DIARY

TITLE : Revival of the 1990s

青春と呼ぶ時代は誰にでも訪れる。それが10代の人もいれば20代、30代の人もいるだろう。だが、若者が一様に鈍色の輝きを放った時代があった。それが1990年代の渋谷界隈ではないだろか。渋カジと呼称されるファッションを産み出し、様々なカルチャーが産声を上げては消えていき、また新たなカルチャーが芽吹いた時代。今のこの時代だからこそ、90年代の輝きを今一度洋服に落とし込みたいという想いを具現化したシーズンコレクション。
今回のClutch Magazineでは、そのコレクションアイテムを存分にお見せするべく、当時の面影を偲ばせる場所で撮影を敢行したことで、当時の息吹を感じられる納得の出来映えとなりました。設立当初から、声高らかに掲げてきた渋谷カジュアルスタイル。ブランドとしての矜持を賭けた本気のコレクション。是非、刮目していただきたい。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 変わらぬエールを仲間に

先日、実家から新米が届いたと一報があり、久方ぶりに実家に足を運びました。
その際、自分の書庫に行き、たまには小説でも読み返そうかなと思い選んでいたら
目に留まった一冊がありました。そのタイトルは「浅草キッド」。
北野武が書いた言わずと知れた名作です。これから読む方がいるかも知れないので、
内容は伏せますが、読み返している内に胸に込み上げるものがあったのは事実でした。

地方から東京に向かう新幹線の中でのワクワク感。胸に期するものを持ち、眩い程の
夢を抱き。これから広がる未来に胸躍らせた記憶。

東京でのアパレルとしての初仕事に向かう緊張感。親友と安い酒屋で夢を語り合った
時間。仲間とブランドで洋服を作り上げる達成感。厳しくも暖かい言葉を投げかけて
くれた隣の席の親友。
最後は裏切り者と後ろ指を指されてもおかしくないにも関わらず、笑って送り出して
くれた仲間達。等々いつまでも色褪せない記憶が蘇ってきました。

夢と言うのは人を成長させる糧に成り得るものではありますが、時に自分を縛り付ける
足枷になってしまう事があるのも事実。けれども、夢というものを共有出来る仲間が
出来るのは何物にも代え難い財産になってくれるものです。

東京から地元に戻る新幹線の中はこれから先の不安しかなく、東京に向かった新幹線の
中とは対照的だったのも思い出しました。

浅草キッドを読み終え、幾何の郷愁の後に聞いた名曲「浅草キッド」。
その歌詞の中からこの一説を。

「夢は捨てたと言わないで。他に道なき二人なのに...。」

今は、CALEEの仲間たちとは少しばかり離れた場所にいますが、それでも志は同じ。
いつまでも夢を追い求め、追いかける仲間たちであってほしいと願っています。

いつまでも変わらぬエールを送りたいと思います。

Naoto Monma / Writer

TITLE : Necessarily

今年もすっかり秋晴れの心地よい季節が訪れました。ブランドとしてもこの時期になると秋のメインアウター出揃い始めており、大勢のお客様にお披露目する事が出来、オンタイムでの着用も楽しんで頂いているのではないでしょうか。ブランドブックの配布も開始され手元に届いた方に関してもまず第一に着目するのはアウター類かと思われます。私自身もCALEEを愛用し始めた頃からその考えは変わりません。
しかし、CALEEの一員として店頭に立たして頂いてから何より今まで以上に足元に気を配るようになりました。他人の目線は人間の先端に集中すると言われており、特に足元は頭の次に目線が集中します。CALEEでは毎シーズンのようにリリースし続けているレザーブーツはブランドが貫き通し続けているアメリカンカジュアルなスタイリングには必要不可欠な存在だと言えます。今シーズン新たにリリースされたワークブーツでは、定番カラーとして絶対的なブラックを廃止し、個々の存在感を圧倒的に味わえる事のできるカラーリングで仕上げております。
「渋カジ時代」皆が挙って着用していたREDWINGのアイリッシュセッターを連想させるBurgundy。今季CALEEが新たに挑戦し、ブラックレザーの概念を覆したインディゴレザーコレクションとニアリーイコールで結びつくであろうNavy。ブランドとしては初の試みであり、原点とも言えるミリタリーテイストには欠かせないGreen。
自らと共にエイジングして愛用し続ける事の出来る一足にもう一度目を向けてみるのも必然ではないでしょうか。
今の季節だからこそ、今の時代だからこそ足元はワークブーツで。

Koushi Sangawa / Staff

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