DIARY

TITLE : BRAND BOOK Vol.24

いよいよ東京も肌寒くなり、本格的に冬のシーズンに差し掛かろうとしております。秋冬コレクションのBRAND BOOKも無事完成し、全国のDEALERSより配布されております。皆様はご覧になられたでしょうか?毎シーズンリリースされるBRAND BOOKですが、弊社ではシーズンコレクションが年に3回行われ、実質4ヶ月分のアイテムコレクションとなり、そのアイテムサンプルを作製し、展示会を行い、そして今回の様なBRAND BOOKを作製という流れになります。作製に掛ける時間には企画思案の時間を抜き、打合せから始めて2ヶ月間の間にて作製致します。ご覧なられた方はご存知だと思いますが、4種類の特集に加え、全商品を掲載しており、シーズンの世界観が十二分に詰まったBRAND BOOKとなります。今では、ブランドから配布されるカタログなしでは洋服を購入出来ない方も多いのではないでしょうか。BRAND BOOKの作製において弊社スタッフ、自分含めた3人にプラス、フォトグラファー、スタイリスト、エディター、デザイナー等外部の方々を含めた、数多くの方々の協力により作製されております。
特にその中でも大変なのが、モデルを使った特集になります。雑誌媒体も含め、カタログ等のメインを飾るのがブランド特集となり、反響や注目されるメイン部分となります。打合せにてブランド世界観を確認し、方向性を決め、モデルのアポ、オーディションから、シュチュエーション決め、スタイリングと様々なことを一つ一つ行っていきます。そして本番の撮影を迎えます。また、そこで終わりではなく、そこから写真をセレクト、構成を決め、レイアウトデザインを作製していきます。また、この撮影後の作業にて出来上がりの完成度が大幅に左右されることもあります。また、それが海外ともなると国内ではモデルと意思の疎通も取れやすいのですが、海外の現地モデルとなるとそうはいかずこちらが撮りたいシュチュエーションを伝えるだけでも四苦八苦する場面もあります。他にも様々な予期せぬことやトラブルが増えることもあり、納得のいく1カットを撮るのに半日近くかかることもあります。特に今回では、気づいた方もいると思いますが、巻頭特集ではシンプルに写真を一枚一枚掲載するのではなく、何枚もの写真を組み合わ せ一つのデザインとして1ページを構築したり、ブランドの世界観に合った素材を集め、写真と組み合わせたページ等、今までにはない新たな特集となっており ます。中特集では日本国内に滞在する外国人モデル達を選りすぐり、バラエティーに富んだ外人モデルを採用し、巻頭特集とはうって変わったモデルを活 かしたシンプルなポートレイト特集となります。巻頭と中特集の180度違った特集を楽しんで頂けたのではないでしょうか。
また、それ以外にも深く繋がりの ある友人達による特集や、メインアイテムを深く知ってもらう為のフィーチャーページが全6ページと以前にも増し、ブランドの世界観を深く知ることがで きるのではないでしょうか。今回も、仲間達で作った渾身のBRAND BOOKを見てみて下さい。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 大阪の地で…

自分が生まれ育ったのは大阪の岸和田市で、毎年だんじり祭りという市ぐるみのお祭りが行われております。だんじり祭りは自分の住んでいる町ごとに分かれて老若男女問わず、町全体で力を合わせて取り組むお祭りです。江戸時代から行われているとされ、元々は殿様に対する見せ物として始められたお祭りが、今も尚続いております。選ばれた職人さんによる5トン程の彫刻品を150人で引き、町全体を走り回ります。その期間は町全体が異様な活気に満ち溢れており、幼い頃からそういった雰囲気に触れ、伝統や継承する素晴らしさを知り、年齢を問わず一つの目標に向かい汗を流しておりました。終わった後は言葉では言い表せない程の高揚感で、そんな大阪の独特な街で生まれ育った自分の価値観には誇りを持っております。
10月よりSTEWARDS LANE OSAKAをメインに働かせて頂く事になりました。まだまだ未熟ではありますが、店頭スタッフとして、洋服を着る事の楽しさは勿論の事、それに付随するブランドの思いやカルチャーを、大阪の地でより多くの様々な世代のお客様に伝えていきたいと思っております。また、お客様と直接会話し触れ合う事での新たな発見や経験で、自分自身も成長していていければと思っております。

