DIARY

TITLE : LAPELED JACKET

年齢を重ねるに連れ、「昔は…」と言うその昔が年々、どんどん遠く感じるようになりました。また、20代前半だった時の自分のファッション感覚と今のファッション感覚は変わったなと実感する事も多くなりました。それはいい意味で鮮麗された物やアイテムにいろいろ年を重ねるに連れ巡り会い、センスが研ぎ澄まされていったという事のなのかもしれません。
またテーラードジャケットなどは自分の中ではその類のアイテムかもしれません。年を重ねるに連れ、物の良さがまた違った角度から分かるというのも洋服の面白さだと思います。今季迷わず購入したカルゼ地を使用したラペルドジャケットはステッチワークも効いたCALEEが表現する都会的なクラシカルなスタイルを想像させてくれます。年齢を重ねるに連れ、人の嗜好は変わりますが、それはトレンドも同じ事が言えます。ただ、洋服の良さであったり、本質は変わらないのは事実で、こういったジャケットにブランドとして辿り着いた事は、偽りのない真実です。ブランドとしても年を重ね、また今までと違ったアイテムや新鮮さのあるアイテムは、ファッションブランドとして常に提案し続けなければいけません。そこに洋服の面白さや良さを感じさせてくれた今季の中では個人的に一番思い入れの強いアイテム、それがラペルドジャケットでした。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : SNEAKER

普段はもっぱらブーツを履く事が多いですが、春夏の足元と言えばスニーカーがメインとなります。近年の90’Sファッションのリバイバルにより、スニーカーをあまり履いてこなかった人達もスニーカーに目を向けている様に感じます。特にここ最近はNIKEがトレンドとなっているのではないでしょうか。自分も遡ると、初めて自分で購入したスニーカーはNIKE社の物だったのを思い出し、物思いにふけています。
10代の頃から様々なスニーカーを履いてきましたが、十年くらいはスニーカーはVANSというように決めて、VANSばかりを履いておりました。そんな自分の固執した考えを払拭してくれたのが、一昨年にリリースしたCALEE×KEDSのスニーカーです。KEDS自体履いたのはこのモデルが初めてだったのですが、デザイン性はもちろんですが、フィット感やクッション性など、今までにない感覚でハマっております。また、自分のブランドのネームが入っているという点でもスニーカー好きにはたまらないですね。
気温が暖かくなると、衣変えと同じ様に、自宅の靴棚の整理から、昨年履き込んだスニーカー達のケアが習慣です。一足一足を手に取り、今年も世話になる相棒に思いを込めるのです。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Spring aloha

日中の気温も徐々に高くなってきており、桜の開花など視覚からも春を感じられるようになってきた今日この頃。店頭にもS/Sアイテムが続々と入荷してきており、本格的に春に突入しております。そんな新作のデリバリーの中から、毎シーズン、定番でリリースしているのがアロハシリーズになります。個人的に好きなアイテムの一つで、毎シーズン購入しているアイテムになります。アロハシャツは柄、カラーリングが特徴で派手なイメージのあるアイテムですが、そこが個人的に好きな部分になります。また、アロハシャツのヴィンテージと呼ばれる物に関しては、そのほとんどがレーヨン生地で作製されており、柄の通り、夏のイメージから清涼感ある作りをメインとして作製されていました。柄も抜染プリントやオーバープリントと呼ばれる手法が主となり、発色の良い深みのあるカラーリングが、色鮮やかで魅力的なデザインとして定着していったと言われております。昔ながらの手法が今に根付き、ファッションとして確立されている代表の一つがアロハシャツになるのではないでしょうか。
CALEEでもリリースされているアロハシャツは手書きで作製されたオリジナルパターンをオリジナルの10型の版で作製しており、アロハシャツ独特のフラワーパターンを見事に表現しております。生地もあくまでアロハシャツに清涼感を残すため、コットン、レーヨン混紡の生地を使用、レーヨンの清涼感とドレープ感を残しつつ、コットン混紡でレーヨン100%のボディーよりタフさもプラスされ、CALEEオリジナルのアロハシャツに仕立てております。個人的にも毎シーズン楽しみにしているアイテムでもあり、毎年アロハシャツのリリースが春の訪れを知らせてくれているように自分の中では感じてしまいます。

