DIARY

TITLE : Our watch

腕時計とは少し大げさに言ってしまえば、人類の英知が詰まった 人口の小宇宙のようなものである。腕にはまるほどのサイズであり ながら、その機構は複雑そのもの。世界に多数のコレクターが存在 するのもうなずける。 今では、ファッション業界においても市民権を得て、大人の身だしなみの 一つとして腕時計は欠かせない位置にいると言っていい。 CALEEでも腕時計はスタイリングに欠かせないアイテムと考えている。 中でもブランドイメージとしてその腕にスタッフが選ぶのはアンティーク ROLEXのスポーツウォッチであるGMTマスター。 程よいゴツさと、エレガントな佇まいを同居させたそのモデルは、 カジュアルからトラッド、ミリタリーに至るまでスタイルを選ばずに 身に着けられるユーティリティー性も兼ね備えたモデルだ。 回転ベゼルは季節によて付け替えて、夏には赤青のツートン、秋冬は シックにブラックベゼルに変えてみるのも良い。
そして改めて今季のカタログを見てほしい。 今季CALEE初となるコラボレートウォッチをリリース。 モデルは軍サブと呼ばれるミリタリーベースのスポーツウォッチだ。 文字盤、ベゼルをブラックで統一した精悍なブラックフェイスの腕時計 は、アメカジのスタイルにもよく馴染む。 いつだって我々アメカジ好きを魅了してくれる腕時計。

好きになって詳しくなればなれるほどに、その奥深い世界感に感銘を 受ける。先人たちにとって腕時計とはファッションでは無くギアだった。 そこには、グッドデザインもデザインファーストも存在しない。 ただただ今よりもより良いモノを作るという職人の想いは、使う人々の 生活が今よりも良いモノになればという願いに昇華したのだろう。 今季リリースのコラボレートウォッチはデザインファーストで作製した。 しかし、そこにはしっかりとCALEEの想いが込められていることを覚えて いてほしい。

Naoto Monma / Writer