DIARY

TITLE : As much as possible

10月も後半に差しかかり、本格的にAWシーズンに突入しております。今日、明日には全国的にも今期のカタログが配布開始となり、存分に今期の世界観をお見せすることが出来るのではないでしょうか。また、デリバリーに目を向けてみると、一際目を引くのがパターン物やカラー物になるのではないでしょうか。特にオリジナルのカラーヒッコリーを使用した1stタイプのジャケットや多色使いで作製したペイズリーパターンのシャツが今期を象徴するアイテムになるのではないでしょうか。今期THE HIGHEST ENDというテーマを掲げ、アイテムの作製や国内外での撮影を行い、アメカジをベースにしながらも、どこまでアメカジの括りでアメカジっぽさをなくせるか、アメカジの括りでどれだけ洗練させられるかを物作りから皆さんにお見せするカタログや雑誌媒体等、打ち合わせを行ってきました。特に先ほど挙げた2アイテムに関しては個人的にも好きなアイテムで、洗練されたアイテムが出来たなと感じております。展示会時に出来上がったアイテムを見る事が出来るのですが、見た瞬間に一目惚れし、リリース時に即購入しました。同じ、ヒッコリーやペイズリー柄は数種類持ってはいるのですが、今までよりも洗練されたカラーリングや柄に新鮮さを覚えたのを個人的に忘れることはないでしょう。
同じ、アメカジのアイテムの中でもカラーリングやスタイリングなどで表情はガラッと変わります。それが他者に向けたものであれば尚更新鮮に映るのではないでしょうか。本格的なAWシーズンはこれからと言っても過言ではありません。ただ、これまでにリリースされたアイテムで今期のTHE HIGHEST ENDを感じ、カタログで存分に今期の世界観を楽しんで頂けるのではないでしょうか。皆さんのそんな反応を店頭で感じることが出来るのが店頭での個人的な楽しみの一つでもあります。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : Hail Mary!!

Free&Easyという雑誌を皆さんはご存知でしょうか?CALEEでも特集を組んだ事もある雑誌なので知っている方は多いかと思います。ヴィンテージをアンファッショナブルファッションとしてファッション業界に一石を投じた雑誌であり、ツイードジャケットをコンシュマー及びエンドユーザーレベルに知らしめた雑誌であり、アイビーやトラッドと言ったスタイルの火付け役にもなった雑誌でした。他にも木村拓哉、浜崎あゆみの特集本、goros物語り、Ralph Laurenヒストリーは今でも語りぐさとなる一冊です。自分も古着屋で働いていた時代はFree&Easyが教科書のようなものであり、古着屋周りの仲間も買っては何度も見返すを繰り返していました。当時はかなりの影響力を持っており、エピソードの一つを言えば、それまで70年代のチャンピオンタグは古着業界では棒タグと呼んでおり、それは第一次ヴィンテージブームの時から呼ばれていた呼称なのですが、Free&Easyではそれをバータグと誌面に記載した所、皆が皆それまで棒タグと呼んでいたモノをバータグと言い始めたというのがあります。昨日まで棒タグだったものがFree&Easyに記載された日からバータグと呼ぶのが通説になりました。そのFree&Easyの編集長とは店員と顧客の間柄だった縁もあり、Free&Easyが旗艦店をオープンするということで誘ってもらい働きだしました。ヴィンテージは元々好きだったのもあり職場はお宝の山の様な職場で、毎日入荷してくるヴィンテージを見ては目を輝かせていたものです。その後は、新たなる火付け役としてトラッドやアイビーに雑誌の内容も変遷していきました。
5年程働いていた中で、今自分が好きなトラディショナルというスタイルはFree&Easyで働いていた影響が存分にありCALEEに入ってもそれは変わらず、おそらく一生変わる事のないスタイルを確立してくれました。CALEEに入社してからもFree&Easyで働いていた仲間とは連絡を取り合う仲で、どういったアイテムが今の時代のニーズなのか、ウォンツなのかという話しに花を咲かせては酒の肴にしています。

残念ながら20年続いたFree&Easyは今年惜しまれながら休刊となりましたが、新たなる雑誌Hail Mary Magazineを立ち上げました。今月号にはCALEEも参戦し、また懐かしい顔ぶれと仕事で繫がる喜びが出来ました。内容も、ファッション雑誌というよりもライフスタイルを切り取った雑誌であり、大人向けの読み物としても完成度の高い雑誌です。これからCALEEと関わってくる誌面内容もとても楽しみです。

Free&Easyに入社した当時、前述したチャンピオンの70年代タグを何故棒タグでは無くバータグと読んだのか編集長に聞いた所、古着屋連中何百人も巻き込んだバータグ事件は、ただの記載ミスだそうです。