アロハシャツを身に纏い、バイクに跨るのが個人的には春の幕開けのような、そんな気がします。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : 環縫い

皆さんは、商品を買われた際に縫製仕様等を見る事はありますか?一口に縫製仕様と言っても様々な種類の仕様が存在しておりますが、今回は環縫いと呼ばれる縫製仕様についてのお話しをさせていただければと思います。

環縫いとは、ミシンで作られる縫い目として最初に作られた縫い目で、縫い目の裏側がチェーンのように見える縫製仕様の事を指します。一般的にチェーンステッチと呼ばれる縫製ですね。環縫いには専用のミシンが存在するのですが、下糸の交換作業の手間が減らせる事により自ずと生産効率は上がってくるので、ワークウェアの大量生産が盛んだった時代に多く用いられました。1950年代までが全盛期と呼べるのではないでしょうか。ミシンとして有名なユニオンスペシャルも環縫い専用のミシンになりますね。
CALEEでもワークシャツの縫製には環縫いを用いる事が多いです。古い時代の名残のような縫製仕様ですが、着込んで、洗い込むことによって作り上げる風合いは環縫いでなければ出せない風合いではないでしょうか。生地と縫製糸の縮率差によって生じるパッカリングと呼ばれる凹凸の独特な雰囲気、しわの出方、クラシックワークシャツの見栄えを表現する為に、生産効率は決して良いとは呼べない環縫いを使用します。

普段は目にも留めない裏側の縫製仕様ではありますが、その裏側の縫製仕様にも作り手の想いがしっかりと込められております。購入した時よりも表情を豊かにしてくれるワークシャツをロングタームで着てもらえればという想いでしょうか。
もし、お手持ちのワードローブの中にワークシャツがありましたら、縫製の裏側を一度ご覧になってみて下さい。

Naoto Monma / Production

TITLE : To the next stage part2

前回の企画、PRと2016年での新たなる目標を皆様にはお伝えしましたが、今回はSALESについてお話しさせていただければと思います。アパレル業界が不景気と言われる中でも特に深刻な不況に陥っているのが、地方の小売店ではないでしょうか。大都市集中型の昨今、若者は地方から都会へと移り住み、人口減少に歯止めがかからず悪循環のサイクルが止まりません。ただ、それに対して指をくわえて待つのではなく、対策をしっかりとブランドサイドと地方の小売店がシェイクハンドで考えていかなければならないと思います。どちらの立場が上だとかは関係なく、お互いに持つ情報を共有し、話し合いを行うことで現状の課題に対して新たな打開策が生まれてくるのではないでしょうか。お店一つ取っても昔のように勝手に売れていく時代ではなく、ブランドと同じように世界観作りからサービス等様々なことにおいて見直す必要があるのではないでしょうか。昔のまま、人通りの多かった駅前に居座り続けることが果たして正解なのだろうか。疑問が尽きません。インターネットがこれほど浸透している世の中で、WEB SHOPとはネット社会でもう一つお店を構えることであり、アイテムの写真一つ取っても差が生まれ、余りある時間をいかに有効かつ効率的に使えるか、この一点に要約されているのではないでしょうか。
ブランドサイドと地方の小売店の距離感を感じてしまうのが現状ではあり、ブランドの意向と小売店の意向とではどうしても壁が出来てしまう部分はありますが、お互いに少しでも歩み寄ろうとする努力が必要であり、その小さくはない努力が今後のブランドを左右していくのではないでしょうか。
 東京にCALEEオンリーの旗艦店を構えてから早くも4年が経とうとしています。幸いにしてCALEEに入社した仲間たちは皆販売の経験があり、様々なビジョンをお互いが持ち寄って旗艦店の運営や接客のスタイル、世界観作りなど、初めて旗艦店を作った時のお客様に対して、自分達に何が出来るのか、どうしたらもっと喜んで頂けるのか、朝方まで熱く語り合ったのが昨日のことのようです。これからまだまだ旗艦店を浸透させ、CALEEの成長、足を運んでくれる方々の成長と共にお店も成長していけるよう日々精進の毎日と思っております。今後のヴィジョンの一つとしては、大手企業との取引や海外へのアプローチを視野にSALESとして、次の展開に挑んでいければと思います。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : POLICY

