DIARY

TITLE : 2018年に向けて

つい先月2018 S.S COLLECTIONの展示会が終わったと思ったら、息つく間もなくBRAND BOOKの撮影がスタートしました。今季コレクションラインナップには「和」を想起させるアイテムを多くラインナップに含め、より日本の物作りを突き詰めたアイテム群となっております。このジャパンシリーズは藍染は勿論、枷染で染め上げた生地やデニムパッチワークに刺子を使った物、柿渋染等々日本の伝統的な加工技術を用いて作製したものがメインとなっております。その中でこの日本由来で作製したマテリアルをどのディテールで落とし込むか。ブランドとしては変に凝ったギミックではなく、シンプルにそれこそ91-Bやカバーオールと言ったアメカジの王道とも呼べるアイテムに落とし込みたいと思いました。その狙いは「和とアメカジの融合」それを色濃く反映させるには、武骨で精悍なアイテムにこそ落とし込みたいと思いました。
ジャパンシリーズを持って挑んだBRAND BOOKの撮影は、都内にある日本庭園や恩賜庭園と言った風景でも和を想起出来る場所での撮影となりました。手入れが行き届いた日本庭園の中に、違和感無くかと言って存在感が無いかと問われれば否。日本の伝統とアメカジがクロスオーバーして産み出される唯一無二であるということをしっかりと感じ取れる撮影となりました。「和」を用いて「華」とし、「アメカジ」を取り入れ「武」とする。今季ラインナップのジャパンシリーズは華美でありながら武骨という言葉が似合うアイテムとなっているのではないでしょうか。

これからまだまだ撮影ラッシュとなりそうです。
コレクションラインナップもそうですが、BRAND BOOKも是非楽しみに待っていて下さい。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : Favorite season coat

身を切る風が痛みを伴うほどの冷たさになり、今にも雪が降り落ちそうな時期となりました。
そう、この時期はファッショニスタが思い思いのファッションを楽しめる時期でもあります。
個人的には、やはりコートが気になる所ではあります。毎年コートトレンドはありますが、今年はいわゆる正統派コートが旬のようですね。クラシック回帰が追い風となり、ステンカラー、チェスター、トラベラーコートと言った定番のコンサバコートがトレンドとなるようです。しかし、こういったコンサバコートはオーセンティックな分、着こなすのにも少し肩肘を張ってしまうのも事実あります。レイヤードで着こなすならば、カジュアルライクな作りのコートが一着は欲しくなってしまいます。
今季リリースのウールボーダーコートは、ドビー織機で織り上げボーダー柄を一枚パネルで仕立てた。ボーダー柄のウールコートは、40年代のハドソンベイ社のものが有名ですが、それに勝るとも劣らないデザイン性となっているのではないでしょうか。プレーンのタートルネックやクルーネックのニットをインナーにロングマフラーを垂らしてみれば映画ブリットのスティーブマックイーンのような着こなしも出来たりもしますしね。

雪が舞う中、カフェから出てきた男女がお互い二度と邂逅することは無いと思い、最後に吐き出したサヨナラ。先ほどまでの温もりを名残惜しむかのように女が見つめる男の背中。うつむき加減に煙草を燻らせながら歩いていく男。そんな場面に似合うのはやはりコート。タイトサイジングのカジュアルコートで雪とのコントラストを演出したいなと想像するのもまた楽しみの一つ。
今年の冬はやっぱりドビーボーダーのウールコートで決まりだな。

Naoto Monma / Writer

TITLE : また一年…

11月に入り、秋も深まり気温も冬の気配を感じる季節となってきましたね。ちょうど1年前の11月から大阪を離れて東京の地に拠点を置き、新たな環境での勤務となりました。思い返してみると今までの生涯で一番早い一年だったなと感じさせられます。大阪では店頭での勤務がメインでしたが、東京ではプレスの仕事や生産の仕事など事務所での勤務となり今まで見えていなかった裏側の部分の仕事を目の当たりにする事が出来ました。個人的にはその部分がとてもいい経験をさせて頂いているなと感じており、そういった経験を大阪での勤務では感じる機会が少なく難しかった様に感じます。また、その中で業者の方々やスタイリストの方、またモデルの方などの出会いも非常に大切な部分だと感じております。そういった方々の仕事を見る事でも自分にない部分などを改めて気付く事もまだまだ未熟ながらもこの1年は経験値を今までの人生の中で一番上げられた様に思います。
これからももっともっと自分自身のクオリティーを上げていく事も今まで以上に意識していき、先輩方の感覚に更に近付き、この一年は今年よりももっと充実した生活を送りたいと思っております。また今まで以上にこの日本の首都として最先端の東京ならでの感覚を吸収していき、最終的には地元の大阪に恩返しを出来ればと思っております。

Hirotaka Ando / staff

TITLE : PARK RAT

先日、STEWARDS LANEのブログの方でも個人的に綴った内容が自分の中でももっと深く掘り下げたく、今パソコンに向かっています。昔から、収集癖が強い人間で、様々なモノやコトに自分の中に拘りを持って生きてきました。それは他人から見たらガラクタだと比喩されてしまったり、何の役に立つの?と言われてしまったら、正直返す事が見当たりません。少し前になりますが、ロスにカタログ撮影に訪れた際、日本ではなかなか見る事が出来ないアンティークホビーに沢山出会いました。中でもその時に購入したのがアンティークのLAMBRETTAを彷彿とさせるオルゴールでした。少し値段も張る物でしたが、自分の中では買うという選択肢しかなかったモノのひとつです。衝動買いというよりも出会うべくして出会ったモノとしか自分の中で感じなかったからだと思います。
そういった感覚や価値観は人それぞれで自分の中にある感覚は間違いないと思うのは大事な事だと思います。誰に何を言われようが自分のスタンスを貫き通す、それは洋服に対する価値観やセンスとも同じではないでしょうか。現在様々なスタイルが右往左往するメンズファッション、荒波に呑まれてしまうのかそうじゃないのかも自分次第だと思います。僕らが言える事はこのスタイルが間違いないなと感じたら、それを常に貫いて欲しいと思っています。それが言葉を置き換えると、僕らが10年以上の月日を掛けて目指してきたブランドのカラーだからです。モノを集める事のモノの中には洋服も入っています。誰に何と言われようと自分の拘りを持ったモノ=洋服を是非選んで頂けたらと思っています。

Kentaro Motoki / Staff

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