FOCAL POINTS
CALEE×BINGO KASURI

昨年、CALEEは日本の伝統工芸である久留米絣とのコラボレートを完遂させ、コンシューマーから多くの反響が上がる結果となった。そして、今季は久留米絣、伊予絣と並び日本三大絣の一つでもある備後絣とのコラボレートに着手。広島県福山市を発祥とする備後絣は富田久三郎という人物が手引き糸を使って経糸の一部を竹の皮でくくり、それを染め上げて井桁絣を考案したのが備後絣の始まりと言われている。今季CALEEでは、藍色の濃淡により柄を表現し奥深い絣の味わいを楽しむ事の出来る柄模様の絣を作製し、日本古来から神事に羽織られてきた半被とショーツに仕立てた。久留米絣よりも少し肉厚の生地が体に抜群のフィット感を生み出し、絣故の清涼感も相まって夏時期の羽織りものとしては最適であることに疑いの余地は無い。洋装化の波に沈みながらも、必死に抗い、現代まで脈々と受け継がれてきたその思いを持って生まれた珠玉のアイテム。CALEEとしての進化が垣間見れるのではないだろうか。
CALEE × DANNER

1932年に創業したブーツメーカー DANNER。日本でもなじみ深いその名は誰もが知るシューメーカーである。DANNERの名を知らしめたのは、世界で初めてゴアテックスをブーツに採用した DANNER LIGHTの存在だろう。ファミリージュエルと呼ばれるこのモデルが DANNERを飛躍に導いた。今季CALEEがコラボレートモデルに選んだのは、季節も考慮してレザーサンダルをチョイス。レザーにはホーウィンのクロムエクセルレザーを採用し、ソールはDANNERソールを装着。バックルにはブランドネームを刻印した肉厚の真鍮バックルを装備し、武骨なレザーサンダルを完成させた。アッパーにもブランドロゴとDANNERロゴを刻印している。クッションソールとなっているため、レザーサンダルの盲点とも言える履き心地もクリアされている。夏場には欠かせないレザーサンダルも大手シューメーカーの高品質とCALEEのデザイン性がクロスオーバーして産声を上げたアイテムだけに、夏場の足元はこれで決まりだ。
CALEE × ECUA-ANDINO

ECUA-ANDINO は、エクアドルの地にてハンドメイドでパナマハットを作製しているブランドである。これまでにもルーズベルトやポール・ニューマン、ショーン・コネリーなど数々の著名人が愛用したことでも知られるパナマハット。その中でもハンドメイドに拘る ECUA-ANDINOは世界的なファッションショップでも取り扱われ、今なお多くの人々が愛用していることで名を馳せている。今季 CALEE ではロングブリムのパナマハットを採用。ブラックとベージュの定番カラーの他にも中南米独特の柄で編まれたMIXカラーも採用した。通常硬めに仕立てられるパナマハットだが、パナマ草をしっかりと釜入れしてからハンドメイドで編み上げることにより、柔らかな質感を持つパナマハットに仕上がっている。清涼感にも優れたパナマハットはサマーハットの王様と言っても過言ではない。そのクラシカルな佇まいはいつまでも魅力に溢れている。
CALEE × VAGUE WATCH CO.

大手国内メーカーでは実現することの出来ないエージング加工や個々のパーツの作り込みでは他の追随を許さず、独自の世界観を表現しているVAGUE WATCH CO.。今季CALEEがコラボレートアイテムとして選んだモデルは、VAGUE WATCH CO. の旗艦モデルである「BLK SUB」。1970年代に海軍の上官に支給されていたダイバーズウォッチをベースにしたモデルである。その名の通りブラックフェイスが武骨な印象を与える一本は、文字盤にブランドネームを赤文字で名入れし、裏蓋にはイーグルが刻印された逸品。レザーで作製したオリジナルのNATOベルトを装着させることでより精悍な表情となっているのではないだろうか。腕時計は男の品格を表すもの。精悍なブラックフェイスウォッチを相棒に選ぶのは必然だろう。
DIAMOND CUT ACCESORY