Naoto Monma / Production

TITLE : CALEE SOOTING IN JAPAN

本日事務所に、今季の秋冬コレクションカタログの最終色校正が到着致しました。今回の海外撮影ではロサンゼルスでの撮影となりましたが、前回同様に海外の壮大なロケーションは勿論のこと、アメリカのライフスタイルを切り取り日本では中々リアリティーの出せないアメリカならではの撮影を行うことが出来ました。また以前にも増し、写真だけではなく、レイアウトデザインでの加工やグラフィックを多用したデザインページも見所の一つとなっております。
それとは違い、前回ではLOOKBOOKと称していたスタイルページを大幅に変更致しました。今回のテーマの一つである”THE HIGHEST END”をベースにキャスティングの人選からモデルと変更し、海外のコレクションブランドを想起させる特集ページとなっております。今シーズンのコレクションラインナップが以前と比べ、カラーリングにはビビットなカラーを多く使い、オリジナルパターンをより多く作製し、ブランドの世界観をさらに独自なものにし、より洗練されたコレクションにしたことが、今回のカタログのベースとなっております。さらに、今回この二大特集は明るい屋外で撮影した海外特集と雰囲気重視で撮影した屋内撮影と、相反する物となっておりますが、ブランドの中にある2面性がより出ている特集ページとなっているのではないでしょうか。今回のカタログでは、このギャップも楽しんで頂ければと思います。リリースまであと少しお時間が掛かりますが、是非お楽しみに。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : season.

明日で10月に差し掛かろうとしておりますが、まだ少し暑い日が続いており残暑の厳しい秋となっていますね。個人的にこのブログを書かせて頂く時は季節の変わり目のタイミングに当たる事が多い様な気がします。今は暦上では秋を迎えており、リリースされているアイテムも長袖物が殆どといった現状です。しかし、30度を超える気温を記録するなど実際に着用するとなると本格的な冬を見越したアイテムはすぐには着用できないのが現実です。しかし、いつまでもその気温に合わせて半袖アイテムを着用し続けるというのは、個人的にはあまり好ましい事ではないと感じます。
日本は島国で四季の変化が富んでおり、春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪と他国の人に比べて日本人は季節の変化には敏感でイメージが付きやすい様です。その様な事から日本人は昔から季節感という点を無意識に大事にしております。しかし、地球温暖化の影響で秋や春といった中間の季節が昔に比べ短くなってきており、洋服に関しては、その様な間の季節を飛ばす様な方も多いのではないでしょうか。
気温の影響により、着用できる期間が短いなどのマイナスの点もあると思いますが、自分は最近その季節に合った洋服を着用する事を今一度大事に考えております。短い期間だからこそ、その季節に合ったカラーリングや生地感などのアイテムを選ぶ事を意識しなければならないのでしょうか。また、そういった事を考える事が洋服が好きな人間の性ではないでしょうか。そういった自分の感覚を皆様にも伝えていき、ブランドとしての洋服作りの拘りを感じて貰える様に考えていきたいです。まだ、日中は気温の高い日もあり、本格的な秋のイメージが付きにくいかと思いますが、これからはあっという間に涼しくなり冬が迫ってくると思いますので、短い秋を、存分に楽しんでみてはいかがでしょう。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : WATCH’S STYLE

20台初頭、まだ学生気分が抜けない自分にとって時間というものはそれほど重要視することもなく気の向くままに過ごしていたものです。その価値観は、社会に出てから一変し、時間の縛りというものは誰にでも平等に与えられたものであると痛感すると同時に時間の持つ残酷さにも気づかされました。その為、腕時計を購入するというの必然であり、ファッション業界に身を置くようになってからは、時計もファッションの一部であるという認識のもと自分に合った物を選ぶ過程で気に入り、手にしたモデルは73年式のANTIQUE ROLEX GMT MASTERでした。
また会社内でもスタッフにより身につけている時計には色があり、それぞれ個性があり、会社内でもそのスタッフのスタイルにあった時計を各自が身につけているのを見ると面白いなと感じてしまいます。ちょっと癖のある小振りなクラシックウォッチを付けているスタッフは他の人が気づかないような鋭い感性を持っていて、細かい仕事もソツなく熟し、またあるスタッフは王道なモデルであるが故にそのモデルをさらに突き詰めて上の上を行こうとするスタイルが仕事にも現れており、剛腕を振るいながらも、道標として正当性を必ず付き、そんなスタイルが時計にも現れているなと感じます。
最近、自分が使用している時計は、スタッフ間で誕生日プレゼントに日焼け具合が溜まらないゴーストベゼルをもらい、秋らしくブレスレットもレザーブレスに変更し、また違った顔を見せてくれる時計を楽しんでいます。
この手のスポーツウォッチの特徴としては、何よりも回転ベゼルを日や気分によって使い分けるという所に楽しみがあります。ベゼルは時計の顔にと言っても過言ではないパーツで、ベゼルを変えるだけで違う時計になったかの様な妙な錯覚に陥るくらいです。そんな場合によって、柔軟に変化を見せる事の出来る時計は自分の理想の具現化のような気がしてなりません。また今の自分に一番欠けているものだとを思います。
仕事においても、自分の時計のように柔軟に物事を考えられ、時にはそれを自分のスキルに吸収できるようなスタイルになれればと思い、この時計を身につけている節も必然的なものなのかもしれません。時計はその人の分身という訳ではないですが、そういった理想を持って時計を身につけているとさらに自分の時計が好きになっている気がします。

