DIARY

TITLE : Oriental mix

春夏の展示会があと3日と迫っており、続々とサンプルが到着してきております。企画段階から参加している自分にとって机上の上だった物が実物として届くと感慨深いものがあります。その中でも特に今回は一つのテーマとして”和"と”アメカジ”の融合が掲げておりました。今となっては毎シーズンのことですが、現地に足を運び地元の職人達と打合せを重ね、意見交換を行っての生地や縫製、染め、加工までを細かくジョイントさせていきます。今回は静岡県浜松市に足を運び、予てから考えていた"枷染"の生地を使っての物作りをすることが出来ました。"枷染"とは東海地方の伝統的な藍染の技法として古くから親しまれてきた技術で、染めては乾かしを何度も繰り返し染めていくので、色落ちが少なく、長く着ることが出来、また合成インディゴ等に比べ独特な色落ちを楽しむことが出来ます。その"枷染"の生地を使用し、前回テーマ”Roots revival”からの流れもあり、アメカジと言うカテゴリーの中でも王道と呼ばれるアイテムにて作製を考えておりました。
昨日、手元に無事サンプルが届きました。届くまでは少しの不安がありましたが、実物を見てみると思った以上の出来栄えとなっております。他にも今回、同じテーマにて作製された物があり、どれも個人的に面白い物が出来ていると思っております。お客様には年を跨いでお待ち頂くことになりますが、是非、楽しみにして頂ければと思います。
このような時代だからこそ、守りに入るのではなく、ブランドとしても攻めの姿勢でどんどん色んなこと挑んで行きたいと思っております。では。

Hiromasa Takahashi / Press