ポリシーとは、日本語では、「物事を行うときの方針や原則」という意味があります。方針とは、「進む方向、目指す方向」という事なので、「目的を達成する為の根本的な考え方」と考えてもらうと簡単かと思います。人それぞれ、様々な目標・目的があります。その中で大事になるのは、自分自身のポリシーだと私は感じます。そのような揺るがない考えがある人こそ、その目標を達成できるのではないでしょうか。これからの長い人生を生きて行く中で、自分自身の目的や目標を見失いそうになる事も少なくないのかと思います。その時に身近に身に付けているこのリングを見て、また気持ちを切り替えれたり、購入した時のことを思い返したりと、目的の再確認が出来るのアイテムだと感じます。
また、POLICY RINGはCALEEのスタッフがチームリングとして使用しているのを、ご存知も方も多いのではないでしょうか。自分自身も入社したタイミングで購入しました。
スタートが違う、様々な性格や考え方の人間が同じ目標を持って仕事に取り組んでいます。皆様も様々な揺るぎないポリシーをお持ちかと思います。そのポリシーを忘れずに過ごす為にこのリングがあれば何か変わるのではないでしょうか。

Hirotaka Ando / Sraff

TITLE : BUSINESS TRIP BAG

普段はSTEWARDS LANE TOKYOの店頭の方に立っているのですが、先週末からもう1店舗のフラッグストア、STEWARDS LANE OSAKAの店頭の方に出張で来ていました。一週間とは早いもので、毎度ふと気がつくと東京に帰る新幹線の中だったりします。それだけ時間の経過が早く感じると言う事は、充実した内容の濃い時間を過ごせたという事に直結するのだと思います。
また、その充実した時間を過ごすためには、やはり前準備という事が大事であって、特に仕事においては、万全な準備が自分の仕事のクオリティーに繋がる事だと思います。普段身につけている名刺やペン、手帳以外にもそう言った際は、必要な物が多く、あれこれやっていると意外と大荷物になってしまうのも良く耳にする話ですね。
毎回そう言った出張の際は、たくさんの荷物の入るバックを使用するのですが、そんな時使うこのドラムバッグとも長い付き合いだなとふと感じました。モデルでいうと6〜7年前のアイテムだと思いますが、当時の買った時の記憶も鮮明に覚えている思い出のあるアイテムです。普通のビジネスマンであれば、出張の際もビジネスバッグを使うのが普通かもしれませんが、昔からアパレルで仕事をしているせいか、そう言ったバッグとは縁がなく、出張の際は必ずと言っていい程、活躍しているバッグです。レザー部分やオイルドのコットン地には所々、擦れなどの跡が残り、決して綺麗なバッグとは言えませんが、妙に思い出の詰まったバッグです。

CALEEからも最近では、ビジネス向けにも使用出来るクラシックなバッグ類もシーズンを重ね、増えてきました。何が機能的か、そして何が普遍的な価値がある物なのか、バッグにおいても人それぞれだと思います。これからも大事にして、昔このバッグについて文を書いたなと思い出す日が少し待ち遠しくなりました。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : SOUVENIR COACH JACKET

スーベニアジャケットは、諸説ありますが第二次世界大戦後に日本に駐留したアメリカ軍兵士が滞在の記念として、自分のジャケットに刺繍を入れて持ち帰ったのが始まりとされています。スーベニアジャケットという言葉でピンと来ない方でも、スカジャンという言葉を聞くと何となくイメージ出来るのではないでしょうか。横須賀に駐留する兵士がオーダーした事から横須賀ジャンパーと呼ばれ、それを略してスカジャンと呼ばれる様になったとされております。古着屋などで見ると、鷲や虎、龍などのオリエンタル柄が主流で、中には自分の所属していた部隊や基地などの刺繍デザインも見掛ける事があり、オーダーする兵士の思いが詰まったジャケットなのだと感じます。
俗にスーベニアジャケットと言えば、襟や袖、裾にリブが付き、ベロアやサテン地で製作されている物のが主流ですが、CALEEより今回リリースとなったスーベニアジャケットは、ナイロン地のコーチジャケットのシルエットを採用しております。アメリカンカジュアルの定番アウターであるコーチジャケットに日本の伝統技術であるオリエンタル刺繍との融合が斬新です。また近年、インポートハイブランドでもオリエンタル柄が注目されており、そういったトレンドの要素も併せ持つジャケットに仕上がっているのではないでしょうか。

