりを耳にしました。
A「高校生のアルバイトの子に、店先を掃いておいてと言ったのですが、ただほうきで掃いただけでちりとりで集めてゴミ箱に捨てる行為をしないんですけど、どう思います?普通そこまで考えてやりません?」
B「それを全部教えてあげなければいけないの?ほうきで掃いてちりとりで集めてゴミ箱に捨てるんだよまで言わなければいけないの?普通それぐらいわかるでしょ!!」
C「こっちが当たり前の事は相手に対しても当たり前っていう考え方自体が上の人のエゴであって、知らない子は知らないよ。知るきっかけが今までなかった子もいるんだから、そこまで教えてあげるきっかけを作ってあげないと。それが教えると言う事なんじゃない?」
皆さんはこのA,B,Cのやりとりを聞いてどう思いますか?世代で思う事は違うと思います。

このやりとりのCさんの意見は、自分が販売員をしていて、お客様に対して伝える際のモットーでもあります。
僕らブランドの人間、つまり作り手が当たり前だと思っている事は、必ずしもお客様も同じ感覚で捉えていないし、分からない事が多いと思うのです。当たり前だと思っている事でも、相手側にはそう思っていない事があるので、何度も説明して教えてあげなければ、アイテム一つ一つの良さが伝わらない事もあると思っています。
だからこそ、自分達販売員が店頭で説明をしますし、SNSやBLOGでアイテムの詳細やスタイリングだったりを紹介するのです。
インターネット普及し、情報が簡単に手に入る時代である昨今、パソコンや携帯を開けば勝手に情報が入ってくるので、自分から情報を求めるという動きを、それまでの世代の人達よりもしなくなってきているのは少なからずあると思います。だからこそ、もっと知ろうと思うきっかけだったりもっと深くまで探るきっかけを作ってあげなければと思っています。
ブランドを知ってもらう事もそうですが、それだけではなく洋服を通して、様々な事柄に派生していってもらいたいとも思っています。
CALEE 2017 SS COLLECTIONがスタートして約3か月が経ちました。ブランドブックも配布開始となり、アイテムも続々と入荷しております。ブランドが提案する洋服に袖を通した事が、何かを感じ取る、何かを始める引き金になれればと思っています。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : express a season with clothes

3月も間も無く後半に差し掛かろうとしていますが、まだまだ肌寒い日が続いております。日中は春を感じれるようになってきましたが、最低気温が上がり切らず、まだまだ一日を通して春を感じれるのは、まだ先になりそうですね。ただ、ここ最近で感じるのは、ファッション業界では春物が続々と入荷しておりますが、街を見ても春を先取りする人は減ってきているようにも感じます。個人的に若い頃は人と一緒が嫌な性分で一足早く季節を先取るのがスタイルを組む上でのポイントにしていました。お洒落は我慢と言う言葉が存在するように季節を先取るのは気温にも逆らう事で、寒さや暑さを我慢したスタイリングになるのは必然になってきます。世の中的には気温に合わせるのは当然の事ではありますが、日本には四季がある以上、四季折々のスタイルを楽しめる国だからこそ、その季節ごとのスタイルを楽しんで行きたいと個人的に捉えています。
ただ現状、春が短くなってきたとか四季がなくなってきていると言われており、温暖化の影響で四季のバランスが崩れているのも事実ですが、そんな状況だからこそ、ファッションだけでも四季を表現していくのも仕事と捉え、季節の先取りを推奨していかなければと考えております。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : CALEE BRAND BOOK

本日より全国のディーラーにて”17SS BRAND BOOK"が配布となります。
テーマには今季のテーマ同様”REAL JAPANESE WEARS BY CRAFTSMAN”とし、より職人との繋がりの見えるラインナップは勿論のこと、巻頭特集では、立ち上げからのブランドテーマの一つでもあった”CALIFORNIA”の”今"をお見せしたく、ロサンゼルスにて撮影を行い、前回に比べよりリアリティーを追求したシチュエーションの中でモデル選びを行ないました。特にモデル選びではファッションやストリートで活躍する10代から20代の若者を厳選している分、今のカリフォルニアスタイルが十分に見ることの出来るCALEE特集となっているのではないでしょうか。
巻中では、巻頭とは対称的にアメリカのクラシカルな要素を多く用い、スタイリングだけではなく、当時の面影を思わせるデザインもまた見所の一つではないでしょうか。

