DIARY

TITLE : 色々な視点から…

10月後半、今年も残すところ2ヶ月余りとなりました。地域によって違うと思いますが、今年は例年よりも残暑が短く、久々に秋という季節を長く感じられている年ではないでしょうか。9月の上旬にクローゼットの中から秋服を引っ張り出し、衣替えを行ったのはここ数年で初めてだったように思います。
さて、そんな秋冬コレクションですが、ブランドが発信しているWEBやSNS、ブランドブックでの表現以外にも、様々な雑誌媒体でブランドイメージを伝えています。
近年のインターネットの普及によって、雑誌の部数が減っている中、なぜそこに時間や労力を費やすかというと、やはり雑誌には雑誌の魅力があるからです。それぞれの雑誌によって、同じ洋服でも見せ方、見え方、いわゆる視点が違うと思っています。もちろん最終決定はブランド側にあるのですが、一ページを構成する為に、スタイリスト、カメラマン、ライターなど、様々なプロフェッショナルな人達が関わっているからこそ、様々な感覚が混じり合い、面白みが増す。そこから成る一ページは、ブランドブックで作り上げる一ページとはまた違った雰囲気を纏っているのではないでしょうか。

CALEE 2017 AUTUMN/WINTER COLLECTIONのデリバリーも佳境に差し掛かっています。WEBやINSTAGRAM、ブランドブックは勿論ですが、雑誌媒体からもコレクションのディテールを感じて頂ければと思います。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Same directionality

昨日までのCALEE展示会3日間を通して、まずは無事に終えることが出来、ホッとした心境が先にきます。ただ、展示会で、様々なディーラーさんとお話をさせて頂き、現状の状況やブランドとしての在り方、様々な視点でディスカッションすることが出来、内容も濃い展示会になったと思います。その中でも特に感じたのが、やはり地方ショップとブランドサイドの連携が大事なんだと改めて感じることが出来ました。
世の中的には不景気の煽りを受け、ファストファッションに移行する方も多い現状があり、オリジナルでアイテムを作る意味やブランドとしての提案がどこまで消費者に伝えて行けるかが大事になってくるのではないでしょうか。オリジナルの良さ、付加価値等、ブランドサイドが伝えたいことを地方のお客様にも伝えていくことが大事なポイントにもなっていくように思います。その中でもお互いが同じ方向を向き、力を合わせていくことが、より重要になってくると改めて感じた展示会でもありました。密なコミケーションによる状況確認、展示会時だけではなく、出張に出向き顔を突き合わせて話すことで連携もより強固なものになっていくのではないでしょうか。同じ方向性で目指す所をお互いに定めることで、思い描いた方向へ向かうことが出来るのではないかなと個人的には思っています。CALEEのスタッフとして東京だけではなく様々な場所に出向き、地方も活性化出来るように頑張っていこうと思える展示会でした。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : Oriental mix

春夏の展示会があと3日と迫っており、続々とサンプルが到着してきております。企画段階から参加している自分にとって机上の上だった物が実物として届くと感慨深いものがあります。その中でも特に今回は一つのテーマとして”和"と”アメカジ”の融合が掲げておりました。今となっては毎シーズンのことですが、現地に足を運び地元の職人達と打合せを重ね、意見交換を行っての生地や縫製、染め、加工までを細かくジョイントさせていきます。今回は静岡県浜松市に足を運び、予てから考えていた"枷染"の生地を使っての物作りをすることが出来ました。"枷染"とは東海地方の伝統的な藍染の技法として古くから親しまれてきた技術で、染めては乾かしを何度も繰り返し染めていくので、色落ちが少なく、長く着ることが出来、また合成インディゴ等に比べ独特な色落ちを楽しむことが出来ます。その"枷染"の生地を使用し、前回テーマ”Roots revival”からの流れもあり、アメカジと言うカテゴリーの中でも王道と呼ばれるアイテムにて作製を考えておりました。
昨日、手元に無事サンプルが届きました。届くまでは少しの不安がありましたが、実物を見てみると思った以上の出来栄えとなっております。他にも今回、同じテーマにて作製された物があり、どれも個人的に面白い物が出来ていると思っております。お客様には年を跨いでお待ち頂くことになりますが、是非、楽しみにして頂ければと思います。
このような時代だからこそ、守りに入るのではなく、ブランドとしても攻めの姿勢でどんどん色んなこと挑んで行きたいと思っております。では。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 未来は僕らの手の中

先日、自民党衆議院の解散総選挙が発表されました。アベノミクスと銘打って行った政策もようやく実を結びはじめ、景気も上昇してきた矢先の出来事でした。安倍政権の中で一番景気に直結させた政策はやはりマイナス金利政策でしょう。日銀の黒田総裁とのタッグにより実現したこのマイナス金利政策は、その名の通り金利を抑えて国の国債返済が主な名目ではありましたが、金利が抑えられたことにより不動産投資での銀行借り入れがし易くなったことで土地の地価や国税庁が発表する路線価が上昇したことによる景気上昇が見受けられました。土地を多数所有する土地持ちの人は、相続税の基礎控除額が引き下げられたことと、マイナス金利の影響もあってか、相続税対策に不動産投資を選ぶ人が続出し、一時期は銀行の貸し出し額が何千億という金額をはじき出したことも要因に挙げられるでしょう。自宅を新築購入する場合も金利が1%を切っていたので、土地購入からの新築であっても十分余裕を持って家やマンションを購入する人が増えたのも背景にあったかたと思います。
しかし、ここに来ての解散総選挙は民進党の内部瓦解を足掛かりとした希望の党の新党出現により自民党の足場が脅かされる結果を招き、街頭演説などもお互いの批判を繰り返すのみというのが現状のようです。昔は、与党と野党の連立一大政権も実現しましたが、今となってはそれが良かったのか悪かったのか答えを出すのにもう少し時間を要するでしょう。日本における最高の政治家は誰か?個人的には田中角栄が最高の首相だったのではないかと思います。成立させた法律は200を超え、中国との友好条約の締結、北方領土返還ももうあと一歩の所まで迫り、日本列島改造論は今なお息づく政策ではないでしょうか。選挙ももう間もなくとなっております。このまま自民党が議席数を獲得出来ず、政権交代となれば日本の政治は地に堕ちるような気がしています。選挙は他人事と思っている方も多いでしょう。しかし、自分の子供や孫が生きる世界は今よりも良いものであって欲しいと願うのは恐らく誰もがそうでしょう。それには、政治がどうしても必要なもの。そう考えれば有権者である以上、選挙を真剣に考えなければいけませんね。

Naoto Monma / Writer

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