DIARY

TITLE : The beginning or trigger

とあるテレビ番組でこういったやりとりを耳にしました。
A「高校生のアルバイトの子に、店先を掃いておいてと言ったのですが、ただほうきで掃いただけでちりとりで集めてゴミ箱に捨てる行為をしないんですけど、どう思います?普通そこまで考えてやりません?」
B「それを全部教えてあげなければいけないの?ほうきで掃いてちりとりで集めてゴミ箱に捨てるんだよまで言わなければいけないの?普通それぐらいわかるでしょ!!」
C「こっちが当たり前の事は相手に対しても当たり前っていう考え方自体が上の人のエゴであって、知らない子は知らないよ。知るきっかけが今までなかった子もいるんだから、そこまで教えてあげるきっかけを作ってあげないと。それが教えると言う事なんじゃない?」
皆さんはこのA,B,Cのやりとりを聞いてどう思いますか?世代で思う事は違うと思います。

このやりとりのCさんの意見は、自分が販売員をしていて、お客様に対して伝える際のモットーでもあります。
僕らブランドの人間、つまり作り手が当たり前だと思っている事は、必ずしもお客様も同じ感覚で捉えていないし、分からない事が多いと思うのです。当たり前だと思っている事でも、相手側にはそう思っていない事があるので、何度も説明して教えてあげなければ、アイテム一つ一つの良さが伝わらない事もあると思っています。
だからこそ、自分達販売員が店頭で説明をしますし、SNSやBLOGでアイテムの詳細やスタイリングだったりを紹介するのです。
インターネット普及し、情報が簡単に手に入る時代である昨今、パソコンや携帯を開けば勝手に情報が入ってくるので、自分から情報を求めるという動きを、それまでの世代の人達よりもしなくなってきているのは少なからずあると思います。だからこそ、もっと知ろうと思うきっかけだったりもっと深くまで探るきっかけを作ってあげなければと思っています。
ブランドを知ってもらう事もそうですが、それだけではなく洋服を通して、様々な事柄に派生していってもらいたいとも思っています。
CALEE 2017 SS COLLECTIONがスタートして約3か月が経ちました。ブランドブックも配布開始となり、アイテムも続々と入荷しております。ブランドが提案する洋服に袖を通した事が、何かを感じ取る、何かを始める引き金になれればと思っています。

Masayuki Hayashi / Staff