Hirotaka Ando / Staff

TITLE : MILITARY LOOK

ミリタリーシーンと言っても一括りにしてしまうと非常に奥が深く、探求し始めたら、もう戻って来れないのではと思ってしまうくらい深い歴史的な背景も眠っています。自分は元々モッズというスタイルからミリタリーシーンに興味を持ち始め、気が付くとイタリアンスクーターにたどり着いていました。ただ、少なくとも言える事は時代のトレンドにあまり流されず、いつでもスタイルを確立し、不動の地位を欲しいままにしているというとそういったニュアンスは正しい表現なのかもしれません。
CALEEからも様々なシーンを象徴するアイテムがリリースされていますが、先日リリースされたファティーグジャケットもそんなアイテムのひとつです。元々使用されていた時期や場所の気候によって機能性を最優先させたデザイン性は様々あり、そんな歴史的背景を語ってきりがなく、ただの頭でっかちになってしまいます。ただ、それをどれくらい現代のスタイルにモディファイ出来るかが最近のミリタリーシーンの面白さだと自分は思っています。
オリジナルブリティッシュカモをあしらったちょっとクラシックな匂いをさせてくれるデザインは、まさに現代に突如として現れたアーバンスタイルのように感じてしまいます。そんなクラシカルなアイテムは、この秋ボタンダウンシャツにネクタイを締め、ワークベストを羽織り、バイクに跨ってオータムスタイルを楽しみたいなと思っています。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : BACK TO THE ROOTS

歳を重ねると、心を揺さぶられる物事が減ってきてしまうのは、様々な経験を経てきているからなのでしょうか。若い頃の様に新しいものを見た時の感動はなかなか感じられずにいる様に思います。
ただ今でもふと原点回帰した時に高揚感が体の中を駆け巡ります。自分のルーツを辿るのは、絡まった糸を解くような感覚に似ていて、なぜこうなっているのかを考えながら先へ先へと解いていきます。そういった作業がとてもエキサイティングで、ワクワクするのです。
自分の中での洋服のルーツはアメリカンカジュアルです。ただ単純に、初めて洋服に興味を持ったのがそういうスタイルだったのです。そのあと音楽、スケート、モーターサイクルなど、様々な影響で姿を変えていきましたが、根源にはやっぱり住み付いているのです。いい意味で人の目を気にして選べる様になった今、自己満足から入ったファッションだからこそ、特にそういった原点回帰は大事なのかもしれません。どんなに歳を重ねてもパーカーを、いつも手に取ってしまう自分がいるのは、またぐちゃぐちゃに絡まった糸を一本線に張りたいと、体が求めているからなのかもしれません。そして毎年毎年積み上げられていくパーカーを見つめ、思いを馳せるのです。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : Now and old three-piece

スリーピースやセットアップと言う言葉が一般的になってきたように感じております。というのも、今ではどこのブランドでもスリーピースやセットアップをリリースしており、同生地、同色での着こなしも冠婚葬祭だけに留まらず、タウンユースでのファッションとして確立されてきているように思います。セットアップやスリーピースで、まず思い浮かぶのはスーツスタイルになるのではないでしょうか。ただ現在のスリーピースやセットアップはワークに寄せたアイテムやクラシカルなアイテムなどイギリスで生まれたキレイ目なスーツスタイルとは違いアメカジの要素や歴史、日本独自の柄や生地などがプラスされて、今の独自のスリーピースやセットアップになっている様に思います。タウンユース向けにあくまでプライベートのファッションとして取り入れられているような、そんな時代になってきているのではないでしょうか。
CALEEでも毎シーズン、同生地、同色のアイテムをリリースしております。秋冬シーズンも立ち上がり、抜栓プリントを施したモールスキン生地を使用したスリーピースが、今季リリースされております。ジャケットにはカバーオールタイプのジャケットを採用し、ベストにはワークベスト、ボトムスにはワークトラウザーとワークスリーピースが店頭に並んでおります。クラシカルなカバーオールを始め、単品でも活躍してくれる杢ストライプ状の生地はオリジナルならでは仕上がりとなっており、少し大人っぽくも着用できるアイテムとなっております。昔のファッションとは違い、今のタウンユース向けのスリーピースで秋のスタイルを楽しむのも今のファッションを楽しむことと言えるのではないでしょうか。