特に国内撮影では海外とは違い、限られたシチュエーションの中で撮影場所の手配や撮影に必要な要素を集めるべく強力して下さった関係者、友人達にはとても感謝しております。最後の巻末には今のストリートやファッション等に関わる友人達を35歳以下に限定して集め撮影を行いました。今回のテーマに沿い”JAPAN BLUE”を全てのスタイリングに統一して用いたこれからを担う世代のポートレート特集となります。
他にも”FOCAL POINTS” や全アイテムラインナップが見れるボリューム満点のBRAND BOOKとなっております。是非、ご覧になって見て下さい。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 3月11日

3月11日
この日が近づくと、当時の映像がメディアを通して至る所で流される。 その映像を見る度に心臓を鷲掴みにされたような気になるのは、日本人 として忘れてはいけないと再認識させられると同時に風化させてはい けないのだと思わされる。 あの日にふと思いを馳せてみる。 どうしてこんな形で終わらなければいけなかったんのだろうか。 我々が何か悪いことでもしたというのだろうか? たとえ時が流れてあの日から離れていっても、どうしてもあの日を 近くに感じるのだろう。いつも肩にのしかかってくるのは、いつもと 違ったあの瞬間なのだろう。 あの日全てが変わってしまった。 痛みと悲しみで溢れたあの日、その悲しみに触れることができても 誰を責めていいのかわからないまま、ただ見つめることしかできなかった。 あの日の出来事は我々に何を残し、何を奪い、何を洗い流していったの だろう。 確かに地獄ってものを見てきた。けど、また戻ってこれた。 けれど、これまで失われた数々の命を忘れることなんてできない。 たとえ何処に行こうとしても時は止まってくれない。だから、進み 続けるしかない。 目を開けて光を探すしかない。 昨日の暗闇は光へと変わり、明日の暗闇も光に戻る。 昨日の夜は光に変わり、明日の夜も光に戻る。 あの日、被災した人たちの胸に去来した思いはこんな思いだろうか。 被災された人々の心境に寄り添うことは出来ても、代わりになること なんて出来ない。今、ようやく元の生活に戻ることが出来た人もいれ ば、生まれ育った地に戻らないことを選択した人もいる。 復興という言葉を忘れてしまった人もいるのが現状だとは思うけれど、 忘れずに踏ん張っている人々がいるのもまた事実。 暗闇が深ければ光は強く輝く。 復興を忘れずにいる事こそが光なのだろう。

BE THE LIGHT-その光となれ-

Naoto Monma / Writer

TITLE : 待望の…

3月に入り、日中の気温も徐々に春らしくなり、暖かさを感じられる日も多くなってきましたね。また、CALEEからもこれからの季節に重宝するライトアウターがデリバリーラッシュとなっております。今シーズンのリリースアイテムは個人的に心惹かれるアイテムが多く、どのアウターを購入しようかといつも以上に悩まされるシーズンとなっております。その中でも展示会時から早くリリースされないか待ち望んでいた総柄の生地を使用したスーベニアジャケットが今週からリリースとなりました。
個人的にスーベニアジャケットは毎シーズンリリースされる際に購入していると言っても過言ではありません。やはりスーベニアジャケットといえばバックの刺繍に惹かれる方も多いのではないでしょうか。勿論、自分もその一人で日本発祥で日本らしさが感じられるこのような洋服はまさにJAPAN PRIDEを感じれるCALEEらしさが色濃くでるアイテムです。また今シーズンは他ではあまり見た事のない総柄の生地を使用したスーベニアジャケットとなっております。光沢感のある生地やバックの龍やアンカーの刺繍という点では当時のスーベニアジャケットと同様ですが、総柄の生地を使用する事で現代にマッチしたオリジナリティー溢れるアイテムに仕上がっており、誰が見ても衝撃を受けるジャケットだと個人的には感じております。またこのようなジャケットをどうスタイリングするかも考えると非常に楽しいものです。このジャケットを羽織れる様な暖かな春をいまから心待ちにしております。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : WATCH WORD