アメリカンカジュアルをベースにし、その枠では留まらず、CALEEらしく昇華した物作りの提案。そんな思いがこのスーベニアコーチジャケットに詰まっています。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : to message back embroidery

2月も中旬に差し掛かり、スタイルも冬から春へと移行されている方も多いのではないでしょうか。今の時期は、まだまだ気温も難しい時期で、冬物のアウターに春物のインナーを合わせている方が割合としては多いように思います。ただ、春を先取りするのはスタイルを組む上でも重要なポイントで、春物のアウターも店頭では求めて来られる方も多いのが現状です。スタイルが春へと移行する中で、どうしてもスタイルが軽くなってしまいます。そんな中、カラーで重さを出すのはもちろんですが、デザインやディテールでインパクトを魅せることにより、スタイルの軽さを緩和出来るポイントとしてバック刺繍がオススメのポイントとして、あげさせて頂きます。
バック刺繍は歴史としても古く、元々が衣類の装飾から始まっており、企業や軍隊、チームなどのネームや想いなどを背中に掲げており、今ではファッションの一部として好きな方も多いのではないでしょうか。フロントにはジップやポケットなどのディテールがある分、バックの方がインパクトがあり、デザイン性としても大きめの刺繍を入れやすい、目立つという部分から、刺繍やプリントで企業のネームやチームロゴ等を刺繍でバックに入れるというのが主流だった背景があり、今もなお、ブランドの拘りやPOLICYなどを背中に刺繍で入れているのではないでしょうか。

CALEEでも様々なバック刺繍アイテムをリリースしており、シーズンテーマやその時、その時伝えたいメッセージなどをバック刺繍でデザインとして落とし込んでおります。そういったCALEEが伝えようとしているメッセージなどを洋服を通じて、感じていただければ幸いです。また、そういった部分にまで目を向けることで、よりブランドを知っていただけるのではないでしょうか。昔からの定番ディテールでもあるバック刺繍、ブランドの拘りを背中に背負ったファッションもスタイルの楽しみでもありますね。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : Is not discolored

先日、そろそろ重いアウターを一度仕舞おうかなと思い立ち、ついでにと色々洋服の整理を行っていたのですが、見ていると色々と思い出す事があったりしました。音楽を聴くとその当時を思い出す人がいるように、洋服を見るとその時を思い出す。つくづく洋服屋なのだなと思い知らされました。整理していく中で、自分が初めて手に入れたCALEEの洋服が見つかりました。
手に入れたと言う表現はちょっと違うのですが、今からもう10年以上に自分の結婚祝いにPRESSのTAKAHASHIが当時くれた物でした。お互いその当時はCALEEスタッフではなく、別々の職場で働いていたのですが、結婚祝いにプレゼントとして貰いました。
その当時、自分はまだCALEEというブランドの存在を知らなかったので、このカットソーが教えてくれたブランドでした。
それが、今ではプレゼントを貰った側と上げた側が同じ職場にいるのでスから、分からないものです。
10年以上前と言えば、若かったのでラグランスリーブのカットソーでも十分嬉しかったのを鮮明に思い出しました。今となっては、シーズンアイテムとしては、中々リリースしなくなったアイテムではありますが、デザイン的にもまだまだ着こなせるアイテムだなと思います。

これから先、何年経っても色褪せる事のない思いでが詰まったカットソーです。一生捨てる事の無いカットソーは、これ一着くらいな物でしょう。

Naoto Monma / Production