DIARY

TITLE : INDIGO BLUE

ここ最近読んだ本の中で、こんな文章の一文がありました。

深く濃く染められた縦糸の青と横糸の未染の白は 何度も何度も綾を重ねながらゆっくりと時を刻み 交じり合ってひとつになるふたりが織り成す深い絆は決して色あせず永遠を誓う

とても良い文章だなという印象を持ちました。それまで構築された物語と感情移入も相まってグッとくる文章に仕上がっていました。それでも、最初に気づいたのは、この文章は綾織り。取り分けインディゴ染されたデニムを表しているのだと思いました。
デニムを男女に・・・とりわけ夫婦に例えるとしたら 縦糸のブルーが夫。横糸の白が妻でしょうか。 じっくりと時間をかけ、ジーンズマニアが思わず喉を鳴らすほど、艶やかなインディゴ・ブルーを演出するには、それなりの人生を生きてこそのことなのでしょう。

いわゆるヴィンテージ・ジーンズに見られる独特の風合は、ある種夫婦間の縮図のようにさえ思えてきます。 人生とはときに波乱に満ち、およそ平凡といえる人生を送ることは、よほどでもない限り不可能。むしろデコボコとした日々のリアルライフの中にこそ、ひと時の悦びを感じえる瞬間があるというものではないでしょうか。

私自身、人生の岐路を向かえ、これからの人生をいかに生きるかの矢面に立たされていると感じています。 願わくば残りの人生をINDIGO BLUEの艶めいた輝きのごとく、味のある時間にできたらと願ってやみません。

Naoto Monma / Writer

TITLE : ROOTS

ちょうど先週の話になるのですが、これまで東北に行く機会も人生で殆どなく、また先輩の故郷を見てみたいという興味もあり、PRESSの高橋の故郷である秋田県の実家にお邪魔させて頂きました。秋田まで道のりは先輩のバイクに乗せて頂き、途中休憩も挟みながら東京から8時間ほどで到着という流れでした。所要時間をみるとすごく長い旅路の様に感じるかと思いますが、実際には疲れはありましたが、思っていたよりはそこまで大変な印象はありませんでした。といってもまだ自分はバイクの免許を所得していないので後ろに乗せて頂いていただけなのですが、やはり自動車とは違い、天候の影響を受けるのですが、それはそれで旅の思い出となったような気がします。その中で自分も免許を取って一緒にツーリングをしながらいければもっと楽しく、バイカーならではの会話やもっと思い出の残ったのだろうなと感じました。この旅をきっかけに自分もバイクに乗ってみたくなり、また自分自身の運転で地元の大阪に帰るというのも今後楽しみになったので近いうちに免許を取ろうという気持ちがより一層強くなったきっかけとなりました。
先輩の実家に到着して、まず始めに趣のある日本家屋に驚かされました。座敷には囲炉裏もあり、まさに誰もが想像する日本の家屋といったイメージでした。そこで思ったのはやはり、こういった環境での生活も日本らしさを考えるCALEEのスタイルに繋がっているのかと感じました。

また普段の仕事の現場とはまた違ったらリラックスした場所では何気ない話も気軽に出来、とても充実した旅となりました。人それぞれ色々なルーツがあり、新しい提案が生まれてくるのかと改めて感じ、またそういった個性が自分の色となりブランドとしてもより一層の幅を出せるのかと思いました。今回の旅は、バイクでの長旅や先輩のルーツを探れたりと自分自身の経験値を上げてくれたとても大事な出来事だと思い、こういった環境で仕事をさせて頂いている事を嬉しく思い改めて今後を担うスタッフとして頑張っていこうと強く思いました。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : 立ち上がりを迎えて…

今週より、2017A/Wコレクションの立ち上がりを迎えました。まだまだ残暑の続く8月ですが、ファッション業界の周期とは早いもので、コレクションに関しては長袖アイテムが8月からスタート、そしてブランドとしては次の春のコレクションに向け、動き出している最中です。個人的にも夏物の気分は終え、長袖アイテムに目が行き始めています。やはり、ファッションに関しては季節をいち早く先取りたいものです。
今週から立ち上がった2017A/Wコレクションもまだお披露目出来ているのは、ほんの一部ですが、これから様々なアイテムがリリースされます。原点回帰と言っては大げさかもしれませんが、そんなアメリカンカジュアルという部分にもう一度しっかりと向き合って製作したアイテム、また新たな試み、ブランドとしての挑戦としてリリースに至ったアイテム、または今までとはまた違った角度、視野から物作りを考えたコラボレーション別注アイテム、今季も沢山のアイテムがお客様には新鮮さ、または王道という部分を感度として伝える事が出来ると思います。
また、このメインとして着用するにはまだ早い季節の中、シーズンの立ち上がりが見られるというのも個人的に毎シーズン楽しみにしている部分です。季節が秋へと移り変わって行くのはまだまだ先の話かもしれません。この時期になると、自分の中で何に新鮮さを感じ、何に興味を示し、何を求めているのかを再認識出来るような気がします。秋冬のスタイルを考える上でも自分にとっても非常に大切な時期、どんなコレクション展開をお客様に魅せる事が出来、感じ取ってもらう事ができるのか、そんな部分もこの時期には楽しみに感じるところです。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : 日本を感じる

ここ数年で、海外から日本に観光に来られる方がかなり増えており、海外の方とコミュニケーションを取る機会が増えております。その際、こちらから特に聞いているわけではないのですが、「こういうところがオススメのスポットだよ」、「こういう食べ物が美味しいからこのお店行ってみて」など、自分の国、自分が住んでいるところをとても説明してくれます。また、カタログ撮影で海外に仕事で行く機会もありますが、その際も同じで、自分の街をアピールしてくれるのです。
果たして、自分はそこまでやれているのだろうか?そもそも生まれ育った街、今住んでいる街を深く知っているだろうか?など、海外の方と話すと毎回そう感じます。
CALEEではスタッフ間で7月から8月にかけてバケーションを取るようにしています。それはリフレッシュという部分もありますが、日常の仕事などでは感じる事が出来ない事を、ゆっくりとした時間の中で考えてみる期間でもあります。自分はちょうど先週くらいに頂いたのですが、海外旅行なども考えた結果、国内旅行に行ってきました。都心では味わう事が出来ない日本の風土、風景美、味等々、海外の方は勿論ですが、その土地に行った事がない日本の方にも伝えたい、日本の素晴らしさを感じる事が出来ました。

これはCALEEのモノ作りでも言える事です。ブランドポリシーとして、"JAPAN PRIDE"を掲げている以上、もっともっと他にあまり知られていない、日本の素晴らしい技術や品質を伝えていけたらと思っています。
8月に入りました。まだまだ暑い夏が始まったばかりですが、2018AW COLLECTIONが立ち上がります。皆様にお披露目出来るのが今から楽しみです。

Masayuki Hayashi / Staff

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