Naoki Kikuchi / Staff

TITLE : ESSENCE

元来古着好きの自分は、使いこなされたモノにとても惹かれてしまいます。特にブーツなんかは新品で購入しても早くヤレてくれないかなと、思いながらいつも足を通してしまいます。それはワークブーツ全般に言える事ではありますが、コードバンやブリティッシュライクなブーツでも履き皺入っていた方が何となくかっこ良く見えたりしませんか?洋服もパリッとした奇麗な良さは勿論有るとは思いますが、クタ感が出始めた時もそれはそれでかっこ良いなと思います。ブーツに括って言ってしまえば、スニーカーとは違い履き潰して終わりでは無く、何度もリペアを繰り返しながら自分の皮膚の一部として錯覚させる程に履けてしまうモノです。そこにはやはり愛着というものが存在しているのでしょう。
リペアを繰り返して履き続けられたブーツはモノとして使われる事を全うしている姿の様にも思えます。持ち主は愛着がありながらもモノを道具として使い込み、モノとは決して馴れ合った付き合いではない事を示しているようにも見えます。それは使う側の人も使われる側のモノも媚びているのではなく、自立した関係で成り立っている様にも思えました。だから使いこなすとは人がモノを使いこなすのではなくモノが人を使いこなすのでもない。互いに近過ぎず遠過ぎない関係があって成り立っているのだなと、事務所に飾られているブーツを見上げて思った事でした。

Naoto Monma / Production

TITLE : 2nd

先日、念願のセカンドウォッチを購入致しました。1年前からセカンドウォッチの購入を検討しており購入するウォッチ自体は決めてはいたのですが、中々市場に出回る機会もなく、あきらめかけていた時に、偶然たち寄ったアンティークウォッチ店にて見つけることが出来、即座に購入を決めました。自分の体型や腕周りにあった、大きさと、海外での出張も踏まえ24時間ベゼルの付く程よいゴツさを持ったGMTマスターをファーストウォッチに選びました。また先輩の勧めもあったことも購入を決意した、後押しとなりました。カジュアルは勿論、トラディショナルなスタイル等TPOを選ばずに使用できるユーティリティー性も長く愛用できるポイントとなっております。今回、セカンドウォッチに選んだのが、同モデルの赤青ベゼルのGMTマスターでした。長年定番として根付いているツートンタイプベゼルのGMTマスターはベーシックな黒とはまた違い、時計としての主張が強くカジュアルなスタイルに一際目立ってくれる時計ではないでしょうか。
ブランド11年目に突入し、これまでの10年とは違った歴史を作り上げていく上で、大人としてのワンステップ上る為のセカンドウォッチの購入だったかもしれません。これから何にでも合うベーシックな黒と個性の強い赤青ベゼルの2本が自分の持つキャリースタイルにさらに際立たせてくれると思っております。