結論から言ってしまうと、アウターの中で、何が一番好きかと問われたら、迷わず即答でマウンテンパーカーと答えるだろうと思います。春物も立ち上がりを見せ始めた2月の下旬、ライトアウターも程よく着用できる気温になってきました。やはりブランドとして目新しいアイテムには目が行ってしまいがちですが、中にはデザインやパターンではなく、シンプルながら、ブランドとして新鮮さのあるアイテムも数多くありますが、その中でも今季リリースしているマウンテンパーカーはそのひとつではないでしょうか。最高級のマウンテンパーカに欠かせないワードと言えばやはり60/40クロスという良く耳にするワードではないかと思います。コットン60%、ナイロン40%の混合比で仕上げた生地のファブリック、代表格と言えば、やはりSIERRA DESIGNSのマウンテンパーカーはキングに相応しいのアイテムです。OUTDOORフリークとして、個人的にも何着か持っていますが、今回CALEEでリリースしているマウンテンパーカーは、やはりMADE IN JAPANに拘りを持った国内最高峰のマウンテンパーカーが仕上がったのではないかと感じています。
洋服において機能性と言う言葉はやはり必要不可欠であり、そんなアイテムの凝縮が個人的にはマウンテンパーカーではないかと感じています。シンプルな定番アイテムこそ、目立たなく、世間的には埋もれがちになりますが、そこにこそ洋服の本来のあり方があるのではないでしょうか。ブランドとして日本製に拘った60/40クロスのマウンテンパーカー、迷わずすぐに購入に至り季節問わず、ヘビー‐デューティーに活躍してくれそうです。また60/40クロスの経年の風合いも楽しんでいきたいと思います。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : From respect…

近年の日本旅行ブームにより、以前よりも海外のお客様が多くご来店頂ける様になりました。今月上旬も中国の春節の時期という事もあり、東京店、大阪店共に多くの方にご来店頂きました。
CALEEではJAPAN PRIDEと言うテーマを掲げ、物作りしているのはご存知の通りだと思います。海外の方はそのMade in Japanというクオリティーを非常に多くの方にリスペクトして頂いており、Made in Japanというものが、ブランド化されていると思います。記憶に新しいと思いますが、昨年の社会現象になった爆買いもその影響なのではないでしょうか。
海外の方に受け入れてもらえる事は大変嬉しい事ですが、そういった方が増えれば増えるほど、日本に住んでいる僕ら日本人は、どこまでそのMade in Japanというブランドをリスペクト出来ているのだろうかと思うのです。ここ数年続く不景気などの社会情勢から、安価な物に焦点を当てたメディア報道がメインとなっています。全てではありませんが、安価になればなるほど、日本国内での生産ではなく、海外製の物が増えてしまいます。そうなる事で、そのMade in Japanブランドの価値が薄れてしまっているのではないかと感じます。勿論、海外製の物が悪い物ばかりでは無いですし、小さな国である日本がここまでの経済大国になったのは海外とのやりとりがあったからこそだと思います。また更に言うと、これからの日本を考えると、もっとグローバル化が進み、海外との交流が重要になり、これからどんどん海外の物、海外の文化が日本に入り込んで来ると思います。だからこそ、今一度日本の伝統を守り、国内で生み出す物の魅力をもっと知り、Made in Japanの素晴らしさを僕ら日本人がリスペクトし、誇りに思わなけらばいけないのではと思うのです。
CALEEでは今シーズンも、様々な日本の職人の方々とタッグを組み、物作りを展開しています。ブランドなりにブランドなりの表現方法でアウトプットし、日本で生み出す物の魅力を伝えていく事で、皆さんには何かを感じ取って頂ければと思っています。

Masayuki Hayashi / Staff

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