Kentaro  Motoki /  Staff

TITLE : Professional

先日、アメリカでのカタログ撮影に同伴させて頂きました。かれこれ2年振り位のアメリカ出張でしたが、久々に触れるアメリカの地で、なんとも言えない緊張感とその独特な空気感を存分に感じ、今回もとても良い経験をさせて頂きました。カメラマンさん、スタイリストさんと共に約5日間仕事をする中で、普段大阪では感じる事が出来ない、アパレルとしてのクリエイティブな部分に触れる事が出来たのもまた、自分としては大きな刺激になりました。アメリカという普段とは違う場所で、その場その場で見える景色、状況を即座に把握し判断する素早い行動に、五感だけではなく、第六感を含めた全ての感覚でプロフェッショナルな仕事を間近で感じる事が出来ました。

アメリカ撮影を行ったカタログの完成はもう少し先ではありますが、今週末CALEE 2016AW COLLECTIONのデリバリーが開始となります。今回もまた皆様に満足頂ける様なライナップとなっておりますので、楽しみにしていて下さい。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : To have confidence

残暑が厳しく、まだまだ秋は遠そうな9月上旬。ブランドとしても秋冬の立ち上がりを控え、慌ただしい毎日となっております。CALEEでは毎シーズン、新作のアイテムをリリースしていますが、入念な打ち合わせを行い、オリジナル生地の開発、ディテール、シルエットも細部にまで拘って作製しております。いわゆる、自信作になるわけです。ブランドとして拘り、作製しているものばかりで、納得が行くまで打ち合わせを行い、生地、ディテール、シルエットと決定していきます。世の中に有りそうで無いものをオリジナルにて作製し、リリースしております。入念な打ち合わせは前準備になるわけで、その前準備が何事にも大事になってくるのではないでしょうか。
アパレルに限らず、準備をしっかりと行うことで自信を持って臨める。前準備が疎かになっていれば、不安に陥り、良い仕事は出来ないと思います。自信を持つことの大切さ、それは説得力にも繋がりますし、自信を持って仕事をする方が仕事も楽しめるのではないでしょうか。
仕事は勿論、プライベートも自信に満ち溢れている方が男らしく、格好良く見えるように、仕事はプライベートにも直結するように思います。良い仕事をすれば、良いプライベートが過ごせると個人的には感じており、どちらかが欠けてもバランスが悪く、思うような時間は過ごせないのではないでしょうか。その為にも前準備をしっかりとし、自信を持って仕事に臨む、その事が良いプライベート過ごす、良い人生を過ごす上で、最大の近道なのかもしれません。個人的にも自信を持った男になれるように日々、精進しています。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : Opportunity