決して安い買物ではありませんが、これからの自分に対する糧となってくれるのでないでしょうか。

Hiromasa Takahashi / Press

TITLE : 90’s

最近、天候の悪い日が続いていますが、個人的には九月と言えば、雨のイメージが強くこうした雨の日が続いていく事によって着々と秋が近づいているんだろうなと日々、物思いに耽ってしまいます。また、毎シーズンこの時期になると、CALEEの象徴的なアイテムでもあり、スタンダードアイテムとしてリリースされているベースボールキャップがいつリリースされるのだろうと気になってしまいます。
言わずと知れたCALEEが常にバックボーンを置いている90,S渋カジスタイルを彷彿とさせてくれる代表的なアイテムでもあり、一番ポピュラーで、身近なヘッドギアかもしれません。いつもの事ながら、店頭に並んでいるのを見ると自分も中学生くらいだった頃、スタジアムジャンパーにベースボールキャップを深めに被り、カッコつけていた頃をふと思い出します。
そんなベースボールキャップは自分に取っても思い入れが深く、またCALEEにとっても語る上で欠かす事が出来ない11年の歴史の中に色濃く刻まれています。そんな前者と後者が面白いまでにリンクしている事が今のなっては偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
自分に取って原点であるものが、スタッフ間でも同じ境遇が重なり、また一世代上の世代の上司がリアルにその時代を生き抜いて来た事、そんなすべてのバックボーンがCALEEのアイテムに顔を出す所が本当に面白いなと最近良く感じます。
時代は変化していきますが,、ベースボールキャップを深めに被り、街に繰り出す人のスタイルは常に普遍的なものであって欲しいと思い耽る、そんな一コマでした。

Kentaro Motoki / Staff

TITLE : 季節を感じる

前回このBLOGを書いた時には夏の話しをしていたら、やはり夏はあっという間に過ぎて行く季節ですね。9月は誕生月という事もあり、個人的に一番好きな季節です。洋服を着飾る上でも、夏に比べ暑さが和らぐ為、レイヤードを楽しめる分、バリエーションが増えるという事も、一番好きな時期の理由として挙げられます。ただ近年では残暑が続き、一気に寒くなる年もある事から、なかなか秋という時期を感じきれず、10代の頃に感じていた秋の気分とはまた違った雰囲気で秋を過ごしているのも事実としてある様な気がします。洋服に携わる仕事をして尚更それを感じており、秋口に製作するアイテムの素材選びも重要になっています。
ニット系のアイテムは特に分かりやすいのではないでしょうか。春にリリースするもの、秋にリリーするもの、冬にリリースするもので、素材に変化を付けています。
今シーズンリリースしたカーディガンは、太番手の糸を使いざっくりと編み上げていますが、素材にはコットンとリネンの混紡糸を採用しています。着易さや通気性などを考慮しながらも、見た目のボリューム感はしっかりと残した仕上がりになっています。

素材選びで季節を感じる。
これからもっと洋服熱が増しそうですね。

Masayuki Hayashi / Staff

TITLE : The autumn clothing

蝉の鳴き声が少なくなり、夜になると鈴虫の鳴き声が聞こえてくるなど、夏の終わりと秋の始まりを告げているようですね。ただ、今の時期は残暑がどうとか、季節に関係なく気温に左右される独特の時期でもあります。
最高気温が高いので、日中は暑く、最低気温が低くなってきているので、朝、夜は肌寒ささえ感じ、スタイル自体難しい時期でもありますね。店頭に立っていても秋に何を着ていいのかと悩まれている方も多く見受けられます。

そんな今の時期、個人的にオススメなのがdenim jacketになります。
秋には古着のデニムジャケットを良く着用しており、鈴虫の鳴き声と共に、
その記憶が蘇り、懐かしさを感じてしまいます。
そんな中、今季、CALEEからデニムコサックジャケットがリリースされています。コサックジャケットは諸説ありますが、アメリカの騎兵隊が着用していたことがルーツとなっており、昔から存在しているジャケットになります。ただ、ヴィンテージのコサックジャケットを見てみると、その殆どがレザーで作製されており、値段も高いアイテムとなっております。CALEEでは、そんなコサックジャケットを定番でリリースしている、ストレートデニム、テーパードスリムデニム、スリムデニムと同生地のジンバブエコットンを使用したデニム地で作製しており、コサックジャケット特有のスタンドカラー、裾の左右ポケット、ボタン留めのディテールは採用し、デニム地での作製、裾のポケットをフラップ型ではなくスラッシュポケット、ボタンにはデニムでも使用しているオリジナルのドーナッツボタン等、オリジナルならではのジャケットに仕上がっております。

何を着用すればという方には、まずはTシャツにこのコサックジャケットを羽織ることを
今の秋口にはオススメしたいですね。

Naoki Kikuchi / Staff