MONOGRAM SERIES

CALEEではブランドロゴを作製する際、定番ロゴとシーズンロゴの2つのロゴを使い分けてコレクションラインナップに落とし込んでいる。コレクションラインナップをクリエイトしていく中で、ブランドにとっての顔となるグラフィックはアイテム作製の過程においてとても重要なファクターとなる。
そのグラフィックは、グラフィッカーやアーティストと入念な打ち合わせを経て生まれるものと、感性で描いたものとで分別出来る。今回のモノグラムロゴは後者。
名の気なしにノートに描いた言わば落書きから発展し、形作られていったロゴである。

 

モノグラムロゴと言えば、ハイエンドブランドが一番馴染み深い所であり、お決まりのように次々と新たなモノグラムロゴが作られている。それは、ブランドの名前を知ってもらう為の一番の表現方法であり、身に着けける側としても分かりやすい安心感がある。すなわち、ブランドサイドとエンドユーザーの、お互いのニーズが合致した稀有なデザインとも言える。
ここで少しばかり個人的な話をさせてもらうと、モノグラムのイメージはベースボールチームのロゴが一番馴染み深い。アメリカでいうところのMLB、日本だとNPBがそれにあたる。好きなチームのロゴが入ったTシャツやCAPを親にねだって買って貰ったのが、おそらく物心が付いて初めての自己主張ではないだろうか。きっと諸兄弟の中にもそう言った経験を持つ人は多いと思う。
好きなチームロゴが入ったアイテムを身に着ける事で、そのチームに対する自己表現を視覚化し、突き詰めればアイデンティティをも表現するツールへと変貌する。
また、他人が身に着けているそのロゴを見るだけで相手を知る為の材料であることは、大人になっても変わらない不変のものであると感じている。
幼い頃より変わらずに今も根付いている側面にもフォーカスを当てて作製したのがこのモノグラムである。

 

前述したようにブランドの顔となるグラフィックとして、総柄テキスタイルに落とし込みCALEEというブランドアイデンティティをファッション的な解釈で表現したMONOGRAM SERIES。
ハイエンドファッションブランドとはまた違う切り口のアイテムに仕上がっている。
ロゴ単体では見えてこないグラフィックの可能性、深部をエンドユーザーの方々に感じ取っていただきたい。

 


 
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