DIARY

TITLE : 正常進化の答え

ここ数年メンズファッションシーンを賑わす夏の風物詩がハワイアンテイストの総柄シャツ。常夏の島ハワイならリゾート地の解放感から浮かれついでに着られるが、湿度の高い日本の夏にハワイアンシャツ特有のレーヨンの質感はお世辞にも相性が良いとは言えない。汗が溜まりやすく、汗を吸った日にはヌルっとした質感に変わってしまう素材だからだ。とは言え、クリーニングしたばかりの、あのサラリとした肌を滑る質感は一度着ると癖になる。手入れの面倒クサさを差し引てもお釣りが来るくらいだ。そうこうする内に、なんだかんだでメリットが勝り今年もまたアロハを新調しようと目論む自分がいる。そんな諸兄も多いことだろう。
ただ、取り回しが便利なら文句もなくパーフェクトなのが正直本音。欲を言えば家で洗濯も出来、シワにもなりにくいなら....。
それを実現したのが、今季のアロハシャツ。タラレバ、ではなくコットン地を採用することで、デフォルトで機能性がもれなく付加されてくる。今ってそんな時代なのだ。あらゆる物が進化する現代で洋服だけが時代遅れ、ってことはありえないんだな。

Naoto Monma / Writer