自分は洋服屋に足を運ぶのと同じ位、本屋に足を運ぶのが好きです。それでも一時期は随分と足が遠のいていました。なぜならば、ネットで買う方が楽だからです。今の時代、本やCD、洋服と言った殆どの物がネットを使っての買い物になっているのかも知れません。実際便利ですし、リンクも張られていたり、購買後のコメントがあったりと参考になりますしね。お店を構えるよりもコストやリスクも低く且つ効率良く商売が出来るのは、売る側と買う側の双方が持つ理想なのかも知れません。
本屋の個性とも言うべき棚に並ぶ本のセレクトにテンションが上がったり、紙の匂いや質感を感じながら装丁の美しさにみとれたり、凝った印刷に触れてみることで感心したり、ページを捲った中のタイポグラフィデザインやレイアウトに歓喜したり、帯に書かれたリードや表紙のタイトルに惹かれてついつい衝動買いをしてしまうのが大好きだった自分ですら、本屋から足が遠のいていたのは事実であり、今の状況に寂しさを覚えました。
今では何でもスピードが上がり、メールやチャットでのやりとりはではレスポンスをいかに速く返すかが美徳とされ、ブログは毎日更新されなければ良しとされず、新しい情報は旬として日々扱われ、日々古くなり外出をせずにも時間刻みで吹き溜まる情報を知ったつもりになって世界を感じている。このことは、自分自身もよく分かっていることです。そんな時代の変化によって、好きだった本屋や洋服屋に行く楽しみですら時代と共に薄れているような気がするのは、おそらく勘違いではないと思っています。
それでもまた、本屋や洋服屋に足しげく通うようになりました。きっかけは些細な事で、ネットで完売になっていた写真集がたまたま入った本屋に置かれていた事でした。無いと諦めていた物が偶然的に見つかるというのは古着屋で働いて時代に良くある光景ではありましたが、その感覚は久しく忘れていた感覚であり、喜びと表現するには少し安っぽく感じる程の気持ちになりました。洋服も一緒で、パソコンの画面とにらめっこで探し出した物よりも、お店に足を運んで購入した物の方が遥かに思い入れを強く持てるというのは周知のことと思います。お店に足を運ばなくなった人もきっかけ一つでまた足を運ぶ様になってくれる。それは、根底にはその物が好きだからというのがあるのでしょう。今持っている本や洋服の中で大事にしているのは、やっぱり自分で足を運んで選んだ物です。皆さんもそうであって欲しいなというのはブランドに勤める人間の願望というか性のようなものであり、足が遠のいているようであれば、もう一度足を運んでいただきたいなと思います。

些細なきっかけ一つで、また小さな楽しみを覚える事が出来ました。自分を本屋に連れ戻すきっかけとなったロバート・キャパの写真集。この写真集は、今でも見返す度に、足が遠のいてしまっていた自分に対しての戒めであり、救いであると思わされます。

Naoto Monma / Production

TITLE : Business trip to LA

明日より、10日間ほどのアメリカ出張を控えスケジュール調整を行っております。前回までは、一週間の海外スケジュールに撮影日程を詰め込んで、どこまでクオリティーを落とさずに撮影を終えるかに焦点を当てたアメリカ出張でしたが、今回は期間を少し伸ばして自由に動ける日も設けた出張となります。

自由に動ける時間が少し出来たことで、次シーズンの企画ネタをフリーマケットやファッションの最先端にあるアメリカのインラインショップやバイクガレージ、ヴィンテージショップなどを巡って探してこようと思っています。日本の空気感とはまったく違うアメリカの空気に触れることで、日本にいては感じることの出来ない感性が刺激されるのではないでしょうか。こういった時間が取れるのはとても贅沢な時間であり、アメリカにいる友人、知人と過ごす時間もまた楽しみなものです。では、明日より行って参ります。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : Original intention

気付けば8月も中旬を過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。しかしひと月もすれば本格的な秋の気配が感じられる天候になっている事でしょう。子供の頃の夏休みはとても長い印象がありましたが、大人になると1か月があっという間に感じ、年齢を重ねるたびに季節の移り変わりの早さには心底驚かされます。ちょうど1年ほど前を思い返すと、その頃は自分がCALEEに入社する時期だったかと思います。入社する以前からCALEEの洋服は大好きであり、またスタッフの皆様は憧れの存在でした。毎週のように当てもなくお店に足を運び、スタッフの方々と洋服の話は勿論、プライベートな相談をしたりと洋服だけではなく人生の先輩として常に勉強になる話を沢山して頂きました。そしていつしか、自分もそのような先輩の生き方に近づいていければなと感じるようになっていました。そういった環境に生半可な気持ちでは近づけないなとは感じていたので、最初は環境についていけるかと不安も感じておりましたが、それを上回る期待が溢れていました。色々と相談に乗ってもらい、偶然チャンスを頂くことが出来、ちょうど去年の今頃、自分もCALEEのスタッフの一員になる事が出来ました。初めは何も出来ない状況で自分には向いていないのかと悩んだ時期もありましたが、環境に慣れるうちにそのような考えもなくなり、いち早く一人前になれる様にと仕事に取り組んできました。今までの生活では、体験する事のなかった出来事が沢山あり、また常に新しい発見があるので新鮮味があり日々勉強になる毎日を過ごしております。
仕事という一括りでは簡単に纏める事の出来ない環境での成長がこの1年だけでも感じられ、人として大きくなってる様に感じます。そういった日々の経験を自分が先輩から伝えられた様に店頭でお客様に伝えていく事も使命だと感じております。こういった気持ちは時間が経つにつれて忘れてしまいがちになるかと思いますが、初心忘るべからずの精神でこれからも邁進していきたいと思います。

Hirotaka Ando / Staff