トップスが軽くなる春夏スタイルを華やかに彩ってくれるジュエリーアクセサリー。思い思いのアクセサリーを身に着け、街に繰り出す人も増えて来る時期になると必然的に新作のアクセサリーに注目が集まる。今季新作でリリースするジュエリーアクセサリーは、ダイヤモンドカットを施したリング。キャストと呼ばれる型からオリジナルで作製し、幾何学な凹凸が特徴のダイヤモンドカットにより高級感と大人っぽい雰囲気は言わずもがな。肉厚、無骨なイメージに仕立てられたリングは、ネックレストップとしても使用可能。春夏のスタイルに欠かせないジュエリーアクセサリーも新作アイテムで、気分もスタイルも新鮮さが出るものを身に着けたい。胸躍らせる春の訪れが今から待ち遠しいではないか。
ALLOVER SOUVENIER JACKET

昨年は年間を通してメインアイテムとしてスーベニアタイプのジャケットをリリースしてきた。虎や龍と言ったオリエンタルをモチーフとした刺繍を入れ、1950年代のスーベニアを彷彿とさせるアイテムに仕上げた。スーベニアジャケットの作製も円熟の域に入った 2017年は、ミリタリーモチーフのスーベニアジャケットに着手。生地には50年代のスカジャンに使用されていたコットンとレーヨンを混紡した生地にオリジナルの花柄を総柄プリント。バックには U.S.NAVY のアイコンでもあるアンカーにオリエンタルの代表モチーフである龍がとぐろを巻いて巻き付くデザインを刺繍でオン。フロントにも両胸に抜かりなく刺繍を施した。今季はピンクカラーも仲間入りして、ヴィンテージ感も程よく感じさせてくれるジャケットになった。総柄とスーベニア刺繍が一体となった一着は、今までの集大成とも呼べるジャケットになっているのではないだろうか。
CALEE × CLASS 5

1971年にカリフォルニア州バークリーで誕生したアウトドアブランド「CLASS 5」。THE NORTH FACEの共同経営者であり、デザイン統括責任者であったJUSTUS BAUSCHINGER氏によって立ち上げられ、当初より本物志向のコアな層に向けてアウトドアアイテムを展開していた。今季CALEEではCLASS 5で展開しているクラシカルなバックパックをコラボレートアイテムとして作製。ナイロン地のブラックの他にもデニム地を使用したネイビーカラーも展開。デニム地を採用することにより、カジュアルなテイストでも使用できるのではないだろうか。パーツも別注し、レザーワッペンが配される。大きすぎず小さすぎないそのデザインは女性でも扱えるサイズとなっている。カリフォルニアの空気とCALEEの意匠が詰め込まれたバックパック。流行を見せ始めているからこそ、本物を選びたい。
CALEE × THING FABRICS

愛媛県今治市で近年、世界から一躍注目を集める今治タオル。市内に100社以上の工場がひしめく、一大産業に発展している。その品質は等級が管理されるほどに厳粛であり、世界が認めた品質として認識されている。その品質に甘んじる事無く、今なお進化発展を続ける地場の職人との協同にてタオル地を筆頭に様々なテキスタイルを開発し、アパレル分野での活躍も目覚ましい THING FABRICSと今季、コレボレートアイテムを開発した。超長綿を使用したショートパイルを用いて作製したカットソーとショーツは吸汗性にも優れ着心地の良さは折り紙付き。オリジナルパターンを使用し若干のオーバーサイズに仕上げた。裾にワンポイントでCALEEを象徴するべくイーグルの刺繍を配し、アクセントとしても申し分なし。春夏のリラックスアイテムとしては勿論だが、MADE IN JAPANの持つクオリティーの高さにも触れてみては如何だろうか。